マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

箱根駅伝

2010年01月09日 | 

 1月3日、箱根の宿への途中、「茅ヶ崎」で”箱根駅伝”を観戦しました。東海道線を茅ヶ崎駅で途中下車し、海沿いの国道134号線までは、距離にして1Kmほどを真南に進みます。この日、殆どのお店が閉まっていましたが、普段なら相当な賑わいの感じられそうな商店街を、歩く事約25分で駅伝コースに到着しました。10時少し前には応援旗を貰い、妻と二人沿道に並びました。既に沿道は大勢の観戦者で埋め尽くされています。平塚・戸塚間の8区のランナーをここで応援しよう、一目その力走を観戦しようとのファンが、今や遅しと沿道で待っていました。


          
(応援旗)



      (上空には取材のヘリコプター)


       (漸く先導車到着)

 私が箱根駅伝を実際に観戦するのは3回目。最初は、20年ほど前、読売新聞社前のスタート地点まで自転車で。その当時は皇居周回ランニングに自転車で出かけていましたから、その少し延長先のスタート地点まで気楽に足を延ばしました。この時一番印象に残ったのは、東京農業大学の名物”大根踊り”。
 2回目は数年前、小田急電鉄を「風祭」駅で下車し、かまぼこで有名な「鈴廣」へ。道路から少し引っ込んだ「鈴廣」の広場が、小田原の中継点で、山下りで足が棒の様になってゴールで倒れこむ多くの選手を目撃しました。
 この時代は「鈴廣」の向側が往路の中継点でしたが、確か5年前、中継点は小田原駅側に移動となり、往路最終区の5区山上りは23.4Kmの最長区間に変更され、その後毎年の様に5区山上りで逆転が起こっています。
 駅伝観戦の醍醐味は、この大逆転にもあるのでしょう。1月2日の箱根の街道を埋め尽くした多くの観衆は、東洋大柏原選手の昨年と同様の活躍を一目見ようと集まって来たのでは無いでしょうか。

 その期待通り、彼は昨年の区間記録を上回る区間新記録でゴールのテープを切り、2位に3分以上の差をつける預金を、自校にもたらしていました。復路7区でも東洋大は区間賞の力走で2位との差を広げ、8区の「茅ヶ崎」地点で東洋大が通過した後、”手元”の時計で2位山梨学院大との時間差を計ると5分以上の大差、この時点で東洋大の総合優勝を確信しました。


      (東洋大は一位通過)


         (2位通過の山梨学院大)  


        (明大は6位通過
 宿に着いて、テレビで最終結果を確認すると、総合優勝と往路優勝が東洋大、復路優勝が駒沢大という結果で、第86回箱根駅伝競走は幕を閉じていました。

 私の贔屓校は明治大学。小学生の頃、初めて神宮球場の3塁側内野席で六大学野球を観戦しました。連れて行ってくれた人が明大生。以来、駅伝に限らず明大ファンですが、駅伝での活躍は遥か大昔。第1回大会の出場校という輝かしい伝統校も”古豪”などと呼ばれる様になっていまいましたが、この数年復活し、今年は5区中継点までトップ。アナンサーが”古豪明治、何十年振りの快挙です”と絶叫していました。

 明大が表舞台に登場しなくなって、”寂しい”ので、応援し始めたのが東洋大です。自宅から徒歩7分のところにある地元校。昨年は不祥事件の為、初優勝すれども、胴上げも、優勝パレードもありませんでした。しかし”密かに”優勝祝賀会は行われていました。東洋大主催では無く、地元白山商店街が音頭を取り、大学内の講堂に約200人ほどの人が
集い、ささやかな祝賀会でした。会の数日前、街角掲示板でこのことを知った私は、妻を語らい出向いてもみました。ささやかな会も選手入場の段になると盛り上がります。柏原君を一目見ようと、出かけてきて私達もここで一番盛り上がりました。
 今年は胴上げは見られました。果たして優勝パレードはあるのでしょうか。今のところその動きは感じられません。