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アメリカ大使館での昭和天皇(1945年9月27日フェレイス撮影3枚中の1枚)
『日本国天皇はこの私であります。戦争に関する一切の責任はこの私にあります。私の命においてすべてが行なわれました限り、日本にはただ一人の戦犯もおりません。絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟はあります』
昭和天皇が敗戦国の国家元首としてマッカーサーが滞在するアメリカ大使館に出向き会談した際、マッカーサーは、会談の際の昭和天皇の真摯な姿勢に感銘を受ける。当時、連合国のソ連とイギリスを中心としたイギリス連邦諸国は、天皇を「戦犯リスト」の筆頭に挙げていた。しかし、マッカーサーは、もし天皇を処刑した場合、日本に軍政を布かなくてはならなくなり、ゲリラ戦に陥る可能性を予見していたため、ソ連やイギリスの意に反し天皇を丁重に扱うことで、安定した占領統治を行うつもりだった。だがマッカーサー自身は、「天皇が、敗戦国の君主がそうするように戦争犯罪者として起訴されないよう訴えるのではないか」と懸念したが、昭和天皇は命乞いをするどころか「戦争の全責任は私にある。私は
死刑も覚悟しており、私の命はすべて司令部に委ねる。どうか国民が生活に困らぬよう連合国にお願いしたい」と述べたと語っている【Wikipedia】
『しかしながら、罪なき八〇〇〇万の国民が、住むに家なく、着るに衣なく、食べるに食なき姿において、まさに深憂に耐えんものがあります。温かき閣下のご配慮を持ちまして、国民たちの衣食住の点のみにご高配を賜りますように』
All men are brothers, like the seas throughout the world; So why do winds and waves clash so fiercely everywhere? - Emperor Hirohito
すべての人は、世界の海のように兄弟である。なのになぜ、風や波は、ひどくあちこちで衝突するのか(日本国・天皇)
May the soul rest in peace!
9月27日(金)
00時 14℃
03時 13℃
06時 11℃
09時 16℃
12時 20℃
15時 18℃
18時 17℃
21時 15℃
一気に冷え込んできました。ストーブを意識してくるような肌寒さです。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる
【古今和歌集・藤原敏行】
Autumn has arrived
I cannot clearly see it,
And yet I am taken aback
By that familiar sound
Of the autumn wind.
Fujiwara no Toshiyuki
秋が来たと目にははっきりと見えないけれども、風の音にはっと気づいたという解釈です。
「きみ、風の音を聞いても悟る人がおるわなあ」と松下幸之助翁はおっしゃいました。感性が豊かな人には、見えないものを観えて、聞こえないものが聴こえる能力を持ってます。