覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

小冊子

2005年10月03日 20時26分35秒 | Weblog
 「優駿」10月号を買うと、中に、O-net とかいう結婚のための出会いを演出するらしい会社のカードが入っていた。これは、私が買った書店また地域だけであろうか?是非教えて下さい。お願いします。
 私も思い出を語ろう。ある年の秋の天皇賞、私はこの「優駿」誌の記事からジェニュイン発射必至と見て、懐かしい立川ウインズに向かった。拙宅から府中競馬場は遠くない。が、混む場所 申し訳ないが、うるさい学生さんが多い場所、私は全て嫌いである。居酒屋でも学生さんが訪れそうな場所は避ける。私が銀座が好きな所以である。さて置き、その立川で、何と緊急無料配布されている冊子 リーフレット状のものがあったのである。それは、「優駿」最新号の落丁、2,3の訂正ページの差換え版だったのである。優駿の意図した或いは精査洩れの訂正は多い。次月号の巻末などにそれが示される。が、よりによってウインズで、「優駿」と言う素晴らしいものを差し置き、外れ馬券ばかり購入する一般ファンにもおおっぴらに、その色彩豊かなリーフレットをばら撒く。これは堂々の勝ち馬宣言である。その必ずしも人が群がっていないリーフレット置き場から一葉を採ると、私は仔細に見た。完全な記憶は薄らいだが、この程度でもこうして号外訂正を出すのかと思われるほど、ミスは本質的ではないもので、が、出版に携わる立場ではゆるがせに出来ない馬名、と馬の写真の不一致に関する物であったと記憶の澱に残る。そのリーフレット上捲ったページに、堂々載っていたのが、小島太(現調教師)の騎乗するサクラの馬だったのである。


1995年 第112回天皇賞・秋

 1着 1枠1番 サクラチトセオー 小島 太
 2着 2枠4番 ジェニュイン   岡部幸雄


 今月末の東京の大一番天皇賞は次のような恐ろしいタイトルが冠せられている。

 エンペラーズカップ100年記念天皇賞(秋)

 この題名が、132回目のレースに大きくのしかかる。10月号ではあるが、優駿の132ページには、不自然な写真が載せてある。スプリンターズステークスクイズの問1、96年エイシンとフラワーパークの鼻差の大接戦。勝利は田原フラワーだったが、明らかに7枠8番ゼッケン エイシンワシントン がゴール前少し出ている写真を使っている。

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祝・優勝

2005年10月03日 19時40分46秒 | Weblog
 秋冒頭のGⅠ スプリンターズステークスは、私の察知した勝ち馬がめでたくゴールした。が、私が買えないと踏んだ馬が2着し、私は結局、このレース馬券参加せず、静かに拝見した。タイガースカラーだから、致し方なしと思うが、1、2番人気の馬券的凡戦であった。

 優駿39ページ。39回のGⅠなので、当然注目するが、ゼンノロブロイの英国遠征のページ。言うまでもなく、『遠征馬』であることを訴えていた。土日メインで13番が3頭発射したが、日曜阪神にあの愉快な馬 コレデイイノダ が13番で心強い出走を果たしてくれていた。さらに言うまでもなく、視聴率で惨敗のNHKドラマ「ファイト」に武豊役で出演したある中央競馬の現役ジョッキー はサイゴウジョンコに13番をつけて出演であった。私は追っていなかったが、この馬、ドラマで13番でGⅠを勝っている。NHKかJRA、どちらが13番を最終決定したのかは定かならねど、13番が秋GⅠで発射すること、既定事実であったのであり、相変わらずスポーツ紙など競馬マスコミに疎い私、まさかの1番人気で、興を殺がれた。
 土曜9番のゲートはみ出し(ヨシトミでなく大知の間違いでした)、すると翌日日曜9番が同じ中山の1 2R勝ちを初め3勝5連対す。ピンクリボンは阪神の8Rから圧巻のピンクの8枠の5連勝を含め、12レース中8レースで勝つ。阪神優勝祝いの連呼となった。岡田監督の80番がネタ元と観ている。
 優駿インタビューでデュランダルのナカイいや坂口正大(まさひろ)調教師、間に合わないと思ったが、順調に来ているとのたまう。

 サラブレッドヒーロー列伝は13番でNHKマイルを勝ったシーキングザパール。これはラインクラフトを直射するが、私は菊花賞前に、1番人気への信頼を薄める施策を向こうが採ると見ている。

 無敗三冠は企業の威信をかけた大博打であり、新たなるファン開拓であり、競馬を日頃見ない人が喜ぶレースを企画する筈だ。

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