とりあえずブログはじめました!

おやじバンド「Desperado」の活動記録と
山ちゃんの趣味に生きるこのごろ

VICE

2019-04-17 17:50:27 | 映画

Vice president ブッシュ(息子)大統領時代の副大統領、チェイニー。

僕の感覚では、イラク攻撃はボルトンとかの強硬派で無能な側近たちに踊らされた大統領の過ち、と思っていたのですが、その無能な大統領をいいことに自分の利権も含めて多くの犠牲者を出したのは、このチェイニーだったのだということを知らしめるものでした。

言い訳も、3000人の犠牲者(9.11)や偉大なアメリカを守るための戦争で、やむを得ないと言いながら、イラク人だけで60万人もの犠牲者を出す事実を無視しているとは...

本人の生きざまもわかる部分もないではないが、「グレート・アメリカ・アゲイン」と、最近もよく聞くセリフが、まったく独りよがり、権力を持った者のおごりと感じさせる。

ビン・ラディンやアブバクル・バグダディを創った責任を、少しでも感じてもらいたいものだ。


ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

2018-12-04 21:39:17 | 映画

昨日休みだったので見てきました。

前作もそうでしたが、ハリーポッターシリーズと比べて魔法の威力が段違い。

前シリーズで最大規模だったのはホグワーツ全体をバリアーで防ぐものだったり、強力なものは一発で人を殺すことができる「アバタケダブラ」とか守護霊を呼ぶ「エクスペクト・パトローナム」ぐらい。

今回のシリーズでは、町全体を壊したり、(闇祓いたちが全力で防ぐが)町ぐるみで他人を殺戮できる魔法があったりと、かなり派手。

ま、魔法好きならこのくらいのほうが喜ばしいのかもしれないが...(比べれば、ハリーポッターシリーズはなんと抑制的、現実的だったのかも)

2作目ともなるといろいろと前作の謎解きらしきものが出てくるが、いや、なぞは深まったか...

リタ・レストレンジという主人公ニュートの学友(レストレンジといえば、ハリーシリーズでは、ヴォルデモートのいちの子分ベラトリックスがいます。)の出自?

アウレリウス・ダンブルドアが本名だとされる人物。ダンブルドアにはアバフォースという弟はいるが...

賢者の石を作ったニコラス・フラメルが出てきたりと、ハリーシリーズでは名前だけ出てきた人物も出てきます。

ま、両方見ているといろいろと面白いのかも...

2種連続一位のボヘミアン・ラプソディを抑えて映画ランキングで1位になったそうですが、さすがに郊外のイオンでは空きも多いので、ゆったりと見ることができました。皮肉じゃないよ。

あ、ボヘミアン...もみたかったけど、実際彼らの活躍時はオンタイムで、好きなほうではあったものの、こういう伝記物はあんまり趣味ではない。脚色もされているだろうし...

音楽は音楽そのものが一番だと思う。作者の背景にはそんなに興味はないので、パスしました。


ルイスと不思議の時計

2018-10-12 21:56:41 | 映画

今日が封切りなので混むかもしれないと思ったのですが、今月一本くらいは見ておきたいのと、とりあえず好きなファンタジーだったので見てきました。

ハリーポッターなどの原点ともいえる作品が原作だとのことで、子供向けとしても安心できるファンタジー作品です。

残念ながら吹き替え版しかなくて、ケイト・ブランシェットの声が軽めでイメージとかけ離れているのがすごく気になりましたが、それ以外はまあまあ良くできた作品だと思いました。

主人公ルイスの叔父役はジャック・ブラックで、最近ではジュマンジ、少し前ではガリバー旅行記などに出てきたコメディアンぽい役者ですが、以前は妙にドタバタっぽい演技とへんに正義役っぽいところが鼻につくところもありましたが、この作品ではまあ適役かなと思いました。

あらすじなどは特に特筆するべきものでもないのですが、安心してみられるという点ではよい映画です。

ただ、封切り日なのでいつものイオンで一番大きなスクリーンなのに、お客さんはガラガラでした。

平日であったせいかもしれませんが...


ミッション:インポッシブル/フォールアウト

2018-08-10 20:04:45 | 映画

主演のトム・クルーズが危険なアクションシーンで自らスタントを行う、ということが有名。

全部が全部ではないのだろうが、寄りから引きにかけてのワンショットでビルの上とか、絶壁をよじ登るとか、さすがにすごいアクションを見せている。

ヘリの操縦などもそうらしいが、とにかくアクションがすごい。

大量殺戮など、今までのMIにはないシーンもあるが、それらは結局妄想で、実際にはそういった残虐シーンはうまく回避していたりと、青少年でも安心してストーリーを楽しめる。

それでいてハラハラドキドキは十分で、ほんとに娯楽大作である。

第一作で30代前半のクルーズは、テレビシリーズでMIの主役だったフェルプスの若いスタッフだったが、そのフェルプスに裏切られて崩壊した組織を立て直し、そのリーダーになっている。

そのトムももう50代なかば。

いまだそのアクションに磨きをかけているのはさすが、としか言いようがない。


ジュラシック・ワールド/炎の王国

2018-07-18 16:45:10 | 映画

しばらく見たい作品がない時もありますが、続くこともあります。

今月も「ハン・ソロ」を見たばかりだし、来月には「ミッション・インポッシブル」があるのですが、今日のジュラシック関係は見逃せません。

期待通りかどうか、といえば、やはり期待通りとしか言えません。

細かく言えば、こういったアドベンチャー物の域を超えもしなければ意外性も特にないのですが、娯楽性も大きいし、スケールも絶大なので不満なんてありません。

ストーリーでいえば、最近の映画によくあるように、動物(ここでは恐竜)はそれなりだし飼育されたものは従順であったりします(この作品中のブルーもそういってもいい)が、裏切るのはやはり欲に目をくらませた「人間」なのです。

特に深い理由があるでもなく、やっぱり金の欲によるもので、さらに最後は必ず失敗しします。

炎の王国として、前作のイスラ・ヌブラル島の噴火による島の最後は映画のほぼ始まり部分で、そこですでに主人公は仲間として送られた警備員たちに裏切られ、放置されてしまいます。

さらにその前段で、不審な集団のミスによって、海生恐竜が外海に放たれてしまいます。

映画の最後でも数は少ないとはいえ、町に恐竜たちが逃げ出してしまいます。

第1作と2作目にも出たイアン・マルコム博士のいう「生命は繁殖する道を探す」という言葉にあるように、いずれ数を増やしてしまうのか...

さて、第一作目から、このシリーズでは結構な数の人間が食べられちゃいます。

わりと怖い、残酷な映画でもあります。