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「デメリットのあるところにこそ、ビジネスチャンスがある」
小生が尊敬する経営者の1人であります小倉昌男さんの言葉であります。日経「私の履歴書」を読んで感動したのを覚えてます。1カ月分しっかりとコピーさせていただきました。東大を卒業後、24歳で家業の大和運輸の社長に就任しました。オイルショックの不況の中、企業向けから個人向け宅配事業を開始して危機を脱しました。当時は馬鹿者扱いをされ、前例主義の運輸省との許認可の交渉は困難を極めましたが、苦心の末、全国一律サービスを実現しました。
ピンチこそチャンス!相場の格言に「人の行く裏に道あり花の山」とありますが、ただの「逆張り」の発想ではなくて、まわりに踊らされない冷静な判断も必要です。下の句には「いずれも行くも散らぬ間に行け」と…。
天国から小倉昌男艦長の声が聞こえてきそうです。
「ヤマト発進!ターゲットスコープスタンバイ!宅急便発送!」