事前のいろいろな宣伝や予告編みたいなもので大体想像していた通りでした。
空海や白楽天、そして楊貴妃や阿倍仲麻呂など歴史上著名な人物が出てくるけど、事跡をちりばめてはいるもののまったくのフィクションのようです。
歴史娯楽アクションってこういうものといった、典型的な作品です。
にぎやかな唐の街中、空海の歩く速度の速さ、へぇと思うものも多い。
妖術使いなど、時代的にそんなものの神秘さが自然に生活の中にある世界。
猫の妖怪が、いろいろな事件を起こし、過去の事件の謎を解くヒントを暗示していく。
そして空海や白楽天が動かされて事件の解明に駆り出される。
そういったものです。
空海...というのは日本題ですが、本編の中国タイトルは「妖猫傳」。
日本の観客は空海で引き付けられるけど、実態は猫の妖怪物語です。
で、日本の観客はお年寄りがほとんどでした。