1年前に見たのが「オブリビオン」。
同じくトム・クルーズの主演映画。
どちらもエイリアンとの戦いです。
「宇宙戦争」のようなものもあるし、「戦い」のあるアクション物は彼の真骨頂なのでしょうか。
今回は最初こそ、戦いの最前線にはおよそ似つかわしくない、広報専門の営業マン的立場であったが、訓練に訓練を重ねて、少なくとも知識としてはベテランとなった彼が、最終的に敵を殲滅する、という物語。
死でリセットされて、以前の場面に戻るが、記憶だけは残る、という、全く奇想天外...
もう何度も何度もリセットされ、いろいろな可能性を試しつつ、最後の1回の生で起死回生の戦いを制する。
敵のエイリアンの能力。 時間を操ることができるという能力を、最初の戦いの中でひょんなきっかけでつかむことによって、人類が勝つことができるキーマンとなることができた。
ま、これは物語の初めのころに明かされる内容なので、ネタバレほどではないと思うが...
映画のチラシにもこの辺の内容は書いてあるし、日本の原作ということで、すでに知っている人もいるのだろうから、そこらへんは別にバレても問題はなさそうだ。
何度も生き返って、経験を積むにしても、それも相当何回もなので、記憶を保つだけでも大変だと思うが....
もう、この映画の真骨頂は、やはりそのエイリアンとのアクションシーンだ。
まるで、「マトリックス」のセンチネルのような多足のエイリアンの凶暴性は特筆ものだし、その生態もそんな仮説もありうるよね、と、納得させられるような物語も良くできている。
CGもさすがのSFアクション映画でした。
僕的には「オブリビオン」よりも興奮したかな、という所です。