家の近く、ちょうど自転車の距離に小平グリーンロードという歩行者・自転車用の遊歩道があって、木立の間をゆっくり歩ける道がある。
おととい、ぶらっと行ってみたら、小平ふるさと村なるものがあるのに気が付いて寄ってみた。
昔の家が残っていたものを移築したり、再現して展示してあって、小金井公園の中の「江戸東京たてもの園」のなかの江戸時代分だけのようなもの。
この辺、多摩地方は台地にあたるので水路が不足していて稲ができず、地名にも「田無」というくらいであるが、江戸時代に入ると、江戸に水道をつなぐための玉川上水や野火の延焼を防ぐための野火止用水などが相次いで開削されたため、開墾が始まった。
この辺は上水と用水に囲まれた土地であったため、開墾が盛んであったが、その地勢のため南北に細く地割をして耕されたため、今でもその面影は通りなどに残っている。
この辺は小平市というが、それは小川家が開墾した土地で、もともと平らな所であったことから「小平」となったらしい。今でも「小川町」というのも残っている。
また、この辺りは鎌倉街道の主要中継地でもあるので、それに関係する史跡も多い。
ちなみに我が家のある東久留米は二つの川の源流があって水はきれいなところではあるが、水量は少ないため、この辺のほかの市と同様、うどんなど小麦文化が強い。
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