しばらく見たい作品がない時もありますが、続くこともあります。
今月も「ハン・ソロ」を見たばかりだし、来月には「ミッション・インポッシブル」があるのですが、今日のジュラシック関係は見逃せません。
期待通りかどうか、といえば、やはり期待通りとしか言えません。
細かく言えば、こういったアドベンチャー物の域を超えもしなければ意外性も特にないのですが、娯楽性も大きいし、スケールも絶大なので不満なんてありません。
ストーリーでいえば、最近の映画によくあるように、動物(ここでは恐竜)はそれなりだし飼育されたものは従順であったりします(この作品中のブルーもそういってもいい)が、裏切るのはやはり欲に目をくらませた「人間」なのです。
特に深い理由があるでもなく、やっぱり金の欲によるもので、さらに最後は必ず失敗しします。
炎の王国として、前作のイスラ・ヌブラル島の噴火による島の最後は映画のほぼ始まり部分で、そこですでに主人公は仲間として送られた警備員たちに裏切られ、放置されてしまいます。
さらにその前段で、不審な集団のミスによって、海生恐竜が外海に放たれてしまいます。
映画の最後でも数は少ないとはいえ、町に恐竜たちが逃げ出してしまいます。
第1作と2作目にも出たイアン・マルコム博士のいう「生命は繁殖する道を探す」という言葉にあるように、いずれ数を増やしてしまうのか...
さて、第一作目から、このシリーズでは結構な数の人間が食べられちゃいます。
わりと怖い、残酷な映画でもあります。