清見糺鑑賞19 鎌倉なぎさの会
122 かがまりて窺いおれば潮だまりに綺羅はしる見ゆ青きベラなり
「かりん」97年11月号
房総の海の潮だまり。立ったままではなく、何か魚がいるかなとかがんで窺っていると何か美しいものがさっと目をよぎった、それは青いベラだったよ、というのである。下句のスピード感が、わくわくした楽しい気分をうまく引き出している。
122 かがまりて窺いおれば潮だまりに綺羅はしる見ゆ青きベラなり
「かりん」97年11月号
房総の海の潮だまり。立ったままではなく、何か魚がいるかなとかがんで窺っていると何か美しいものがさっと目をよぎった、それは青いベラだったよ、というのである。下句のスピード感が、わくわくした楽しい気分をうまく引き出している。