朝、東京駅8:30集合の8:50出発なのですが、全員の集合確認や説明をしていると、もうすぐに出発時間。 で、もう時間がないと大急ぎで改札へ移動と、せわしない。我々のコースだけで41人の団体。
あらかじめチケットを渡されるツアーではなく、すべて団体行動なので、結構慌てさせられる場面も多かったのですが、何とか事故もなく出発できました。
ただ、足の弱い母が団体についていくのが結構大変で、特にこの出発でみんなに追いつくのがぎりぎりになってしまって、新幹線の出発にようやく間に合ったというのが現実でした。
上の写真は岡山駅。
ローカル線の出発時間に合わせるために構内で時間つぶし。とはいっても狭い場所でどこに行くでもなし、ただの時間つぶしでした。
写真は撮れませんでしたが、この後米子へ特急やくも。
これがものすごく揺れます。ここまでの新幹線とはすごく大違い。
車窓からの景色は中国山脈を越える前は鉄道に沿って流れている川の上流へ、分水嶺を過ぎてからは流れに沿ってついて行くという感じで自然の美しさも感じながらの旅です。うっそうとした山間で、こんな場所ならイノシシや鹿、また熊がいたって全く不思議はない、という感じ。
米子のホテルは駅近かでしたが、全くのビジネスホテル。
大浴場とかはなく、ロビーも狭いので部屋でしかくつろげません。
あ、今回の旅は全員一人部屋というのが前提だったのですが、母の足が弱いことをあらかじめ旅行社に伝えていたので二人部屋を用意してもらいました(われわれだけ)。
夕食もないので、天満屋というデパートに行って食事をしました。
中国地方では老舗のデパートのようです。
一福という蕎麦屋。
で、これが出雲の割子そば。本当はてんぷらとかはなく数種の薬味で食べるというのが正しいのだけど、せっかくなのでちょっと贅沢、をしました。割子の中につゆを入れて食べます。
翌日からはバス旅行。ここでも気を使っていただいて席が一番前でした。ラッキー。
最初の見学が足立美術館。ここは庭園で有名です。
ここの庭園は米国の日本庭園専門誌で2003~2015まで日本一との称号を得ているそうで、さすがに5万坪の広さもあいまっていろいろな表情を見せて圧巻でした。
ここでの1時間半の滞在は短すぎました。
枯山水庭
電話機のない、携帯用の電話ボックス
枯山水庭
枯山水庭から亀鶴の滝
白砂青松庭
池庭
池庭
ちょっとお茶しました
窓が額縁
窓ごと掛け軸
横山大観や川合玉堂などの日本画もなかなか見ごたえありでした。
その後出雲大社へ....ところがついたら大雨。駐車場が川のように流れていました。
これは神楽殿。大きなしめ縄が見どころ
しめ縄の下には金網が張って会って、小銭が入っています。
これは、しめ縄にコインなどを挟み込む人がいて、傷んでしまうので金網でカバーしたところ、以前に挟んであったものが落ちたものだそうです。
横から本殿
次は鳥取砂丘。出雲での大雨で腰が引けていましたが、東にバスを走らせているうちに雨雲をかろうじて追い越すことができて小ぶりで済みました。
雨のほうが砂が固まって歩きやすい、とのことでしたが、長靴に履き替えても遠くまで歩く気力はありませんでした。
何人かはこの「馬の背」という場所まで頑張っていましたが...
ちなみに茶店に用意してある長靴のなかに砂が入っているものもあったようです。注意してください。
ここの食事が今旅行で唯一ついてくる夕食でしたが、見た目そこそこ豪華でしたが、のどぐろは小さくアワビもカキもいまいちでした。
翌日は姫路まで...2時間ちょっとのバス旅
さすがに白鷺城
地下1階、地上5階の6層
母はさすがに上がれないというので僕だけ天守まで行ってきました。
大急ぎで上がったので汗だくになりましたが、観光客が多く降りるときは階段の急なのもあわせて結構時間がかかりました。
あ、これは姫路に行く途中の安富PAでかかしとともに母の写真
姫路の後は倉敷。ここで美観地区内の大原美術館見学。
ここは西洋美術が中心なのですが、なんとエル・グレコの「受胎告知」があります。
似た構図の絵はいくつかあるのですが、ネットで見たもののうちでも1596年のこの作品は見ごたえがあります。
予備知識を持たずに行って、会えて感動です。
帰りの岡山駅。
この入口のコンビニで謎肉祭り(カップヌードルの肉だけ10倍というもの。翌日の新聞には1か月分が3日で売り切れて販売を休止したと書かれていました)を大量買いしている人がいました。10個ぐらい買っていました。
東京駅に10時33分着。さすがに日本の新幹線。時間は正確です。
家には11時半ごろつきました。
さすがに疲れた。