覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

CEsariO賛江

2005年07月05日 16時09分37秒 | Weblog
 鳥取県境港は、妖怪漫画で知られる日本アニメ界の巨匠 水木しげる先生の故郷。お隣の米子から採った米子ステークス 皆生特別の行われる日の阪神最終レースでは、その水木先生 ウォーターバロン(水男爵)出走し、2着に境に直行 という調教師の馬を従え、1着する。まさに夜は墓場で運動会。


 今週は、おめでとうシーザリオ 偉大なりスペシャルウィーク の祝い事が用意されよう。
 シーザリオに就いて復習。
 馬名プロファイルから
 ・・・ Cesario  (シーザリオ)は、シェイクスピア『十二夜』に登場する美少年の小姓。実は、女主人公ヴァイオラViolaが男装して用いる仮名。男装の麗人ならぬ麗馬が牝馬の女王の呼称を得る。


 アカデミー賞作品賞の映画「恋に落ちたシェイクスピア」を御覧になった方も多かろう。僅か8分の出演で助演女優賞を獲ったジュディ・デンチのエリザベス1世の見事さも忘れがたいが、このベン・ジョンソンの全盛期に現われた若きプレイライツが「ロミオ」を書きながら、自分を恋い慕う貴族の娘ヴァイオラが男装して彼の劇に出演すると言う当時としては御法度を犯す所業、女王により取り決められたその婚約者貴族との恋の諍い、劇中人物と偉大なる詩人劇作家の実生活とを綯い交ぜにしながら展開する全体に楽天的なシェイクスピアの喜劇的世界、ハリウッド好みまた舞台人の役者心を殊更に擽る名作だった。十二夜 とは、クリスマスから数えて12番目の夜、1月6日に当たると言う。


 根幹レースほど早くから、優先して取り決めがなされる。この日本馬の活躍は、レース当日の各競走馬の体調気分などとは本質的に無関係に前年かなり早い時期から決められていた約束事であり、これは矢張りサンデーサイレンスと言うアメリカ馬を日本の生産界の中核に据え、これを主要血脈として確立させることに成功し、オーストラリアにまで血の広まりを進めた日本競馬の米への貢献を認められた結果であり、繋がりを濃くして行こうとの日米友好であり、ハリウッドパーク競馬場に相応しい馬名であり、日本競馬ファンが勝手に世界一強いのではと夢のようなから騒ぎするディープインパクトとかいう2流映画馬名とは異なる、本名は日本の皇太子の御趣味の楽器(原作でもプロファイル通り楽器と同じ名 綴りである)である、含みある呼名である。父スペシャルウィークは SW 話題の映画にも繋がる。今年の中央競馬会の映画馬名活躍は、このシーザリオ勝ちから組み上げがなされた仕掛けなのかもな。何と言っても、NASAの彗星衝突作戦という独立記念日にあわせたオペレーション名をダービー馬にまで指名した日本である。昨年はダンスインザムードを送り込むと言う下積みも積んでいる。シーザリオの頭と末尾を繋ぐと、今日本でも定着した呼名 CEO(経営最高責任者)にもなる。米国から見た日本の格に相応しい。ヨーダ ジェダイ などSWの原点が日本映画日本時代劇にあることは周知明らかであり、主役のスカイウォーカーの名また創作者の名ジョージともに、林譲治もといジョージ・ウォーカー・ブッシュ現大統領閣下と重なるのも最寄ではないか。これで、SWの逆輸出またクリスエスはじめ米血統の再輸入をブームにしたい日米の意図顕らか。ただ1頭の馬は、人の意思のカーゴである。ま、ユーイチくんは父の偉大な貢献の余光を担う、米国人にとってもグッドルッキングな美少年だものな。
 ちなみに、シーザリオの双子の兄弟はセバスチャンという、12番目の夜。更に如何ないわくを帯びるか、この一面記事ネタ。

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超・特異日

2005年07月05日 06時02分27秒 | Weblog
 私はある仮説を考えた。私はことを敢えて複雑化しているわけではなく、向こうの組み合わせ通りに解釈したいと考えているだけだ。ただ、向こうとしても、ともすれば巨額の行方を左右することである以上、一筋縄でいかないよう編み上げていることは間違いない。が、本当はもっとシンプルなものも織り込まれていると考え、これを探し当て、独り実験に耽るという趣味は私の好尚に合う。結果、如何にシンプルなものに還元できるかが、学者的世界観の終着である筈だ。学者が扱うのが結局は、神的な知的意思またはそれに近い、神的と思えるほど深遠かまた果てしない距離的時間的心理的な遠みにある秩序知識であるとするならば、我々が扱っている事柄は、もっと身近で粗雑で、純度の低い結晶であり、総体が宇宙秩序のように完璧であるとは言いがたい粗い人工の代物なので、我々は学者的努力ほどの見返り、即ち真理への到達感を味わうことは出来ないかも知れぬ。が、これは学者的達成よりもより実利に即変換できるのである。



 前置きはさて、私は要するに、 注目のGⅠレースのシリーズ 例えば今年の春のGⅠ10レースは、ある日1日のレースで全て、あらましを予告されている と仮説を立て、これを裏付ける結果記録を探り、捜し、仮定し、対照させて、それ が存在することを確証し、そしてそれを捕捉する事を今年の1つの目標にしていた。そして、昨年来、ある有力な仮説を見つけたのを受け、これが今年も踏襲されるかどうか、目を見張り、見守り、そして、あらかた、これでよいと思われるものを確信した。



 その全てを明かすことは出来ない。全てと言っても、一体今年の春のGⅠフェブラリーSが始まるまでのどの競馬場のどの日のレースなのか、それを言ってしまえば確認は各々に任せられよう。が、事柄はそのようなもの、繰り返して言うが、今年の春のGⅠはある日1日の朝からのレースを順になぞるだけであるかのように展開するよう仕組まれている、というようなことは通常在り得ないと考えみなされるものなので、その競馬場と日付を明かすだけで、喋り過ぎであり、本質を明かしたことになってしまうので、此処では、そのようなものとして、この日のこの競馬場のレース結果が果たして、今年のメイショウボーラー以来のGⅠ結果と半ば、偶然に合致するものであるかもしれないと、見る方々の感じ方に委ね、なるべく事実だけを示そう。繰り返すが、日付、場所は絶対言えない。が、調べ上げは可能であると思う。またこの記録は捏造ではない。レース結果、事実そのものである。また、もし捜されるとするならば、かなり大変だと思うが、私に取りさほど困難ではなかったのは、これまでの歴史から、この日が少なくとも私に取り特異日であり、特別な意味を持つことを(飽くまで人間的な意味だが)過去の経験に照らし、感じ取っていたからである。



レースの順番を ① のように記そう。



① 4-8  フェブラリー   4-8
② 2-8  高松宮記念   7-8
③ 4-8  桜花賞      4-8
④ 2-5  皐月賞      5-7
⑤ 3-5  天皇賞・春    5-8 
⑥ 5-6  NHKマイルC  6-7
⑦ 3-8  オークス      2-3
⑧ 7-7  ダービー     3-4
⑨ 6-7  安田記念     4-6
⑩ 4-7  宝塚記念     3-6


 先ず見渡して、⑧ ⑩ は、枠の一致がないと言うことが直ぐ分かる。逆に、枠以外、つまり馬番まで見比べて特異な一致点を示そう。③ の4-8 は馬番のゼッケンまで2つとも同じである。⑤ は枠順の中の10番と17番でジョッキーと調教師が同じ名前(姓)である。⑨ は枠順の7番と11番は馬名の終わり4文字が全く同じである。⑨ と ⑩ に当たるGⅠは同じ馬が来ているはずだが、⑨ ⑩ も同じゼッケンが来ている。また(曖昧な言い方をするが)⑩にあたる裏のレースの勝ち馬は、宝塚記念のある週に、1着している。7-7 となった ⑧ は何処を探しても、3-4 5番7番を直接示唆するものは見つからない。 が、⑧ のレースとその裏に当たるレースでは、枠順を比較すると、一方の5番ともう一方の7番の馬名が、馬名の内7文字まで!一致する。(アドマイヤキヨシとアドマイヤヤスシ以上に似ているということである)


 もうこれ以上は書けない。繰り返すが昨年もやっているので、これを来年もやってくれることを期待している。その前に秋のシーズンだが・・・

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