覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

懐かしさ

2005年10月05日 13時32分02秒 | Weblog
 何故、ハリケーンランなる馬が欧州の大一番 プリックデラークデトゥリオン(凱旋門賞)を勝ったのか、カトリーナちゃんの所為だね。わしなら、単勝ごそりだ。

 「優駿」冒頭2、3ページのキャッチ

 懐かしいと感じるのは、大切にしてきたから。とても大切にしてきたから。


 この懐かしさとは何? 思い出であり、競馬の歴史に残る同種のものの懐古であり、三冠馬 ではなかろうか。しかも、無敗の三冠馬なら シンボリルドルフ。2着はゴールドウェイだった。この馬がウインザーノットを差し置いて、毎日王冠を勝っている以上、昨年の将棋名人森内俊之先生のお陰で誕生した勝浦騎乗の毎日王冠馬に次いで、今週の王冠はここらから読む。大切にしてきた の連呼。こは如何に。

 シンボリルドルフが制した皐月賞、彼は10番だったが、これはディープの2着馬シックスセンスと同じ。また2冠目ダービーは4枠10番での勝利だったが、ディープのダービー2着馬は4枠7番のインティライミ。では、三冠目もルドルフをなぞるとすれば、1984年の菊花賞を覚えておいて好いだろう。


第45回 菊花賞  1984年11月11日

1着 3枠5番  シンボリルドルフ
2着 5枠8番  ゴールドウェイ

 今月「優駿」表紙は、ルドルフが勝った菊花賞ゼッケン5番を背負ったディープインパクト。懐かしさ を匂わす光景ではないか。徐々に確信が強まるというより、確信から発しているので、千度の頷きを以ってして今一度、この馬が三冠を達成しない、菊の大輪に値しない所以をあら探しする所存。ちなみに、ディープが負けるとするなら、ルドルフの初敗戦 JC のカツラギの逃げ切りゼッケン10番など、気を配る。が、最初から3冠を意識して向こうが番組全体を組み上げているのなら、粛々たるお役所仕事と、儀礼的に迎え撃つべきかもな。100年目天皇賞は阪神球団100年目と重なるので、そこから再度タイガージャージを推し量る方が良策とも思われる。復活原監督 また野村新監督の背番号が気に懸かる。

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