覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

歌子ちゃん

2005年10月01日 23時57分23秒 | Weblog
 道路公団民営化初日の今日、その眼差しで競馬に向かえば、中山1R 5枠8番 ロードスウェアー を素通りする方は居られないだろう。が、実際この単勝12.2倍、複勝320円 さて、貴方はいかがされたかな。


 夕刻、衛星で「男はつらいよ」を放映していた。シンザン以来19年ぶりの日本競馬史上の三冠ミスターシービー。この馬のジョッキー 吉永正人 に栄光が齎されたのは、戦後女優として多くの人の心に棲んだ女優吉永小百合のお陰である。


 「男はつらいよ」48作で、吉永小百合がマドンナとして登場したのは2作、9作目「柴又慕情」と13作「寅次郎恋やつれ」(今宵放映)である。吉永シービーは、皐月賞 ダービーとも12番で勝ったが、菊花賞が9番 秋の天皇賞が13番 の当時日本レコードでの勝利であった。吉永小百合の寅さん出演作9作13作と偶然の一致と思えば思え。シービーのライバルと言えば、皐月 ダービーとも2着のメジロモンスニーか、後輩三冠馬でシービーを寄せ付けなかったシンボリルドルフであろう。このルドルフの誕生日が、3月13日であり、吉永小百合と同じであること、・・演出側の意図とは無関係に、これも偶然と思わば思え。


 浴び過ぎた栄光に戦後史の裏付けあり。これは昨日のモノクロ放映で見る灰色の軍服マッカーサーが芦毛マックイーンたるが如し。

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