水底の森@柴田よしき
あらすじ(「BOOK」データベースより)
「もう森へなんか行かない」シャンソンがエンドレスで鳴り響くアパートの一室で顔を潰された男の死体が発見された。部屋の借主である高見健児と風子の夫婦は行方不明。翌々日、高見の絞殺死体が見つかるが、風子は依然姿を消したまま。刑事・遠野要は、風子の過去を追ううちに、忘れ得ぬ出来事の相手が風子であると気づき、烈しく風子を求め…。時間と距離を超え、繋がる謎。愛とは何か、人間性とは何かを真摯に問い掛ける、長編ミステリ。
新年1冊目。ちょっと苦手な雰囲気のミステリーでした。何せ負のオーラ満載。ミステリーなんだけど、主に風子の人生が描かれていて、これが「どうしてそっちにいくの」という、幸せになれないであろう方にひきづられる生き方をしています。そんな風子に同情したり、ハラハラしたり、イライラしたり、喝を入れたくなったり、かわいそうに思ったり。風子をはじめ、刑事の要やいろいろな人たちがある意味負の力にひきづられ、ちょこっとずつ関連して、結局はこの人が犯人というね‥ あ、そっち?みたいな。もちろん最後まで全然わかりませんでしたけど、これはいつものことです。風子の人生がうまくいかなさすぎて、それが私の心に重くのしかかり、なかなかページが進みませんでした。そしてこの作品、570ページという長編。うーん、疲れました。
あらすじ(「BOOK」データベースより)
「もう森へなんか行かない」シャンソンがエンドレスで鳴り響くアパートの一室で顔を潰された男の死体が発見された。部屋の借主である高見健児と風子の夫婦は行方不明。翌々日、高見の絞殺死体が見つかるが、風子は依然姿を消したまま。刑事・遠野要は、風子の過去を追ううちに、忘れ得ぬ出来事の相手が風子であると気づき、烈しく風子を求め…。時間と距離を超え、繋がる謎。愛とは何か、人間性とは何かを真摯に問い掛ける、長編ミステリ。
新年1冊目。ちょっと苦手な雰囲気のミステリーでした。何せ負のオーラ満載。ミステリーなんだけど、主に風子の人生が描かれていて、これが「どうしてそっちにいくの」という、幸せになれないであろう方にひきづられる生き方をしています。そんな風子に同情したり、ハラハラしたり、イライラしたり、喝を入れたくなったり、かわいそうに思ったり。風子をはじめ、刑事の要やいろいろな人たちがある意味負の力にひきづられ、ちょこっとずつ関連して、結局はこの人が犯人というね‥ あ、そっち?みたいな。もちろん最後まで全然わかりませんでしたけど、これはいつものことです。風子の人生がうまくいかなさすぎて、それが私の心に重くのしかかり、なかなかページが進みませんでした。そしてこの作品、570ページという長編。うーん、疲れました。