マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

参議院議員会館から皇居周回コースへ

2014年02月24日 | 文京食の100選

 2年ほど前、私のような者に、私が暇人であることを良くご存じの方から、日本退職教職員協議会・「日退教」の編集委員への依頼があり、頼まれるとNOと言えない私はその役割を引き受けた。2ヶ月に一度ほどの編集会議に出席することと、時折、機関誌の編集後記を書くことが主な仕事だが、時に動員要請が来ることもある。
 2月20日(木)に「介護保険制度の充実を求める院内集会」が参議院議員会館で開催され出掛けてきた。

 「日本高齢・退職者団体連合」(略して退職者連合)という連合体の主催だった。
 連合体の目的とするところは、高齢者の生活を守り平和で豊かな福祉社会を建設し、その実現のための諸活動を全国規模で推進することにあり、「日退教」もその一員である。

 「介護保険制度」が2000年に開始されてからこの4月で14年になる。この間私は、親の介護も含めて介護をほとんどしたことがない。母親は妹夫婦が面倒をみてくれた。それもあり、介護に関わる費用は1割負担程度の知識し持っていない。私の弱点の一つ。今後介護したり、されたりすることが予想され、少しは学んでおこうとの思いもあり、この集会に参加した。

 入館するには特別なカードがいる。集会場所は広い、立派な講堂である。政党からの挨拶は、民主党の『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣山井和則参議院議員、社民党々首吉田忠智氏など。この問題に深く関わってきたらしい山井氏の話がわかりやすかった。
 社会保障制度が揺らいでいる。社会保障制度改革国民会議の報告書には、その最大の原因は「高齢化・少子化」にあるとしている。改正に名を借りた、改悪となるような案が国会へ提出される前に、退職者連合として行動を開始しようというのが今回の集会の狙いだったように思う。
 自治体間格差が拡大する問題、サービス水準が低下しかねない問題、社会保険制度の原則にかかわる問題が懸念されている。私自身が学ばねばならないことに気づかされた集会だった。

 帰路は三田線日比谷駅までと歩き始めると、皇居周回コースを走るランナーが目に入った。20数年前、週に何回かWさんと走った懐かしさから、皇居の周りを歩くことに決めた。目的は神保町にある中華料理「源来軒」の焼きそば。約50分で到着。時刻は1時5分前。満席に近かった。




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