覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

天上のロマンス

2005年10月30日 16時41分06秒 | Weblog
 私事で恐縮だが、私のこのブログのファン登録して頂いている中で、お二人の方とは直接お付き合いがある。その方々が、私より莫大に今日の天皇賞の払い戻しを受けられたと言うので、お誘いにあずかり、今宵は宴席に招かれることとする。お一人はヘヴンリーの単勝からはじめ総て的中された由、目出度いが、嬉しいような寂しいような思いである。別に読者の方々からのご祝儀をあてに酌もう心は持っておらない。



 が、仕掛けに徹したこの競馬レース。昨年の1 2着をスライドさせ、1着にあの馬を持ってきた思い、祈り・・・あの8月15日を思い、万感の、言葉にならぬ感慨は、競馬にこそ込め得る醍醐味として、我々も記憶して良いのではないか。もう一度、8月14日 21日 思い起こされたし。



 はじめてみた、馬上からの最敬礼。憲法が変わろうと、このアメリカでも英国でもフランスでも見ることの出来ぬ、日本の競馬いや大衆にまみえる陛下のいやさかを祈念する思いである。皆様も、今宵、大戦とそれをお背に追うたお方のご苦労を思い、お子様またご先祖方にも語られるが好かろう。

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4月10日

2005年10月30日 15時51分31秒 | Weblog
 両陛下のご結婚記念日の誕生日のジョッキーでした。私の最後に残した4頭の内に、1 2着が共に残っておりました。ま、13番1番の方が嬉しかったが。



 週始めに申した、あの終戦週の恐ろしさ、凄みを覚えますね。



 さる方から コスモサンビームのサンビーム=日光 とは、天照・・・を意味するものではないかと。成る程。

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58

2005年10月30日 13時12分20秒 | Weblog
 京都で春の天皇賞の枠の目 5-8 の穴が出ましたね。昨日の東京に続き、今日も出してくれるとは。注意を払うのは当然。昨日の障害で、既に 11月15日 の11番15番(14頭立て1番)も出現済み。



 帝国ホテル 東京
 〒100-8558 東京都千代田区内幸町1-1-1

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祝砲 続々

2005年10月30日 12時29分14秒 | Weblog
 狙い済ましていた方は獲られたのではないかな。おめでとうございます。東京5R 天皇陛下ご来場当日、132ページのデュレンの菊花賞ゾロ目からも、また優駿記事にある馬券自慢の丹下さんページでもご紹介した通り、メジロのゾロ目。メジロガンバスは、カンバス(大学構内)と解釈すべきだろう。話題のお二人の出会われ、愛を育まれた場所である。5-5 2万円台の枠連である。陛下の御威光を思い、堪能されたい。福島の サーヤ =清子(さやこ)内親王 とのご意見も頂いていた。尤もと思う。単 ¥、1270 4Rチュウオーサーヤ

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風雪の慨

2005年10月30日 09時09分36秒 | Weblog
 1959年6月21日。この日の中央競馬のメインは第8回日本短波賞中山4歳ステークスであった。


 1着 6枠12番 シゲミノル  坂本栄三郎  中村 広
 2着 1枠 2番 ヘイワフジ  蛯名武五郎  藤本冨良


 何故、此処でこのレースを採り上げたのか、お分かりだろうか。年季の入り方にも拠るが、私も無論この生まれる前のレース、観たことも無い。が、ご年配なら、あの頃、ご自分は、日本は・・・と追想連なるものもおありかも知れない。この4日後、日本プロスポーツ史上、いや戦後史に残る天覧試合 巨人阪神戦が行われた。初のONアベックホームラン またこれがプロ野球の高が1試合かと思われるほどその幕切れ、劇的な余韻は、政治よりスポーツが国民的関心事と化する戦後の日本社会の精神史に刻まれるほどのものであった。生涯を競ったライバル、阪神の村山からの長嶋のサヨナラホームランである。


 この試合に先立つこと、4日、中央競馬は恰もこの結末を見透かしたかのように、シゲミノルにタイトルを与えた。 長嶋茂雄 村山 実   シゲオとミノル = シゲミノル

 その長嶋氏に文化功労者勲章授与が決まり、競馬会初の、天覧天皇賞が実現する今日、無敗3冠で沸いた先週に続き、中央競馬は1つの戦後史の頂点を迎えた感がある。無論、勝つのは見苦しい馬ではあるまい。

 そして、今日の栄光を浴びる馬は、追憶の縁として語り継がれるに足る1頭である。3冠で池江先生のように一息ついたファンだが、実は先週と今週が新たなる両雄並び立たずの決戦の舞台へ向けた、壮大な序曲として用意されているのかも知れない。どちらが強いのか、決着をつけずにはおれないのが大衆ファン心理なのだから。ニッポーテイオーは逃げ切ったが、今日は差して来る馬がはっきりした着差でけりをつけるだろう。勝負所は直線貴賓席前あたりで、勝勢が定まる筈だから。

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史上初

2005年10月30日 06時25分43秒 | Weblog
 史上初、天皇が観戦される天皇賞が今日実現する。
 東京2R 7枠 13番タネノエンプレス。エンプレスとは、天皇=エンペラー の女性形で、女帝 女性天皇でありまた皇后を意味する。今上陛下は第125代であられ、これで注目していた125回天皇賞はマンハッタンカフェ 蛯名正義が制した。その蛯名がエンプレスに跨って登場するのである。同枠隣にはメジロ。同じレースの、4枠7番 幸のプリンセスデザート。同枠に皇太子誕生日の横山。この2つとも素通りとは。125代を 12と5 と解釈すればこれは昨年のダービーの目。その連対の1頭が出走するが。京都11R 5枠5番 ロードマジェスティ。陛下エンペラー 国家元首の海外でのお呼び名は ユアマジェスティ である。

 上位人気でも、リンカーン。暗殺された大統領がこの慶き日、栄光近くに寄り添うとは、私には思われない。

 引退したハロウィーンジョッキー岡部の誕生日を明日に迎える今日。マイネルゼストら岡部記念馬も登場し、その思い出にまた浸る日でありたきもの。

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