マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

ラジオ体操に異変が

2015年09月14日 | 身辺雑記

 秋祭りの季節である。私が毎朝顔を出す富士神社には「神明西町会」と「富士前町会」の祭用テントが張られ、御神酒所となっている。この数日間は、何時ものような位置でラジオ体操は出来ない。神明西町会のテントの前に前立が立ち、ラジオ体操は開始されるが、張られた幾つかのテントに遮られて前立が見えない場所でラジオ体操を開始する人もいる。ただ会場に置かれた何台かのラジオから流れる音声を頼りに、あるいは周りの人の動作に合わせて、体操は滞りなく進み終了する。







 
  (富士神社境内に張られたテント)            (この看板が目印)

 しかし、9月12日(土)は異変が起こった。5時49分に東京湾を震源とする地震が発生したのだ。一昨日の地震は揺れが大きく都心では震度4、調布では震度5弱であったそうな。三々五々集まってきていた人々の会話は朝の地震の話で持ち切りであった。ところが6時半になってもラジオ体操の放送は始まらない。そういえばこのような、大きな自然災害が発生した時は、災害情報が放送され、ラジオ体操の放送は中断されたり中止されたりするのであった。
 暫くどうしようか迷った瞬間があったが、前立の人などから、ラジオ体操を始めましょうよと声が掛かり、神明西町会のテントの前に前立が立ち、ラジオ体操は開始された。ただ何時もの様な音声は流れて来ない。「真ん中に集まりましょう」との声が掛かり、多くの人達が広い空き空間を中心に前立が見える位置に近寄ってきた。誰ともなく「1・2・3・4・・・・」の声もかかり、ラジオ体操は流れ始めた。(写真:数日はこのような場所でラジオ体操が行われた)

 私は元教員、それ故か大きな声が出る。周りの声がやや小さくなり始めたので、より大きな声を出し、体操はスームースに進んでいった。第一体操が終わると、上野さんから「首の運動もやりましょう」と声がかかり、首の運動も終え、第二体操が始まった。
 第二の終わりから数えて3つ目に“両足飛び”がある。ここで私はドジった。それまでの体操と同じように「1・2・3・4・5・・・」と声を出したが、皆の動きとは合わない。オカシイなと思っているうちにこの体操は終わり、“手足の運動“に移行する段で、漸くその運動に合わせて発声を変えた。
 体操が終了すると、上野さんが私のところにやってきて、「両足飛びは3拍子なのよ」と実演をしてくれた。そこで私は初めて第二体操の両足飛びは3拍子であることに気が付いたのであった。

 いつも、ラジオ体操が終了すると拍手が起きるが、一昨日は異変にも拘わらず自分たちの力で無事終了したからか、その拍手がいつもより大きく感じられた。

 御祭も無事終了した。私のお役目は半纏係りだがこれも無事終了。皆で飲み交わすビールは美味しかった。

 
   (巡幸へ出発直前)                        (御神酒所前で)


   (お隣さんの神明西町会の御神輿)