みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

モロッコ、彼女たちの

2022-08-01 13:01:07 | 映画


  上越映画観賞会 第218回例会 作品です

  ネットより

 地中海に面する北アフリカの国モロッコを舞台に、それぞれ孤独を抱える2人の女性がパン作りを通して心を通わせていく姿を、豊かな色彩と光で描いたヒューマンドラマ。

 これが長編デビュー作となるマリヤム・トゥザニ監督が、過去に家族で世話をした未婚の妊婦との想い出をもとに撮りあげた。

 臨月のお腹を抱えてカサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブーとされ、美容師の仕事も住居も失ってしまった。

 ある日、彼女は小さなパン屋を営むアブラと出会い、彼女の家に招き入れられる。アブラは夫を事故で亡くし、幼い娘との生活を守るため心を閉ざして働き続けていた。

 パン作りが得意でおしゃれなサミアの存在は、孤独だった母子の日々に光を灯す。アブラ役に「灼熱の魂」のルブナ・アザバル。

 2019年製作/101分/G/モロッコ・フランス・ベルギー合作


  静かな映画でした  セリフも登場人物も少なめ  舞台もほとんどが家の中

  日本の映画とは違う  見る方が想像力を駆使しなければならない映画でした と私は思う

  カスバの街の路地・・・着ているもの 部屋の装飾品 人々の騒めき スカーフのかぶり方  すべてが神秘的でした

  妊婦の女性が路頭に迷い 手を差し伸べた女性は未亡人  パン屋さんだったのですが

  妊婦さんはとても明るく前向きでおしゃれで 小麦粉の知識やパン作りが上手。。

  だんだんと二人が仲良くなり 出産をし 妊婦だった女性は子供に名前を付け 出ていく・・・・

  映像が綺麗でした  フェルメールの絵のよう  遠い異国の生活様式や日本とは違う女性の立場を知ることが出来ました

  見終わったときは頭の中に???があったのですが 友人数人との合評会?!でだんだんと理解できました

   ふらりとやってきた妊婦さんがもたらした様々のことは その後のパン屋親子に大きな思い出を残すんでしょうね

   パンがね すごくおいしそうでした  ムスンメン(クレープ)  そしてほそーっく伸ばして丸めて手でたたくパン

   丁寧につくるんだよと妊婦に指摘され パンを作りながら 未亡人の心もほぐれて言ってんでしょうね。。

   日本で初めて上映された モロッコ映画とのことで 異国情緒に触れられた上映会でした
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チロンヌプカムイイオマンテ

2022-08-01 08:50:38 | 映画


  毎日暑いですね  日曜日 31日は朝からとても暑く どうしようか・・・・と思いました

  映画館だね  世界館へGO と言うことで 朝9時からの上映作品を見ました



  ネットより

 アイヌ民族の知られざる祭祀「チロンヌプカムイ イオマンテ(キタキツネの霊送り)」を記録したドキュメンタリー。

 1986年、屈斜路湖を望む美幌峠で、75年ぶりに「チロンヌプカムイ イオマンテ」が行われた。狩猟民族であるアイヌの教えでは、動物は自らの肉や毛皮を土産にして人間の国へやって来るとされる。

 彼らはキタキツネを我が子のように育てると、そのキタキツネに祈りを捧げて歌や踊りで喜ばせ、土産を背負わせて神の国へ送る「イオマンテ」を執り行う。

 祭祀を司るアイヌ長老・日川善次郎エカシは、祈りの言葉の一言一句に魂を込める。

 60年代から日本とアジアの民族文化を撮り続けてきた北村皆雄監督が、86年当時の映像に2Kレストアを施し、貴重な祭祀の様子をよみがえらせた。

 漫画「ゴールデンカムイ」のアイヌ語監修者・中川裕がアイヌ語の現代日本語訳を担当。(※タイトル「チロンヌプ」の「プ」は小文字が正式表記)

 2021年製作/105分/G/日本

  アイヌ民族に興味があるのはみなさんも同じでしょ   神秘的で日本人の原点のような人たち  とても気になっているのです

  この映画の予告編をみて 心がざわざわ。。   しかし可愛い可愛いキタキツネの霊魂を神の国へ・・・・

  そこがとても引っかかり 躊躇していたのですが  やはり見ようと出かけました

  素晴らしかった  すべての物に神が宿る  アイヌの精神文化を充分知ることが出来ました

  そして衣装のデザインが素敵すぎて。。   以前に無印良品で展示されているのを見た時もググットきたけれど

  映画の中の色鮮やかなアイヌ衣装   そして祭事に使う木の枝を削り作る道具?  どれもこれも素晴らしかった

  8?民族?  部落かな一堂に集まって歌や踊りを披露するのですが もう見られない映像に感激。。

  お顔立ちがね 日本人とは違って 西洋風なのよね。。

  キタキツネの霊魂が無事に神の国の両親のところに行けましたように

  生きていくということは 他の命を頂く事  そのことを忘れず 残酷さを感謝で送る儀式(うまくいえない)

   この映画絶対におすすめです   もう見れないのよ  映像の力は凄いな

   そして上映してくれた世界館は素晴らしいな と思いました

   日々感謝   生きていることに感謝   それを忘れずに。。日本人の心があったわ
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