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あらすじ(文庫本背表紙より)
時間が作り出し、いつか時間が流し去っていく淡い哀しみと虚しさ。都会の片隅のささやかなメルヘンを、知的センチメンタリズムと繊細なまなざしで拾い上げるハルキ・ワールド。ここに収められた18のショート・ストーリーは、佐々木マキの素敵な絵と溶けあい、奇妙なやさしさで読む人を包みこむ。
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なんだか不思議な感じの本でした。村上春樹さんの作品を読むのは初めてで、村上春樹さんがノーベル賞受賞かと騒がれていた時に、ハルキスト(←村上春樹さんのファンの人のことをこう呼んでいたような?)が選んだ村上春樹さんの作品で読んでほしい本に選ばれていたので、読んでみました。ファンタジーのような、夢の中のような、空想の世界のような、現実の世界のような、ハードボイルドテイストのようなetc. 短編18編にはいろいろなテイストの作品がありました。どれも、その世界に引き込まれ、すらすら読めましたが、「かいつぶり」は私には全然わからない作品でした。「図書館奇譚」は優しさと奇妙さが入り混じった素敵な作品だと思いました。