ブログ版渡辺松男研究2の29(2019年11月実施)
Ⅳ〈悪寒〉『泡宇宙の蛙』(1999年)P145~
参加者:泉真帆、岡東和子、A・K、菅原あつ子(紙上参加)、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:泉真帆 司会と記録:鹿取未放
225 胡桃の実ねずみの脳のようなれど怖がらないで割ってごらんよ
(レポート)
字面のまま読むと、クルミを手に乗せている人がもう一人に、「割ってごらんよ」と言っている場面になる。「怖がらないで」が逆に怖ろしさや不気味さを増幅させる。「割ってごらんよ」の誘いも怖ろしい。(真帆)
(紙上参加)
胡桃を割るとその実は鼠の脳のようだからなんだか気味が悪い。でも割って食べればおいしいよ。ちいさな子に話しかけるような下句が優しくてあたたかくて、でもなんだかちょっと怖い歌。(菅原)
(当日意見)
★よく分かる歌ですよね。ただ わざわざ似ていると言われると怖い感じはしますね。(鹿取)
★言われると不気味な気がしますね。(岡東)
Ⅳ〈悪寒〉『泡宇宙の蛙』(1999年)P145~
参加者:泉真帆、岡東和子、A・K、菅原あつ子(紙上参加)、渡部慧子、鹿取未放
レポーター:泉真帆 司会と記録:鹿取未放
225 胡桃の実ねずみの脳のようなれど怖がらないで割ってごらんよ
(レポート)
字面のまま読むと、クルミを手に乗せている人がもう一人に、「割ってごらんよ」と言っている場面になる。「怖がらないで」が逆に怖ろしさや不気味さを増幅させる。「割ってごらんよ」の誘いも怖ろしい。(真帆)
(紙上参加)
胡桃を割るとその実は鼠の脳のようだからなんだか気味が悪い。でも割って食べればおいしいよ。ちいさな子に話しかけるような下句が優しくてあたたかくて、でもなんだかちょっと怖い歌。(菅原)
(当日意見)
★よく分かる歌ですよね。ただ わざわざ似ていると言われると怖い感じはしますね。(鹿取)
★言われると不気味な気がしますね。(岡東)
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