祇園精舎

気の向くままの徒然日記

エゴを考える

2007年02月08日 | ひとりごと
ペットを飼うことは人のエゴであると思っている。
飼うことをいけないとは思っていない。
自分は今飼わない。


身近で近所の犬はいつも吠えている。
人が来たから。寂しいから。散歩いきたいから。ご飯食べたいから…なにかしら朝夕夜関係なく吠える。近隣も迷惑していて苦情がでてるようだ。吠えるから仕方ない!と言ってるらしい。
でも原因はペットが悪い…ではなく飼い主が悪い。躾ができていないからと、吠えるからには何か理由があってで訴えてるからだろう。その原因に気づいていない飼い主がペットの責任にする…実に嘆かわしく感じる。


最近母のぼやきの一つを聞かなくなった。今日問うてみた。
「ミーちゃんはどうなったん?」斜め向かいの猫のことである
「ああ、あのバカ猫ね…」
近隣では所構わず糞尿し、物や畑を荒らしたり、鳴いて騒がしく…と百害あって一利なしの存在のようで迷惑を被っていたらしく反感は多かったようだ。
母も「毒殺してやろうか!」と冗談とも本気とも分らず憤慨していた。オイオイ物騒だな。
猫がいない時は心配だったのか飼い主は「ミ~ちゃ~ん…ミ~ちゃ~ん…」と、となりのトトロにでるおばぁちゃんに似た声で呼んでいるのを聴いたことはある。
そして以前母に向かって「ミーちゃんが殺されるー!」と叫ばれたらしい(笑)
目が点になったと言ってたがあの時も憤慨してたっけ…
飼い主も心配なら家の中で飼えばいいのに。
結局面倒を見切れずと周囲の圧力から耐えれず捨てたとのことである。
しかも隣町の某猫公園。捨てる人が多く問題になっていて見つかったら懲役か罰金になるのに…
いやそれ以前のモラルの問題だな。


棄てる…
魚類・爬虫類・両生類等のペット放置の報道でも色々と問題になっている。
外来種の放置により従来の種が侵略され数が減り生態系が崩れたり…とはよく聞く。
身近ではブラックバスか?最近では自然生息のメダカが少ないと聞いた。
自然破壊が大きく悪環境に対応できないからだろうが、人の手によって影響を受けている。考えればこれもエゴだな。
沖縄に台湾のハブが放置され元に住んでいるハブとのあいの子が見つかり、生息地域が拡大されているらしい。あいのこの毒性は親より凄く凶暴で脅威といってた。
大げさにいえば
自然は弱肉強食…というが、最後にはしっぺ返しで人間に害が被っているんだなぁと思えてくる。


母はムツゴロウさんこと畑正憲氏を良く思っていない。
シベリアンハスキーのブームを起こした人で販売の促進もしていたからという。
温かい地域の気候に合わないうえ、運動量が半端でないから飼う側も犬にも厳しく日本では可哀そうだという。
確かに飼っている人はいるだろうが、ブームの時と比べ周囲では全くといっていいほど見なくなった。

行方・末路…
保険所で処分される犬・猫の話を知った時は実に悲しくなる… あれは残酷だ


映画「クイール」は果たしてどうだろう?
盲導犬、人に一生を尽くす。パートナーとなる存在だが考え方によれば人のエゴに巻き込まれている。


ペットに対して今思うこと
愛情だけが偏らず躾をもたさなければいけないし、周囲に迷惑はかけないことは最低限のことだと思えるし、最後まで愛情を注げれなければ飼うべきではないと感じる。これを義務だとホンマ思う。義務がもてなければ飼うべきでないし飼ってあげてもかわいそうだと感じる。

義務をもててペットとの理解ができればエゴも最高だと思う。

2007年02月07日 | ひとりごと
朝、車を運転してみた。
腕が痛くてハンドルをまわすのが厳しい。そして感覚が変。スピードも出してないのに慎重になる。恐怖を感じてる?違和感を感じて仕方なかった。
「あんたに命を預けてるんやよ」と言われた。
鼻で笑ったけど少しプレッシャーを感じた。
人を運行している職の人はすごい責任と命を背負って走るんやな、と考えたら何か運転がすごい行為だと感じた。

そして頭がおかしくなったのか?会社から歩いて帰ろうと思った。
益が無く意味は無いけど、乗り物に頼らず歩けるか試そう…と思った。
幾人か声をかけられ乗っていくか?とも言ってくれたが断る。
可愛げのないケッタイな人だと思われただろう。自分でも変な輩だと思ったが構わず歩いた。歩いてみたかった。
しかし温暖化の影響か?全く寒くない。2月だぞ?
車で約15分程の距離だから10キロも満たない。だからしれているはず。ウオーキングには適度な距離だ。…と考えていたが膝が痛くなる。これは戒め。

無心になれず何か考えてしまう。
子供の時に母に怒られ裸足で家を出て行き駅まで歩いたことや、
旅行で帰ってきた時に父が向かえにきてくれたのに無視して歩いて帰ったことなどを思い出した。その時の道を通ったから。あの時はスマンことをした。
たくさんの車が通りすぎ抜かれていく。色々な人が行き交っていると考えれば不思議。
いつも何気に流れている景色がスローモーションで流れる。自分の足は遅い。
時間の無駄を少しだけ楽しみながらじれったくもなりながら乗り物のありがたみを軽く感じた。

そして難なく歩けた。気持ちはまだまだ歩ける。今は頼らなくても大丈夫だなと感じれた。
急ぐこともなく行動する楽しみを捨てれば乗り物が無くなっても生きていく最低限の生活はとりあえず出来るとは思った。

明日は…いや止めておこう。もう歩かない。
頼れる時は素直に従うのが得である。

なんか変わり者だと自分で思っている。

それが大事

2007年02月06日 | ひとりごと

負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時
それが一番大事

負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
涙見せてもいいよ
それを忘れなければ

高価な墓石を建てるより
安くても生きてる方がすばらしい
ここに居るだけで傷ついてる人はいるけど
さんざん我侭言った後あなたへの想いは
変わらないけど
見えてるやさしに時折負けそうになる

ここにあなたが居ないのが淋しいのじゃなくて
ここにあなたが居ないと思う事が淋しい(でも)

負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時
それが一番大事

歌:大事MANブラザーズバンド 作詞・作曲:立川俊之


辞めた人のノートにこの歌詞を書いていた。
世代が違うのに知っていたんやな、と関心した。
色々辛かったことも頑張ってたんだなぁ…と感じた。
でもいつか逢える…歌詞と同じことを想う。

初めて聞いた時サビの歌詞がいいなぁ…と思った。
昔々、カラオケでこの曲を歌った時にスッゲー音痴で笑われた記憶がある。
歌詞を改めてみると考えさせられる。
大事なことを見失ってるといわれれば言葉はございませんね。

そして辛いときに口ずさんでみたら少し頑張れる気がします。


千丈の堤も螻蟻の穴をもって潰ゆ…

2007年02月05日 | ひとりごと
ちまたでは食品での問題が報道され不二家が経営不振に陥りましたが…

たまに不二家に寄りケーキを買っていた。
店の主人とは顔見知りではないが、何回か買ううちに顔を覚えてくれ
「いつもありがとうございます!」と声をかけてくれるようになった。
ペコちゃんの人形もくれた。

しかし先日店の前を通ると閉店していた。
主人はどうしてるのだろう…?すごい寂しい気持ちになった。

確かに賞味期限切れを使用したのは信用を失うし悪いことで許しがたいけど…
考えてみる。

賞味期限を過ぎた品を使用したのだろ?
家庭なら消費期限より劣化しにくいから多少大丈夫…とは思ってしまうかな?
でも企業だし人さまに出すなら絶対避けるべきだよな。
しかし菓子職人・パティシエが作って味を見ているのだし…冷蔵庫が普及する前なら商品の寿命って感覚だったのだから、今は敏感と過剰に反応しているのではないかな?とも思えてくる。
もちろん基準は大切です。

しかし人柄も知らぬがあの店の主人が悪いとは思えない。
不二家って全国で展開しているから主人だけにとどまらず、たくさんの人が影響を受けて店を閉めた…と思えばなんか悲しい。

と同時にマスコミ・メディアの力も大きすぎると感じる。
報道は大事で悪いことには制裁は必要だろうけど制裁が強すぎる…と思いました。


ペコちゃんの人形は、捨てずに今オモチャ箱の中に眠っている…

もうお店は開店しないのだろうか?開いたら自分は行ってみようと思っています。

地獄の沙汰も金次第

2007年02月04日 | ひとりごと
ようやく体が動けるようになった。
腰が回復したのが大きい。膝も痛いが曲がる。「おおー俺の体だ!」
「ショーシャンクの空に」の最後に監獄から脱した主人公か、旬でいえば手塚治虫氏の「どろろ」にでてくる百鬼丸で自分の体を取り戻した感覚だ。とはいえ旬の映画は見ていない…
しかし手首だけは回復が遅い。多分小さくヒビが入ってるかもしれないかも。
まぁ日にち薬で頑張ろう。

まともに動けるようになったので、相方の様子を見にバイク屋に行く。


…う~ん…微妙な破損と変形だ…傷は確かに入ってるが…ガマンしる
ミラーはもちろん無いが…シャフトが微妙に曲がっている…
これはどうなんだ?

「修理にどれくらいかかります?」と尋ねると
「¥1000000かな?」と店長。
「ぬえぇぇぇ~!?」冗談いうからオモシロいが…

「どこまで直すかは君次第やな。」という。ムムム…
「なら乗って帰る?」
「えぇぇぇ~!?」どこまで本気かワカランちん。
そういいながら作業の手を止めて愛車を動かしてくれた。

…最小限の修繕でお願いした。

「工賃1分¥6000、店長がしたらそれ以上ッスよ」スタッフがいう。
「なら即効で仕上げてくださいね」
「それはムリ!」…オモシロいけどあまりお客を困らせないでくださいね(汗)

でも相談にのってくれてたし状況も自分と同じでひどくなさそうなので安心した。
後はヨロシク頼みますよ。。。。ホント