生きる

思い出を抱えて生きる

東京アンダーワールドを読んで・・

2010-09-03 11:17:55 | Weblog
頭でっかちの十代終わり
一番身近にいた異性が、何ものにも代えがたいすばらしい人物に思えて 何もかも捧げて悔いなしなんて思っていた。
一瞬だったのですがね。
その頃 赤いギンガムチェックのテーブルクロスにうっとりしながら『ニコラス 横田店』でピザを食べました。

しかし夢はまたたくまに現実におおわれて ひたすらその中を泳いでいたのかな

40年近くたって 
ニコラス発見 でも『ス』がない
店名はニコラになっていた。
またもやピザを食べながらそこで『東京アンダーワールド』という本に出会った。
(著者ロバート・ホワイティング)
戦後の日本の復興?歩?をニコル・ザペッティという方に取材しながら裏社会から書いたものです。
ニコラス→ニコラに変わった経由もでてくる。

政治、暴力団、警察、諜報員、プロレスラー、高級娼婦
あぁ あのうやむやになった事件かぁ~

考えながら そして拙い記憶をたぐりよせながら読んでいましたので ずいぶん日数がかかりました。

読み終わって・・
まさか!
ふぅ~ん
まったく!
どのコースを選択したかで違いがありこそすれ
みんな 必死で泳いだんだな
 
私、まだ おぼれるわけにはいかないので このまま泳ぎ続けます。


     木製パレット屋のつぶやき