祇園精舎

気の向くままの徒然日記

高尾山登山マラソン 記

2008年12月14日 | Run & Walk
参加リストをみると220名である。
地元の中高生が大半…半分以上であった。

その中で走る市民ランナーとしてはちょっと浮いてしまうような感じがあった。
中には80歳の参加の方もいて驚いた。

開会の挨拶も質素なもので簡略で進行する
幸い天候は回復にむかいスタートするときには雨上がるで良かった


後方からスタート。
約1キロは平地走で問題がなかったが団子状の集団。
仲がよく並んで走る学生達を抜くには一苦労である。


しかし…民家へというのか農道というのか…登山する道が始まるとスゴイものである

中学生達が「しんどい!」「無理!」と各々声を上げているのが聞こえて


なんとまぁ…始まったばかりで情けないことを・・・って思いながら走ると
続々と前列がペースダウンしてオモシロイように抜くことができた。
まぁ…これが成功であり失敗であったと後で思うのだが・・・


とにかく本番ってなると気持ちが前に進んでるので従来で走ってるペースよりオーバーしていたのは確かであった。


とにかく登り斜面。
これをひたすら走って登っているとスタミナが削られていき、自分も息があがってしまったのである。。。

単に学生達より少しだけ調子がよかっただけでペースダウンに陥ってしまうのであった。

ぜぃーぜぃー言いながら、坂道を登っている感触と山とミカンの景色を楽しむようなゆとりは最初はあった。


スタミナが無くなってきてジョグでなんとか頂上までは…って鼓舞していたがあまりの急激な坂のうえ、前に走ってる学生達も歩いてくる始末。

15~20分ほど走って3キロの表示。

走りきろうという気持ちが切れた。

まだ半分残ってる…無理だって

歩いた。走ってることに後悔はなかったけど、ひたすら
「走れない…しんどい…」って連呼していた

走りきるには体力も必要だけど最後までとなるとかなり強い精神力が必要だと思える。
残念だけど自分は未だまだ弱い…というんやろうな


止まることはしなかった。
早歩きで一定のペースで胸を張ろうとして走れるときは走ろうと頑張った。


歩いてた学生は自分に抜かれて負けん気がでてか走って抜いていく。そして歩いては自分に追いつかれまた走る。。。

終始そんな感じであった。

学生達もよくもまぁ何度も登り坂をスパートする元気があるものだと感心した。自分もスパートを試みたが3回以上もできることはでかなかった

「これが若さってヤツか…」 某大尉のように修正されて涙がひかる想いであった


とにかくゴールだけ早くきてほしい…って思いが今回は強かった。



それでも終わってみればしんどさもなくなって「あぁ、出来るものやな」って思えた

総合順位は39位。
以前の大会と違って力を振り絞った感じはなかった。
学生達と同じレベルで走れているのでまだ自分の走力は捨てたものじゃないなぁと思えた。

しかし先頭とは約10分の差がある。強いよなぁ


80歳のおじぃちゃんも完走していた。これも強いと感じた

着替える時に隣にいたので話をした。
先々月の和歌山ジャズマラソンでハーフを完走したといってた。
そして次は口熊野を走るという。

タイムが遅いと気にしていたようだが、自分からいえば高齢で走ってる行為に敬意をもつ。
また口熊野で会いましょうと言った。

若い連中に年配者、今回の大会で色々と刺激になってよかった







そして年齢別部門で3位にはいり表彰をもらいました

部門別参加者は10名だったからもあるけどやってみてよかった