覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

「優駿」から注目の一致ゼッケン

2005年10月27日 12時02分47秒 | Weblog
 第132回 秋の天皇賞、「優駿」11月号で、誰が見ても同じ結論になるという、ある提示された事実を申し上げよう。これまで、幾度と無く、示して来たが、その週に行われる重賞競走が何回目か、その回数と同じ最新号のページを開く。そこに、その週の重賞への示唆が込められており、それを読み解く。
 今週は 天皇賞 132回   スワンステークス 48回  武蔵野ステークス 10回

 そこで、132ページ 48ページ 10ページ  となる。10ページは目次であるが、此処には皆無とは言えまいが、背景に文字と馬具らしきものが配置された渋いページで、後回しにする。

 132ページ 48ページ を秋の天皇賞という視座で見つめる。132ページは、菊花賞クイズ6枚の過去の菊花賞の写真が並べられ、その年代順に並べて、2番目に古いものと2番目に新しいものとを答えさせるというもの。

 1、ナリタブライアン 3冠のアドバルーン
 2、福永洋一(祐一の天才父)のニホンピロムーテー勝ちの凱旋写真 帽子白
 3、タケホープ のパドック周回写真 ゼッケン11番
 4、ミスターシービー 3冠を祝うパドックの電光掲示板 8の文字だけで大文字をつくっている
 5、スーパークリーク 武豊初GⅠ制覇の表彰式の笑顔 帽子無し
 6、メジロデュレン 優勝村本騎手の緑帽子を片手、バックに車を配した両手を挙げた写真


 答えは、調べれば容易に分かるとして、ここで今回の天皇賞・秋 に何がどうまつわるのか。素直に見れば、この菊花賞馬6頭の内に、ズバリ 後に秋の天皇賞を勝った馬が1頭だけいる。武スーパークリークである。この写真の菊花賞の翌年の秋、オグリキャップの追撃を封じたのが8枠14番。そして、それが記念すべき第100回天皇賞であり、今回の天皇賞も エンペラーズカップ100周年記念 というサブタイトルが付いていることと符合する100同士となると、俄然瞠目に値すると言えまいか。で、このスーパークリークの写真の菊花賞を思い起こすと、3-8 単勝は17番、2着のガクエンツービートが3枠5番。88年、まだ学生だった私が50万円以上稼いだレースである。このクリークの17番を見た上で、該当のもう1つ48ページを見ると、意外な一致が見つかる。48ページは、シンボリルドルフ16の蹄跡を辿る の中の1ページ、旧5歳の日経賞 天皇賞・春 天皇賞・秋 ジャパンカップ 有馬記念 そして旧6歳の米GⅠ サンルイレイS と回顧が並び、引退式7番ゼッケンのを始め4枚の写真が置かれている。言うまでも無く、注目は秋の天皇賞だが、ギャロップダイナの急襲に屈し、国内では僅か2敗の内の1つ、このレースの写真は採られていない。が、歴史には次のように残っている。

 1985年 第92回 天皇賞・秋

  1着 3枠 5番 ギャロップダイナ   根本康広
  2着 8枠17番 シンボリルドルフ   岡部幸雄


 もう、申すまでも無い。スーパークリークの菊花賞は

  1着 8枠17番 スーパークリーク   武豊
  2着 3枠 5番 ガクエンンツービート 竹原啓二


 このレースは、2つの馬番が入れ替わっただけで一致する。注目のルドルフ クリークのゼッケンは17番である。客観的に、どう見ても、この2つのページでこのゼッケンの一致は揺るがない。
 間も無く発表される天皇賞枠順 17番、また5番 にはどの馬が置かれているのだろうか。
 

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1972

2005年10月27日 02時05分22秒 | Weblog
 天皇皇后両陛下 行幸あそばされる今週、前回のご来駕の折、まだデビューしていなかった、先週菊花賞最下位ジョッキー 幸(みゆき)騎手に託される恐ろしい役割、楽しみなことである。


 11月号30ページから、ディープインパクトをめぐる7つのアンケート集計結果発表と題する特集が掲載されている。私に解せないのは、何時の間にやら行われたこのアンケート、1972名の読者はこう答えた として、各Q(クエスチォンか?)の集計が並ぶのだが、設問によっては複数回答を含んだりして有効票数がまちまちであることだ。とすれば、投票に参加した読者数は各設問の有効票数の内最少のものであると推察する。その有効票数は


Q1 1969   Q2 1963   Q3 1977   Q4 1972   Q5 1969   Q6 2040   Q7 2013


 3冠になる可能性は何%か という問に1000%と書く無効票カウントのファンもあろうし、出て欲しい海外レースで、凱旋門賞とキングジョージの両方を書き、ダブルカウントされる票もあろう。が、兎も角、このページトップには、1972名の読者 と明記されている。私はこれをメッセージと取り、1972年を見なさい ということだと解釈した。実に、この1972年の菊花賞は イシノヒカル の優勝。が、さらに、この年の秋の天皇賞が今年の菊花賞と同じ 第66回 であることで話はややこしくなる。


 1972年 第33回 菊花賞

 1着 4枠 8番 イシノヒカル
 2着 8枠17番 タイテエム


 1972年 第66回 天皇賞・秋

 1着 7枠13番 ヤマニンウェーブ 
 2着 3枠 5番 パッシングゴール


 このどちらのレースも、確かに今年の菊花賞 3-4 の部分的予告を為している。が、そもそもこのページが秋の天皇賞が30日に行われる月の30ページであることから、ひょっとしたら、今週さらに、明らかな予告にこの66回天皇賞が採り上げられるのかも知れない。回数ページの他、日付ぺージにも気を配る。私が余り話さなかった方法の1つである。では、この仮説で、結果を見直せば、ヤマニンウェーブが132ページにも見える福永洋一騎手であることよりも、ヘヴンリーロマンスの札幌記念2着馬、ファストタテヤマ同様、今回出走予定の菊花賞2着 ホオキパウェーブ の存在に行き着く。調教師 二ノ宮敬宇(ニノミヤヨシタカ)師には 敬宮愛子様 が仄見え、この御方は、平成の次の次の天皇陛下で在らせられる可能性が高い。爾来、この調教師は、エルコン以来、この恐ろしいお名前にもかかわらず、皇室関係レースでホオキパの登場まで、これといった活躍馬が見られない。これから、であろうが、衆人に先んじた仕掛けを撃つのが我々の手法である。私は、別の勝ち馬を見込んでいたが、この馬に目を光らせ、探る。

 ともあれ、今週は、100円というギャンブルとしては自己否定的馬券を償う、高配当の7番と幸ジョッキー。

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