覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

舞う、桜

2005年04月05日 10時03分08秒 | Weblog
 復習をかねて、フェブラリーステークス のお話をしよう。

   譲れない誇りを賭けろ、砂の王者は世界を見据える。
      
      第22回 フェブラリーステークス

 このRDに対応する過去のRDを探すのは容易だった。

   誇り高き王者よ叫べ、譲れぬ世界の頂点。

      第24回 ジャパンカップ  
      第5回 ジャパンカップダート

 ダートのチャンピオン決定戦として、当然ジャパンカップ週でも、土曜のジャパンカップダートが注目 であることはいうまでも無い。そして、枠順を開けば、勝ち馬の示唆は明らかだった。

  ジャパンカップダートの1着枠を見る。

 7枠 13番 トップオブワールド  四位
    14番 タイムパラドックス  武豊  1着

 これに対し、今年初GⅠ フェブラリーステークスの1番人気、メイショウボーラー の8枠は

 8枠 14番 メイショウボーラー  福永  1着
    15番 トップオブワールド  四位

 実にJCダートの勝ち馬と同じ14番に、また同じトップオブワールドという馬と同枠に、メイショウボーラー が配置された。

 同じダートの代表的GⅠでも、秋のレースから春のレースに直接的な指示だが、期待のアドマイヤドンが勝てないことといい、正しく連続ドラマである。2月に行われるダートGⅠ 4月からのクラシックレースに比べ、注目度ははるかに低く、人寄せに馬券もやさしめにするのも無理からぬ事と思う。

 翻って、昨日指摘した今週桜花賞と年末の阪神ジュベナイルフィリーズとの、RDの類似性だが、このGⅠ桜花賞までの中央重賞のレースの流れから、恐らく、ある枠に人気馬を同居させ、ゾロ目を人気にして来るだろうと見ている。阪神ジュベナイル は3-3 のゾロ目決着である。もし、人気馬同士の枠が魅力的でも、そのゾロ目は囮だと考える。

  願い続けた夢に舞え、桜の冠に似合う笑顔がある。 桜花賞 RD

  若き女王が鮮烈に舞う、桜を予感する衝撃。    阪神JF RD

 これらの2つのレースは、ジャパンカップダートとフェブラリーSがダートの王者決定戦で類縁性が深いと同様、2歳牝馬のチャンピオン決定戦と彼女ら明け3歳馬の春のクラシックホース決定戦は、前哨戦と本番との関係に当たるわけで、文言にダブリや同調が織り込まれるのも無理は無い。
 だからといって、一方がゾロ目だから、もう一方もゾロ目が人気で、そこに注目が煽られるとなれば、これは馬券を売るための策動で、ゾロ目人気枠はせいぜい内1頭が2着までに絡むに過ぎないと見なければならない。いつもそう単純には行かないし、混戦に人気・実績に頼るのは寄る辺ない大衆の心理である。
 私は、今回の桜花賞で阪神JFを思い起こさせる文言が示された理由を次のように読む。


 阪神ジュベナイルフィリーズ 3枠5番 と3枠6番 の 3-3、かつてこれと同じ目で決したGⅠレースがあったはずである。最も最近、3-3 5番6番で決したレース、それはどのGⅠレースでどの騎手が勝利ジョッキーであったか。
 96年の皐月賞 である。

 第56回 皐月賞 1996年4月14日中山

  1着 3枠5番 イシノサンデー 四位洋文 山内研二 
  2着 3枠6番 ロイヤルタッチ 南井克巳 伊藤雄二

 そして、今月号の「優駿」の四位洋文インタビューページで、96年皐月賞をイシノサンデーで制してGⅠ初制覇となり・・・ とプロフィールで真っ先に紹介されている。

 阪神JFの3-3の回想から、昨日お話したことの一押しとして、以上私の見解である。


 サクラ に込められた思い!! 
 私は既にある1点の馬券を決めているが、その決めた枠 位置にどの馬を配置してくるか、主役は向こう 主催者である。○枠と○枠。アンブロワーズ 小島 四位 の位置を待つ。

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桜花賞 本命馬は

2005年04月04日 17時41分33秒 | Weblog
 クラシック第一弾 桜花賞、大本命無き多士済々の顔ぶれを競馬会は用意した。まだ月曜だが、現時点の最有力と思われる馬の名を挙げよう。

 1番人気はラインクラフトという気がするが、優駿誌ではまず、混戦模様であることを言い、サンデー産駒 対 母の父がサンデーの馬 との対立軸を示しているが、後者の中ではラインクラフトをその他と最後に挙げ、スピード寄りで実績は文句無いが、過度な期待は掛けにくいタイプと結んでいる。力量そのもので本命視を避けた見解である。人気の背負い方にも拠るが、重賞2勝の実績の割りに、人気を煽る論調をとっていない。今の時点で勝てる とは思いにくい。

 その対立軸では、サンデー系では、エイシンテンダー が最もバランスよく桜花賞向きで、ショウナンパントル エアメサイアらをややオークス向きと見、今回より後々の上積みを見込んでおり、後者の母父サンデーでは、アンブロワーズを最有力とし、ライラプスを上積みは求めにくいが通用する下地ありと述べている。

 注目の、RDは

   願い続けた夢に舞え、桜の冠に似合う笑顔がある。



 これと似たRDは、ズバリ 年末阪神ジュベナイルフィリーズで、

   若き女王が鮮烈に舞う、桜を予感する衝撃。


で、このときの結果は ショウナンパントル アンブロワーズ の3-3のゾロ目5番6番 である。その日の別のレース結果はまた、参照の必要がある。

 が、素直にこの文言を凝視すると、私には、十指に余るといってよい、迷われる悩ましい桜候補の中から、ただ1頭をはっきりと示しているように思える。
 「桜の冠」の似合う笑顔 とは、何か。馬の笑顔を想像するのも好いが、余り日ごろ馬の素顔に親しんでいない競馬関係者とは言いがたい我々ファンにとり、馬の笑顔、勝ち馬の顔立ちには意味が希薄である。これは、人のこと、出走を予定している競馬関係者ではないのか。
 桜の冠を何度も戴冠している笑顔の持ち主ということであれば、現役ジョッキーでは 武豊 に指を屈する。引退した元騎手現調教師では、河内先生が浮かぶが、今回は出走馬を用意しているわけではない。「桜の冠」を サクラ という馬名、文字通り冠号 と読めば、それはズバリ 現役時代サクラの馬をお手馬にし、大レースで縦横にサクラの馬を操った 小島 太 調教師である。その管理馬で、今回該当するのは アンブロワーズ。思い起こせば、小島厩舎は高松宮記念で1番人気プレシャスカフェを送り出したものの、3着に敗れ、期待を裏切り、その埋め合わせが待たれる所。
 今回のRDが、示唆するものとは、サクラの冠号が似合った人物 小島太調教師 の勝利の喜びの笑顔と見る。鞍上は、優駿4月号 でインタビュー記事を掲載の四位洋文。先週も、わずか1勝に終わり、4月号の四位洋文の意味の成就、ふさわしい脚光と活躍の場は未だである。今回の桜花賞が久しぶりのGⅠタイトルとなるのではないか。RDから、ジュベナイルFの2着馬としてもふさわしく見える。

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RD(レーシングダイアリー)

2005年04月04日 09時25分37秒 | Weblog
 先週木曜の夕方の記事で、RD(レーシングダイアリー)のお話をした。復習しよう。


  「高い意識を貫け、強い勝ち方が熱い視線を集める。」

   第37回 ダービー卿チャレンジトロフィー



 これに最も近い時期、似たRDを探し出す。


  「夏の頂点に立て、高い意識が秋に成就。」

   第40回 日本中央競馬会創立50周年記念 札幌記念



 札幌記念の当日、の3場のメインは、


  札幌記念
   1着 6枠 6番 ファインモーション
   2着 3枠 3番 バランスオブゲーム

  アイビスサマーダッシュ
   1着 5枠 5番 カルストンライトオ
   2着 8枠12番 タカオルビー

  阿蘇ステークス
   1着 5枠 5番 スターペスシンタ
   2着 7枠 9番 ホーマンベルウィン


 結果は瞭然。3レースのうち2レースで5番が1着し、昨日は東西の2つの重賞でともに5番が1着。大阪杯に至っては、上の3つのメインで最も目立たぬレース 阿蘇ステークスの目 5番 9番 がそのまま大阪杯を教えた。
 「高い意識」とは、GⅠ馬 のプライド、GⅠ馬の復活勝利 を指したもの という正解であった。ファインモーション ダイワメジャー とも、久々の勝利を味わうGⅠホースだった。


 中山9Rの セリーナトロフィーが3枠3番で出走していることも指摘したが、私はダービー卿チャレンジトロフィーで3枠ダイワメジャーでなく3番を採ってしまった。

 向こうは結果を決めてから、それを暗示する方策を練る。過去の同じ馬番や枠連のレースを仄めかしにかかる。



 もう、お気づきと思うが、皐月賞のRDは、昨年の秋の天皇賞と同じ、「英雄の誕生」の文言を含んでいる。

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なりたや~

2005年04月04日 07時28分15秒 | Weblog
 襲名の思い出をもう1つ。

 まだ記憶に新しい、昨年5月。歌舞伎界の宗家、市川家の大名跡 新之助の出世名 11代目海老蔵の襲名が行われた。私も昭和最後の日、予約していた歌舞伎座で実に先の陛下崩御の当日、歌舞伎をやると言うので出かけた日の鏡獅子の凛々しい姿以来、色気のある堂々たる名題役者となった海老蔵誕生。間違いなく馬券に反映することが必至だったので、祝賀の思いもひとしおだった。

 馬券は容易だった。蛯名を追えば済むこと。海老=蛯 襲名=名 あとは、市川家が成田屋であり、団十郎 海老蔵とも、襲名の際のお練(パレード)は千葉成田山新勝寺。ナリタ の発射である。

 その上、格好のネタが重なった。将棋名人戦の第1局が、海老蔵のお練と同じ舞台成田山新勝寺で4月初めに行われていたことである。このような寺を舞台のタイトル戦は稀である。海老蔵と将棋の一体化。

 5月早々、1日に青葉賞が組まれていた。11代目海老蔵の誕生する月に11回目の青葉賞。1着は蛯名正義(エビナ マサヨシであり、ショウギではありません)、将棋を匂わせる ハイヤーゲーム 2番人気で 単¥、280なり。ふざけたことに、2着までシェルゲーム の枠で決まった。
 勘三郎襲名のことはもうお話済み。3番が1着で、相手に七之助の7枠が人気でも外された事も示した。


 こういう簡単な馬券、次は何時だろう。

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おあとがよろしい・・・

2005年04月04日 06時49分20秒 | Weblog
 もうひとつ正蔵の襲名ネタだが、ダンスインザモア蛯名正義の勝ったスプリングステークス当日の、2R スズカアジテイターでも、海老名正蔵いや蛯名正義は勝っていた。スズカは襲名の舞台鈴本演芸場につながり、アジテイターとは言葉を駆使する人=噺家 の暗喩ではなかろうか。

 今調べていて見つけたが、同じ日 中京の7R

1着 4枠6番 タフネスゴールド
2着 5枠8番 エムエスゴールド

とは、中京の金鯱賞のサインではなかろうか。



 先週もマライアなんとかが馬に居ないか調べたが、見つからなかった。

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4月10日

2005年04月04日 06時14分00秒 | Weblog
 桜花賞当日の4月10日にあわせ、私は身内の誕生日でもあり、開催にあわせ、改めてカレンダーをチェックしていると、この日の花(樹木)が月桂樹(ローレル)であることが分かった。

 4月10日が、今上天皇皇后両陛下のご成婚の記念日であることは承知していたが、この日の花がローレルとは!その昔、3冠馬ナリタブライアンが前哨の阪神大章典で宿敵マヤノトップガンを退け、勇躍出走してきた春の天皇賞で、ブライアンを差し切った馬がサクラローレル。私は、この馬の活躍を、日本人のマラソンでの活躍を応援象徴するため用意されたと考えていた。(マラソン優勝者は月桂樹の冠を受ける。これが馬のマラソン!?長距離GⅠに似つかわしいとも考えた) が、両陛下のご成婚の日の花を背負う馬が、現皇太子さまと誕生日が同じジョッキー横山典弘を乗せて天皇賞に出走してくるのだから、出走2回で1着 2着 なのも頷ける。昨年も横山だった天皇賞。

 競馬で勝ちたければ、競馬以上に、社会 世の中 教養の厚みを増すよう勉強すべきだ。それ以上に、知性と教養ある人々が寄って集って協力すると言うのはまことに有効だと思う。

 思い出しついでだが、その天皇賞のRDが、「晩鐘に一騎、栄光は映える。」だったと記憶する。
 これを見た瞬間、画集を開きミレーの有名な人気のある農民を描いた絵画を探した。記憶どおり、農民は夕暮れ時、黒い帽子を持って敬虔な祈りに耽っていた。やはり、黒いブライアンの2枠は発射する、と分かった。

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空飛ぶ救世主

2005年04月04日 05時50分33秒 | Weblog
 Popeと言えば、エアメサイアとかいう馬が桜花賞に出走してくるのが気になる。昨年の桜花賞馬ダンスインザムードが最も最近出走した昨年のマイルチャンピオンシップの当日デビュー勝ちした馬である。

 亡き法王ヨハネパウロ2世は、稀に見る外遊回数を誇り、空飛ぶ法王 と言われた。

 エアメサイア=空の救世主

 これが正解に入れ替わるか、いや2着馬に最終指名されるか連対馬のそばに置かれるかもしれない。
 空を天国とも解釈すれば、随分と故人に似つかわしい。これが著しくオリジナルシナリオとかけ離れていれば、週の内に出走回避をするだろう。

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「どうもすいません」

2005年04月04日 04時55分43秒 | Weblog
 浅草の話題がこぶ平改め9代目林家正蔵 で、本名の海老名姓にあやかり、浅草特別の蛯名はどうかと書いたが、正蔵の襲名は3月21日からの、上野鈴本演芸場での襲名披露興行であり、その前日に終了したスプリングSのダンスインザモアの蛯名正義の1着で尽きていた。その時の2着が鈴本厩舎 いや鈴木厩舎のウインクルセイド。これは十字軍の勝利を意味しているが、歴史上初めてガリレオ裁判と十字軍派遣の誤りを公に認めたジョン・ポール いやヨハネ・パウロ2世の逝去。何をやってくるのだろう。

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ただ1頭の桜花賞候補馬

2005年04月04日 02時35分10秒 | Weblog
 歴戦の、そして恐らくは歴史に残る名牝血統のアドマイヤグルーヴ 2才チャンピオンにしてダートのドン アドマイヤドン、これらをはじめダービー2着馬など錚々たるメンバーを相手に、なぜか中京記念1着馬を差し置いて2着馬が1番人気になりそして勝つ。
 サンライズペガサスはこの距離このコースが好きだそうだが、演出側の勝手なキャラクタライズに過ぎない。
 大阪杯で申し上げた、皐月賞との関係だが、関東では皐月賞馬が「復活」と称し、東西で皐月尽くしとなった。もうすぐやって来る皐月賞、今日何かが結果に向け仕込んであるかもしれない。

 さて、バルクは昨年来の活躍と注目、一方バルクを抑えた皐月賞1着のダイワメジャーも貫禄を示し、バルク惨敗を受けたあとの、皐月賞馬 侮るなかれ であったが、恐らく宝塚 秋の天皇賞などで人気を背負うメジャー、逆に侮るべし と考える。昨年のJRACMで、皐月賞前、さんまは元ヤクルトの池山を連れ立って登場したが、野球=メジャー の遠まわしの示唆であった。今年も、孫正義の登場など、それで宮記念で蛯名正義の1番人気となったが、人々の真の関心はメジャー。その開幕週にあわせ発射してきた。馬にはそれなりに背負わされ、重ねあわされたキャラクターとシンボリックな意味がある。ダイワメジャー=和製(日本人)メジャープレイヤー

 人気馬 コスモバルクの惨敗、バルクとは荷を搭載した船の意味(bulk) つまり、貨物船舶である事をご存知だろうか。この馬を日本経済賞で打ち捨てることには競馬会は格別の意味を込めていると見る。昨年のジャパンカップ2着もしかり。2着に来てさすがではなく、飽くまで国内のエース馬に届かない、という負け方が大事なのである。ズバリ言おう。北海道公営の所属馬

 コスモバルク とは、北から来た船 即ち万景峰号を意味する

 有馬や宝塚はさておき、ダービー、天皇賞・春 という正統嫡流レースに用無し、が読み取れなければならなかったろう。わたしも、バルクの天皇賞制覇をあるいはと予期したが、馬券を売る脇役としての十分演出側にも旨みのある、出走さえ叶わないで終わった。これは、3歳有力馬の あの馬にも言えることである。

 桜花賞の週では、別の小船 いやあの馬は発射する

 そこを前提に、東西3番にともにGⅠ牝馬を配置し負けを味合わせたと見ている。牝馬は信用ならない、との世迷いの感覚をあおりつつ、フジテレビではレース終了後新たなキャスターに'ただ1頭の桜花賞候補馬を訪問させたリポートを流す。

 法王の御逝去、その本名、歴史的な稀な業績。264代であられたが、中山の巨大万馬券は3連複 2 5 4 でずれていたな。が、ローゼンクロイツ=薔薇色の十字架 など、バチカン ローマ また法王縁のポーランドネタで、追悼があるだろう。郵政激化すれば、〒=テ で始まる馬だ。今年は戦後60周年の記念を競馬で露わにするが、ノルマンディー上陸作戦はDデイで、印象的な日付の日だった。

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上演後 芝居がはねて

2005年04月03日 16時50分16秒 | Weblog
 私は、レース直前までマイネルソロモンを推し、自分では馬券を買わずに見守っていた。その本命視は当たらなかった。が、なぜ、昨日夜9時前の記事で、ダービー卿の人気薄2着 3着の 1番 14番 を指摘できたのか、雑誌「優駿」からそれを牽いて来ているのだが、私の読み込みでも、結論的に先週の高松宮記念のようにそこに今日の結果にぴたりの示唆があったわけではなかった。確実にこれはこうなると言う示唆も存在するが、毎週行われる全重賞全メインレースにそれは期待できない。勢い、読みきれる週を待つことになる。

 「根拠」と称するものが何であれ、好みで好きな馬をあげ、たまたま有力所と目されたうちの2頭、5番 9番 で大阪杯が決まって、自分は的中したと言う人々の放言に、私は興味ないし、そこに自分の1票を賭けようとも思わない。

 競馬は演出ではじめから、レース前から結果が決めてあり、それが全てのレースではないが、暗示示唆されておりそれを読み取れれば、たまたま当たるのでなく、正しい読み取りで自信を持って勝ち馬投票をすることが出来る。その基本的スタンスは間違いない。現在の自分の実力として、皐月賞が翌年の大阪杯につながる と言うことを、データという客観的なものでここにも提示した。また、ダービー卿で自信はなかったが(通常の馬と競馬の知識があれば人気が示すように私にも俄かに信じがたい)1番 14番 が目に付きそれを書いた上で自信がないと言って実際に投票しない、まあ、その程度のことで、不自然な「人気」のサンライズペガサスがどうも来そうだとの、うっすらした感触がレース直前にあっただけである。
 去年の皐月賞ゼッケンそのままだった大阪杯(⑭-⑱ が9頭立てで⑤-⑨)だが、私も絶対の自信があるときは投票する。そこまで思い入れられない今週であった。改めて、昨日の記事の大阪杯は前年の皐月賞から は確認して頂けただろう。その程度で来年もやって来る皐月賞からの大阪杯を待たれるがよい。必ず連動するわけでもないが、助けになるはずである。



 昨日今日とその程度だったと思う。

 わざわざ読んで頂いて、かする(ニアピン!)のでも、暗示でもなく、ピタリの的中を望まれる方のために私も、人前を憚りつつ、申し上げるときははっきり、可能な範囲で、申し上げるつもり。

 今日、ダービー卿で、推奨した2枠が消えたことの意味は、消える前から予期していたものがある。的中かどうかに関係ない予想をして置いてもよいだろう。来週桜花賞では、2枠3番に人気馬が入るからである。その馬が何か、皆さんにも予測は付くだろうと思う。

 そして、今の時点、いや先週の宮記念終了の時点において、来週の桜花賞で私が買う馬券は1点しかない。枠連の1点である。(既に決まっていようが)枠順が出て、大変納得がいけば大きく、納得が不足でも必ずその馬券は買う。その意を強くした今日の結果であった。


 皆さん、今日読んで今日すぐ儲かると言う目先馬券をあてにでなく、私同様、必ず狙い打て、自信を持って馬券生活出来る読み、見解、察知能力を育て、感得してもらいたい。来週、桜花賞で私と同じ枠連○-○ をお付き合い頂ける方は、また覗いて頂きたい。


 秋の天皇賞で最下位に負けた馬が、復活とか称し、このメンバーで勝つ また中京記念2着馬が、GⅠ級を相手に最後1番人気になり、圧勝する、すべて演出である。来週も、予定通りの、資格馬が桜花賞を勝つ。インタビューを見ても、ヨシトミは全然嬉しそうでない、予定の上演を終えた役柄通りの役者の顔である。



 また、しかし格別、来週が楽しみである。

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3番の武

2005年04月03日 14時44分16秒 | Weblog
 3鞍で3番に乗って登場の武豊。9Rも1番人気でやらず。アドマイヤグルーヴ も3番で控えているが、これは実力とか調子というものではなく、先週GⅠを含む3鞍連勝したあとを引いた、演出。大阪杯、オッズを見て、5番が実績以上の低配当ではなかろうか。

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ピサ

2005年04月03日 12時59分14秒 | Weblog
 中山実に5R 6R と続けて、6番 北村騎手 藤沢厩舎のピサノ の馬が発射した。バチカンを追悼する遠まわしとして、イタリアは斜塔で有名なピサを出してきたとも思われるが、これで、今日の重賞6番は禁物になった。ドン 買ってはならないと思う。北村の位置の不思議さも悩ましかったが、メインの1枠1番もさらに弱まる。

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GⅠ前週の重賞

2005年04月03日 11時48分43秒 | Weblog
 中山のメイン重賞ダービー卿だが、週中に言ったことも考え合わせ、総合的に見て、2枠の中心は動かしがたいと考える。37pの四位の写真、49pのキョウエイマーチのことなど総合し、やはり、昨日示した1番 14番の両者は強い示唆が見えないと見て、ゾロ目の2-2 を一番手に見てみたい。2枠でも4番のソロモンの方の単が強く、勝つのはこれと見る。1番は北村の1番続きのサポートが枠順にあることは事実。

 この中山のゾロ目性がその通り出れば、阪神のアドマイヤ2頭決着は弱くなる。昨日お話したように、昨年皐月賞からの示唆を中心に据え、その連動を裏切らないというスタンスでGⅠ前の週を正攻法で見つめたい。ライブドアのドアを逆さに馬名に持つ アドマイヤ 、もしグルーヴがよいと思われるなら、そこから、9番 7番 5番のどれかでよいと思う。当座ライブドア騒動が続く中で、アドマイヤを捉えたい。レースが進めばさらに絞れよう。

 全国市町村大合併が年度始めで達成され、昨日も各地でゾロ目を展開して大きな馬券も出した。ダービー卿では、不思議に実績の割に人気を背負わせているフジサイレンスが岡部引退記念の2着の記憶から人気に見せているが、この引退式の2万2千人という不思議な概数に疑問を晴らす2枠発射かも知れない。

 ローマ法王の御逝去を、今日の世界を創ったお方のお一人として、JRAとともに御悼み申し上げる。ダービー卿の2枠3番は来ても2着で来週に突入したいものだ。

RDの「高い意識」 とは、GⅠ牝馬の貫禄と自負 とみて、前回の札幌記念ファインモーション勝ちと同じ、牝馬の出番が用意された今日のメインに注目。キョウエイマーチの桜花賞8-8のページの仕掛け、私は見抜いているつもり。

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産経大阪杯について

2005年04月03日 00時12分12秒 | Weblog
 2つの結論が出てきて、どちらかだと思うのだが、馬連各1点ずつを提示して置きたい。



 武が勝たない土曜日の翌日、発射が続いたアドマイヤだが、常識的に避けるこのアドマイヤも、優駿49Pから、俄然ワンツーがあるとも取れる。RDの、「高い意識」の文言の一致は、今週と昨年の8月の札幌記念の週である。札幌記念は8月22日


1着 6枠6番 ファインモーション  武豊
2着 3枠3番 バランスオブゲーム  田中勝

で決まっている。3番のファインモーションはアドマイヤグルーヴと同じ、武騎乗で ローズS エリザベス女王杯を連勝した馬である。
 優駿の49Pは8-8 のゾロ目で決まった97年のキョウエイマーチの桜花賞で、今回のこのレースでの揃い目は、アドマイヤの1,2着。



 もうひとつの読み筋は、この大阪杯のレースの連動レースに端を発する。その連動レースとは、一年前皐月賞である。

 1989年の平成元年以降、前年の皐月賞の目がこのレースに踏襲されること、昨年まで16年で実に14回。ともに2000mのレースだが、必然性が何かの議論はさておき、向こうがこれを決めてやってきていることなので、これを基本的に尊重する。図表化しないが、たどっって見ると、



 昨年の大阪杯は前年皐月賞の1着ネオユニヴァースの3番ゼッケンと、2着サクラプレジデントの3枠の組み合わさった3枠3番マグナーテンとネオユニヴァース自身で決まっている。その前は、皐月賞ノーリーズンの2着タイガーカフェが5枠だったのを受け、03年大阪杯は5枠タガノマイバッハの勝ち。その前が皐月賞馬アグネスタキオンの4枠7番は翌年大阪杯の5枠7番サンライズペガサスの1着につながる。その前は、2000年皐月賞2着の2枠3番ダイタクリーヴァから、01年大阪杯は2枠トーホウドリームと3番エアシャカールで決する。その前のオペラオー オースミブライトの6枠ゾロ目の皐月賞は翌年大阪杯につながらなかったが、その前の皐月賞セイウンスカイが3番で勝てば、翌年大阪杯は3枠3番サイレントハンター勝ち。その前が2番シルクライトニングが翌大阪杯の2番エアグルーヴの勝ちに、またその前が皐月2着のロイヤルタッチ6番が、97年大阪杯の2着ユウトウセイの6番になる。その前95皐月から96大阪杯がまたやらず で、その前ナリタブライアンの2着サクラスーパーオーの7番ゼッケンが95年大阪杯の2着7番のダンシングサーパスに、その前が2着ビワハヤヒデの18番は翌年大阪杯が15頭立てになったために周りまわって18番が3番となり、勝ち馬3番のネーハイシーザーに移される。その前92皐月の2着5番ナリタタイセイの3枠5番は翌93大阪杯の3枠5番ナイスネイチャで2着。その前のトウカイテイオーの2着シャコーグレイドの2番ゼッケンは92大阪杯勝ちのトウカイテイオー自身の2番ゼッケンを指名する。その前はアイネスフウジンンの2番は91大阪杯の2着馬ダイユウサクの2番となる。その前は勝ち馬ドクタースパートが同じ8枠のオサイチジョージとなり・・・という具合である。


 昨年皐月賞は

1着 7枠14番 ダイワメジャー
2着 8枠18番 コスモバルク

 これが、反映すると見る。すると、枠の7と8。ゼッケンでは9頭立てだから、回って14番が5番に 18番が9番に。
 浮かびあがるのは、7枠7番メガスターダム 8枠9番ハーツクライ 5枠5番サンライズペガサス となり、このうちの1頭は間違いなく発射することになる。
 ここから、優駿の49pの97年マーチ ドーベルの桜花賞から、

 9番 ハーツクライ  横山
 7番 メガスターダム 松永

の組を本命に見たい。5番9番 では、既に別記事で説明した9-14と同じ結果が、土曜の阪神メインと日曜メインのこのレースとで、ダブルミーニングになってしまう。皐月も大阪杯も7-8が中心。

 以上、結論2つ



 3番6番 のアドマイヤ尽くし

 7番9番 の枠でいう7-8

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37p 四位洋文の意味

2005年04月02日 21時43分34秒 | Weblog
37回目の重賞が行われる日に最新号の37ページを見る


 これが、主催者から手渡しのプレゼント 雑誌「優駿」を使った勝ち方であることを再三述べている。
GⅠ桜花賞の前の週である事もあり、今日の読みの足りなさを自嘲する。実に、見事な示唆がしてあった。いや、明日を思えば、してあるのだろう、と言い直したい。


 もう一度、このブログに掲載した4月号37ページの四位洋文の写真を見て、よく聴いて頂きたい。


 わたしは、昨日開幕の巨人広島戦 安藤美姫の始球式から、今日の1R6枠の安藤の乗ったダンシングミラクル 長浜厩舎を先ず指摘した。が、調べは甘く不足だったのである。



 この写真は、4月号の四位のインタビュー記事に合わせて用意されたものらしく、勝負服と緑の帽子から、時期的に判断して間違いなく、3月5日(土)の阪神9R 淡路特別 でのタニノボルガ号 での四位の写真だと分かる。
 それでどう戦うかである。実に次のような示唆が込められていた。



 この3月5日の阪神の番組を今日と比較してみる。すると、



 3月5日 10R心斎橋ステークス  9R 淡路特別
 4月2日 10R道頓堀ステークス  9R 明石特別



 大阪に疎い私としては、このお互い2つの地名がどれくらい近しく類縁性の深いものか分からない。が、今日のレースの示唆として、競馬会が優駿号で3月5日を暗に示唆している以上、この2つが類似した決着、少なくとも古い方のレース結果を見れば今日の結果が予知できる程度の仕掛けがしてあることを察知できなければならなかった。御覧頂こう。

3月5日阪神10R 心斎橋ステークス

1着 3枠 6番 クリノワールド
2着 1枠 2番 マイケルバローズ

 一方、今日のレース

4月2日阪神10R 道頓堀ステークス

1着 7枠14番 スターイレブン
2着 1枠 2番 マイネサマンサ
3着 3枠 6番 ポジションワン

何と、淡路Sの1,2着が2,3着のゼッケンに滑っただけである。1番人気の14番を加えて3連複¥、2810 要するに、心斎橋の1,2着ゼッケンに、1番人気を絡めて、2点で馬連が獲れる仕掛けになっていた。


 次に2つの日の9Rを見よう。

3月5日 阪神9R淡路特別

1着 8枠13番 キャッチザゴールド
2着 4枠 6番 ミキノマーベラス


4月2日 阪神9R明石特別

1着 2枠 2番 サクラゲイル
2着 6枠 6番 ミキノマーベラス

 何と! 同じ馬が同じゼッケンで2着している。これに枠順発表の時点で気づいて、11頭立て6番人気 ミキノマーベラスから流して、馬連3万馬券をゲットすべきである、との向こうからの示唆であったと考えられる。

 が、これで終わりではないはず。明日の示唆もあるはずである。続く...

(投稿が前後しましたが、2つ前の 「明日は」の前半部分です。あとで順序は直します。すみません)

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