用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

不意打ちだったね...

2011年04月08日 06時50分12秒 | 放射能?
 本日14時46分を以って、震災発生から丸々4週間経過...ほぼ、一月だ。
 昨晩の余震は、ある意味不意打ちを食らった形...。
 被災地のあまりの状況に言葉を失くし、所謂復興話を遠巻きにしていたとは言え、相応に復興の兆しの見える場所もあっただけに、少々残念とも言える。

仙台・栗原で震度6強…M7・4、最大の余震(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月8日(金)02:17
 7日午後11時32分頃、宮城県沖を震源とする地震があり、同県北部・中部で震度6強を観測した。

 気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは7・4、震源の深さは約40キロと推定される。東日本大震災の余震で震度6強を観測したのは初めて。この地震で仙台市宮城野区、同県栗原市で震度6強。また、岩手県大船渡市、釜石市などで震度6弱、青森県八戸市、秋田市などで震度5強、岩手県宮古市、福島市、山形県新庄市などで震度5弱を観測した。

 気象庁は宮城県沿岸に津波警報、青森県太平洋沿岸などに津波注意報を発令したが、8日午前1時前、警報、注意報ともに解除した。

 東北電力によると、地震発生後、青森、秋田、岩手の3県で全域が停電。山形県もほぼ全域、宮城県内でも広範囲で停電となっている。

 宮城県によると、8日午前0時40分現在、仙台市内で火災5件、ガス漏れ13件などの被害が確認されているという。仙台市営地下鉄は午後11時33分頃、全線で運転を見合わせた。仙台市消防局によると、エレベーターに閉じ込められたなどとする救助要請も11件あった。岩手県奥州市の奥州金ヶ崎消防本部によると、市内の住宅で家具の下敷きとなったり、落下物で頭を打ったりして2人が負傷したという。

 また、JR東日本によると、一ノ関発新青森行きの東北新幹線下り列車(10両編成)が、地震発生直後に新青森駅手前約20キロで自動停止。乗客15人が一時、車内に閉じこめられた。在来線の東北線でも、花巻空港―石鳥谷間で列車が停車し、乗客34人が一時取り残された。

 日本道路交通情報センターによると、8日午前0時5分現在、東北道の白河インターチェンジ(IC)―盛岡南IC、常磐道の柏IC―常磐富岡IC、磐越道は猪苗代磐梯高原IC―いわきジャンクション間で通行止めとなっている。仙台東部道路、秋田道、山形道、東水戸道路、八戸道、東関東道、圏央道などでも全線または一部で通行止め。

 ◆東電福島第一「異常なし」◆

 東京電力によると、地震発生時、福島第一原子力発電所では外部電源に異常はなく、1、2、3号機の原子炉への注水と、1号機への窒素注入作業は継続している。5、6号機にも異常はないという。

 福島第二原発でも、異常は見つかっていない。一方、東北電力の女川原発では外部電源3系統のうち2系統が止まった。同電力の東通原発(青森県)と日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(同)では外部電源が止まったが、非常用ディーゼル発電機が稼働している。

 夜中に津波からの非難を要するのは、大変だったろう...。
 が、さすがに学習能力の高さは、世界随一の国民性を持っている。めげることなく、復興に向けて突き進んで欲しいものだ...。

続一進一退

2011年04月07日 06時55分38秒 | 放射能?
水素爆発阻止、1号機格納容器へ窒素注入作業(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月6日(水)23:21
 東京電力は6日午後10時半、福島第一原子力発電所1号機の格納容器で水素爆発が起きるのを防ぐため、格納容器内への窒素ガスの注入作業を始めた。

 原子炉等規制法第64条に基づく緊急措置。1~3号機では原子炉内の核燃料の70~25%が損傷しているとみられ、格納容器内では高い放射線量も依然検出されており、復旧作業は困難を極めそうだ。

 東電などによると、1号機では、原子炉の圧力容器内で核燃料棒を包む被覆管のジルコニウムが熱で損傷、水蒸気と反応するなどしてできた水素が外側の格納容器内に漏れ出ている可能性が高い。

 水素の濃度が4%以上、酸素が5%以上になると、水素と酸素が結びついて爆発を起こす恐れがあるため、あらかじめ窒素を注入し水素濃度を下げて爆発を防ぐ。ただし、窒素注入すると、格納容器内の放射線量の高い水蒸気が配管の継ぎ目などから押し出されて外に漏れてしまうため、慎重に作業を進めている。


そうですか...としか言いようがない話ながら、確実に経験値上げてることだけは分るね。
暗中模索が続いて、打つ手打つ手が新たな取り組みなんだろうから、やること先に「情報公開」しても、ピンと来ない話になるけど、「同じ過ちを繰り返さない」という説明は、すんなり胃の腑に落ちる。

低濃度の汚染水を海に流した時は、なんてことを!とは思ったものの、これから6万トン超の高濃度汚染水対策に臨まなきゃならんのだろうから、こちらも「漏れ出す」などということのないよう、きっちり対応してほしいものだ。

と「わ」言うものの...

2011年04月06日 08時34分30秒 | 放射能?
 放射能汚染された水の流出が止まったってニュース、TVで見て勇んで投稿したけれど、相変わらず問題は山積みだ。 
 能動的でない流出が止まっただけで、今だに汚染水は垂れ流し状態...。
 汚染を広げないため!...の大義名分が空回って、情報公開の「あり方」みたいな問題まで生じてる様子...。
 「低レベル放射性物質を含んだ水」とは言っても、元来自然界に存在する海水とは異なる代物...。
 韓国が神経質になるのも他人事でないし、せめて放流開始する前に、近隣都県には一報入れとくべきだっただろうね...。

 規制値超えるセシウム、コウナゴ漁自粛…茨城(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月5日(火)20:02
 茨城県北茨城市の大津漁協は5日、同市沖でとれたコウナゴから、魚類の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を超える510ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 これを受け、県は同日、県内の漁業関係者にコウナゴ漁の操業自粛を要請し、各漁協は当面の間、操業の自粛を決めた。

 大津漁協によると、このコウナゴは4日に大津港の沖合で捕獲したもの。北茨城市の平潟漁協では、1日にとれたコウナゴから4080ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、同漁協の南に位置する大津漁協のコウナゴの放射性ヨウ素は1700ベクレルだった。

 操業自粛を受け入れた茨城沿海地区漁業協同組合連合会の小野勲副会長は「県内の漁船の大半はコウナゴやシラスをとる小型船。今はコウナゴが一番いい時期だから、死活問題だ」と語った。コウナゴは2月末から漁が始まり、4~5月に最盛期を迎える。同県の2008年のコウナゴの漁獲量は4222トンで全国6位。


 おいおい、放流と魚から検出された放射能の話は別だろ!?...と言いたいところだが...。
 そも風評ってのはこんな話だろ?「今、放射性セシウムが基準値超えた以上、放流開始後に収まる『わけがない』」ってね...。
 因果関係がどーのこーの言い出すと、「理論的には」煙に巻かれそうだし、公的には放流が原因とは口が裂けても言えないだろうけど...。

 健康被害はない『はず』の可能性論は置いておいて、問題出たら国が責任取る!って、リーダーに公言させるべきじゃない?

ぎゃっぷ...

2011年04月05日 07時42分28秒 | 放射能?
農産物出荷規制、市町村単位に 3週間基準下回れば解除(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月4日(月)16:56
 枝野幸男官房長官は4日の記者会見で、福島第一原子力発電所の放射能漏れを受けて、都道府県単位で実施してきた農産物の出荷制限や解除の実施方法を見直すと発表した。

 新たな実施方法は(1)出荷制限の決定・解除の対象区域を市町村単位で指定できるようにする(2)検査で3週連続して放射性物質が国の暫定基準値を下回った品目や区域は解除できる――の2点。ただ、解除した場合でも原発事故による放射能漏れが続いている場合は引き続き毎週検査を続ける。

 また、枝野氏は新たな基準に沿って千葉県知事に対し、県内の一部市町産の野菜について当分の間、出荷制限するよう指示したと発表した。新たに対象となるのは、千葉県香取市と多古町産のホウレンソウ、千葉県旭市産のホウレンソウ、チンゲンサイ、春菊、サンチュ、セロリ、パセリ。3月25~31日に国の暫定基準値を上回る放射性物質が検出されたとしている。


「暫定」基準とは、便利な言葉を利用するものだ。
いつでも基準を上げられるし、どんな場合にも「暫定ですから...」で説明がつく。
世に言う「官僚体質」そのものと思わざるを得ない。

冷却機能を回復させるためには、汚染水を別の場所に置いておく必要があるから、比較的濃度の低い水を海に「捨てざるを得ない」として作業が進められている。
汚染水が流出している件は、どこから水が流れ込んでいるものか、まったく見当が付いていないと聞く。

事態収拾への「長期化」は避けられず、不測の事態の多発から、漏れ出す放射線の「垂れ流し」状態も続く。

30Kmの「屋内退避」...自主避難勧告地域については、そのままで良しとしているのか?判断がつかないのか?判然としない。
エリアを広げるのであれば、1分1秒を争う事態と考えるが、国も東電も動きは緩慢だ。
そのままで良いというのであれば、その論拠をキッチリ示した上で、自主避難の判断材料を示すべきだろ!?

風評被害は問題だが、もう一点考えたいのは、人間の受け止める「感覚」についてだ。
例えば、ドイツやイタリアから食材輸入をしている際に、フランスの原発で事故が発生したら、我々はどう対応するか?...といった話。
仮に300Km離れた場所で採れた野菜であっても、近隣諸国で発生した原発事故を、まったく気にしないでいられるだろうか?

しないよりゃした方が良いのは言うまでもないが、地域を細分化したところで、根っこの原発事故が片付かない限り、「福島」も「東北」も「北関東」も風評被害に曝される状況に変化ないように思える。


...長いスパンで見なけりゃならん...

頭で理解できても、東電やら国やらの対応がここまで信用置けない状況だと、何か言いたくなって、居ても立ってもいられなくなる。

汚染された食品は、出荷「停止」されている。
つまり、店頭に並ぶはずがない!

ちょっとは信じて、ごく当たり前の生活を心がけるようしないといけないんだろね...。

一向変わらない「体質」

2011年04月05日 07時03分20秒 | 放射能?
東電の低濃度汚染水放出 保管対策の「無計画」さから(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月5日(火)00:10
 東電が建屋内の放射性物質(放射能)を含む低濃度の汚染水を海に放出する事態になったのは、原子炉冷却のための注水が原因とみられる建屋地下の汚染水や、屋外の立て坑などにたまった汚染水の処理が追い付かなくなったからだ。

 汚染水の処理について、原子力安全委員会は3月29日、東電に対し、「井戸を掘る」「使わなくなったタンカーを活用する」「米軍の協力を得る」などの助言をした。

 東電は同委員会の案を取り入れず、4号機タービン建屋をタンク代わりにして水を移す計画を立てた。しかし、4号機のタービン建屋は3号機とつながり、汚染水の貯蔵場所としては使えないことがわかり、断念した。

 こうしたずさんな対応で、低濃度とはいえ、自ら大量の汚染水を海に放出する事態を招いた。

 原子炉を安定して冷やす循環、冷却機能はいまだ復旧しておらず、今後も注水によって汚染水は増える可能性が高い。

 2号機の取水口付近では、高濃度の汚染水が海に流れ出しているが、流出を止められないのと、緊急避難的な対応であっても、故意に放出するのとでは大きく異なり、国民の理解を得るのは難しい。


「事態ここまで至ると、基準を上げて対応するしかなくなる。
研究者たちは、公的な発表を受けて「人体に影響がない」を繰り返すが、これまでの研究成果を捨て去る暴挙だ...。」

最近見たTV番組で、コメンテーターの一人が主張していた話...。
厳密には、私がそう受け止めただけで、違う論旨のことを言っていたのかもしれないが、この時はこの形で異様に心に残った。

手探りの作業が続き、「止むを得ない」対応が続いていると聞くが、最早「それ」だけでは済まされない状況に陥っている。
ここまで来ると「無責任」だろ!?

今も記者会見で「泣いてる」社員の映像が流れてるけど、国の基準の100倍の水垂れ流しだよ...。
年間被曝量の1/4とかって「安心材料」提示って、何をどう「安心」すりゃイイんだ!?

底上げか...

2011年04月04日 23時30分27秒 | 放射能?
 水道水摂取制限、「3日分の平均」を目安に-厚労省が方針(医療介護CBニュース) - goo ニュース

2011年4月4日(月)21:45
 厚生労働省は4月4日、今後の水道水中の放射性物質のモニタリングについて、直近3日分の検査結果の平均値が指標を上回ったり、1回の検査結果でも指標を著しく上回ったりした水道事業者に対し、摂取制限などを要請するとの方針を発表した。今後、各自治体に周知を図る。
これは、同省の薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会が同日、食品に含まれる放射性物質の暫定規制値について「維持すべき」との所見を取りまとめたことを受けたもの。これらを踏まえ、同省は水道水中の放射性物質に関する指標を当分の間、維持するとし、今後のモニタリング方針を公表した。
それによると、同省は、直近3日分の水道水の放射性物質の検査結果の平均値が指標を上回ったり、1回の検査結果でも指標を著しく上回ったりした水道事業者に対し、摂取制限と広報の要請を実施する。一方、制限解除の目安は、直近3日分の水道水の放射性物質の検査結果の平均値が指標を下回り、かつ、減少傾向にある場合とする。
今後は、福島と近隣の10都県の水道事業について重点的にモニタリングを実施し、検査をしていない地域の解消を目指す。
検査の対象項目は放射性ヨウ素と放射性セシウムで、採水場所は蛇口の水と浄水場の水。検査頻度は、地方公共団体や水道事業者の検査体制に応じて、1週間に1回以上をめどとする。ただし、指標を超過したり、指標に近い値が測定されたりしている場合は、原則として毎日測定する。
地方公共団体の検査機関での水道水の検査が困難な場合は、同省が民間の検査機関や国の研究所などの検査機関を紹介し、当面の検査体制を確保する。
同省は今後、具体的なモニタリング実施体制の整備・拡充のほか、採水や分析の方法をまとめたモニタリングマニュアルの作成などに取り組む考えだ。
水道水中の放射性物質の指標は、放射性ヨウ素300Bq(ベクレル)/kg(乳児の摂取は100Bq/kg)、放射性セシウム200Bq/kg。同省では、これを超過した場合には飲用を控えるよう水道事業者に要請している。

 汚染水1万トン超、海に放出…やむを得ない措置(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月4日(月)22:28
 東京電力は4日夜、福島第一原子力発電所で高い濃度の放射性物質を含む汚染水の貯蔵先を確保するため、低濃度の汚染水約1万1500トンの海への放出を始めた。
 5日間かけて流す。
 原子炉等規制法第64条にもとづく緊急措置で、経済産業省原子力安全・保安院は「危険を回避するためのやむを得ない措置」として了承した。
 東電は「健康には影響はない」としている。今回の事故で汚染水を意図的に海へ放出するのは初めて。
 放出するのは、4号機南側にある集中廃棄物処理施設内にたまった水約1万トンと、現在は冷温停止している5、6号機のタービン建屋周辺の地下水約1500トン。50メートルプール6~7個分に相当する。
 廃棄物処理施設内の水には、放射性ヨウ素131が濃度基準の157倍にあたる1立方センチ・メートル当たり6・3ベクレル含まれている。5号機周辺の地下水には、40倍の1・6ベクレル、6号機では500倍の20ベクレルがそれぞれ含まれている。こうした汚染水は、津波の海水や空中などに浮遊している放射性物質が溶け込んだものだとしている。


麻痺させようって魂胆かね?

風評被害とは言うものの...

2011年04月04日 06時48分56秒 | 放射能?
海中深くでも放射性物質を検出(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月4日(月)03:36 (読売新聞)
 福島第一原発事故の影響を継続して調査している文部科学省は3日、福島県内の大気中の放射線量などの測定結果を公表した。
 海水の調査では、同原発を中心とした太平洋岸沖合約30キロ・メートルの5地点で今月1日に採取した海水の表層から、1リットルあたり放射性ヨウ素131を最大12ベクレル、同セシウム137を15・7ベクレル検出。
 水深113~160メートルからの採取でも、ヨウ素131を最大4・8ベクレル、セシウム137は11・4ベクレル検出した。ただ、いずれも原発区域外での水中の濃度限度の基準(1リットルあたりヨウ素131は40ベクレル、セシウム137は同90ベクレル)を下回っていた。
 原子力安全委員会は3日、放射性物質は拡散して魚に取り込まれるまでには相当薄まるとしつつ、水深の深い所でも検出したことから「注視していく必要がある」とした。






 結果的に、ピットからの水漏れは止まらなかったようですが...。
 挙句、水の流れを確認するために、色付けするって...明日からですか?...話の様子ですが...。
 なぁぁぁんか、とっても「悠長」に感じるのは私だけ?
 いたずらに不安感煽るもんじゃないって、自身も何度かココに書いてきた訳ですが、どうも論拠が薄いように感じることしきり...。
 と言うか、分かってないことだらけだから、「これ超えたらヤバイ!」線引き、誰もできないんですよね?

 昨日何かの番組のコメンテーターが「日本人使った壮大な人体実験」的な発言をしてましたが、なるほど、蓄積された放射線が人体にもたらす影響は、裁判所の判例よろしく、今回のケースで積み増される可能性が否定できないっしょ。
 例えはよくないけど、こと日本人の被爆体験と言えば、大量な放射線を一時に浴びた場合...に限られてしまうこととなる上、世界中どこを探してみても、X線の百分の一だろうが、千分の一だろうが、一年間なり継続的に被爆していた人間を、サンプリングすることなどできないでしょうしね...。
 無論、スリーマイルやチェルノブイリの経験を経て、分かっていることは幾つかあるんでしょうけど、そのことと、今回の件を短絡的に結び付けて、「問題ない!」と言い放つことができるとは到底思えませんよ。
 外部被爆であれば、ヨウ素もセシウムも同様に扱えるかもしれないっすけど、摂取した場合は大きく異なることくらい、現段階でも明確な訳だし、ICRPお墨付きの公開資料にしたところで、被爆と発病の因果関係を0%と公言して憚らないものなど、存在しないんですから...。

 結局、自分で判断するしかないんですけどね...。

 金も根性もない私なんぞは、公的機関が「ヤバイ!」って言わない限り、動くつもりはないんですけど...。
 せめて論調変えますよ。 二度と公開される数値見て「大丈夫!」なんて言えませんから...。

その言葉の重さ...

2011年04月03日 12時25分17秒 | 放射能?
 テレビ朝日のサンデーフロントラインなる番組を視聴した。
 日曜の朝の過ごし方は、特に決めていない。 異様に早起きのこともあるが、大抵はこの時間帯まで寝入っていることでもあるし...。
 今朝はピットから流出してる「水」の対策がどーなったのか見そびれたのが気になって...いた割には、寝入っていた方だと思う。
 結果、コンクリート注入ごときで止められる話ではなかった様子だが、1分でも1秒でも早く止めて欲しいものだ。
 小宮さんや姜さんの話だと、「漏れている」という言葉の響きに反して、工場廃水処理よろしくドウと流れ出ているとのことでもあるし...。

 ちなみに、この番組の特集の中で、福島第一原発で作業している東電の外注に当たる会社の社長さんの話があった。
 彼自身は、原発内で作業に従事しているのかどうかは分らなかったが、社員を送り出している立場の人間として、作業員と同じ環境に身を置き、作業をバックアップしているだろうことは、十分に伝わってきた。
 例えば、彼らに関して、以下のような報道があったりするが...

「原発作業員は英雄」と米紙
2011.3.26 10:42 msn産経ニュース
 25日付の米紙USAトゥデーは「原発にヒーロー(英雄)が現れた」との見出しとともに、1面で福島第1原発で放射性物質の封じ込めなどに当たっている作業員や自衛隊員らをたたえた。
 インターネット上では「日本でもっと注目されるべきだ」との声も出ている。
 同紙は作業員らについて「見えない放射線にさらされながら、精いっぱい働いている」と写真付きで紹介。「彼らは疑いなく英雄の定義に当てはまる」と称賛する原発専門家の意見を伝えた。
 1人当たりの被ばく量を下げるため、多くの作業員が必要になるなどの課題も示した。(共同)

こういった論調に対して、彼の発する言葉は重かった。

 確かに自身の自宅も第一原発から3Kmほどの場所にある。
 自身の生活も原発なしには考えられない。
 自宅近隣の爺さん婆さんに話を聞かれれば、常に繰り返していた言葉がある。
 「原発というものは、決められたことを、キッチリ守って運用していれば、安全なものなんだよ。」
 「そんなに怖いものだったら、俺だってこんな近くに住めないよ。」
 そうしてきた自身に対して、彼は涙ながらに、こう口にした...。

 俺は単なる嘘つきだった。
 ヒーローになんかなりたくて、こうしてるんじゃない。
 せめてもの罪滅ぼしに、原発を何とかしなきゃならないんだ!

個別に騒いで欲しくないんだけどね...

2011年04月03日 10時05分24秒 | 放射能?
放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月2日(土)19:25
 福島第一原発の事故を受け、日本気象学会が会員の研究者らに、大気中に拡散する放射性物質の影響を予測した研究成果の公表を自粛するよう求める通知を出していたことが分かった。自由な研究活動や、重要な防災情報の発信を妨げる恐れがあり、波紋が広がっている。

 文書は3月18日付で、学会ホームページに掲載した。新野宏理事長(東京大教授)名で「学会の関係者が不確実性を伴う情報を提供することは、徒(いたずら)に国の防災対策に関する情報を混乱させる」「防災対策の基本は、信頼できる単一の情報に基づいて行動すること」などと書かれている。

 新野さんによると、事故発生後、大気中の放射性物質の広がりをコンピューターで解析して予測しようとする動きが会員の間で広まったことを危惧し、文書を出した。

 情報公開を抑える文書には不満も広まり、ネット上では「学者の言葉ではない」「時代錯誤」などとする批判が相次いだ。「研究をやめないといけないのか」など、会員からの問い合わせを受けた新野さんは「研究は大切だが、放射性物質の拡散に特化して作った予測方法ではない。社会的影響もあるので、政府が出すべきだと思う」と話す。

 だが、今回の原発事故では、原子力安全委員会によるSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測)の試算の発表は遅すぎた。震災発生から10日以上たった23日に発表したときには、国民に不安が広まっていた。

 気象学会員でもある山形俊男東京大理学部長は「学問は自由なもの。文書を見たときは、少し怖い感じがした」と話す。「ただ、国民の不安をあおるのもよくない。英知を集めて研究し、政府に対しても適切に助言をするべきだ」

 火山防災に携わってきた小山真人静岡大教授は、かつて雲仙岳の噴火で火砕流の危険を伝えることに失敗した経験をふまえ、「通知は『パニック神話』に侵されている。住民は複数の情報を得て、初めて安心したり、避難行動をしたりする。トップが情報統制を命じるのは、学会の自殺宣言に等しい」と話している。(鈴木彩子、木村俊介)

 「研究」なんぞについぞ縁がないんで、とんちんかんなこと言うかもしれないけど、「研究者の作業」なんてのは「仮説」-「実証」の繰り返しなんじゃないの?
 未知の領域に関して「仮説」が「仮説」の域を出ないのは織り込み済みだし、どんなことでも「起こり得る」前提なしには、「発見」があり得ないのも当たり前と思う。
 その意味じゃ、何でもかんでも情報公開すりゃイイとする考え方には組みせないけど、逆にデータ揃えて、きっちり公開してみたところで、我々一般人からすれば、ちんぷんかんぷんだったりして、場合によっては、言葉尻だけが独り歩きして、状況としては同じだ...なんてことも、ありそうな話だ。

 一つだけ言えるのは、原子力だの核だのって、事実上「未知の領域」が広過ぎるんじゃないのか!?ってこと...。
 何度も書いてるけど、どんなお偉い学者さんも、福島の話に関しては、責任取り切れる話の域を、どうしたってはみ出しちゃうんでしょ?
 学問は自由!を標榜するんは結構なんだけど、その熱心な研究熱が、人の制御の手からはみ出す鬼っ子生み出してる点には、人として配慮があってイイと思う。

 できるもんなら「俺が理解できる」レベルで、情報統一して公開してくれ!!ってんだよっ!