ここ数日ずっと雨模様だ。加えて低温。今日は最高気温が20℃を下回ってしまった。
先週、洞爺湖のキャンプ場で寝転がって本を読んでいた時の暑さが嘘のようだ。
今日(9/14)と明日はカボチャの出荷作業に出掛けることになっていたが、昨夜、農家から「数日来の雨で畑作業が出来ず、
ずっと倉庫でのカボチャの出荷作業をやっていて、終わってしまいました。そういうことで、申し訳ありませんが中止です。」
との電話があった。
ではのんびりしようとしていたら、今日の昼に農協の担当の女性から電話があった。
「中止になったY農家さんの代わりに明日、他の農家さんに行って頂けるでしょうか。どこも人手不足でこれまでに行った農
家さんからご希望のところに調整します。」というものだった。
お任せし、直ぐ近くのTさんの所に決まった。馬鈴薯の収穫に3日間行っていた。
人工知能、ロボットがヒトに代わる時代のことが語られるが、農作業に出掛けてみて収穫作業の殆どはヒトの手を必要とし、特に野菜は成り方が込み入っていて、選別センサー、切断、抜き取り等はロボット化が難しいものばかりであることを実感する。
既に使い切れなくて遊休化している農地が増えている。人口減少は食糧問題に直結する。
農作業に行っていて、丹精込めた生産物を無駄にしないための流通規格の見直しや廃棄食品の縮減などに国はもっと取り組むべきと思う。
「農は国の基なり」
いつの間にか、輸入品や外国人労働力で賄うという安易な空気になっているのが気になる。