時代小説の本の中で山に住む人(たぶんマタギかな?)の掟?で
汁かけご飯は、いけない。
人の後ろを通ってはいけない。
なんて箇所があった。
物語も佳境に入っているときで ふぅ~んで読み進めていけばいいものを
えっ!?どうして?
ピタッと止まって物思いにふけってしまった。
せっかく いいところだったのに・・
昔、母がご飯にみそ汁をかけて食べては、いけないと言っていた。
「えーー!なんで?どうして?」
実は、かなり大きくなるまで その言葉を口に出していた。
最近は、心の中でつぶやくことが多い・・と思う。
母が言うには、行儀が悪い。
消化に悪いが その理由だった。
山の中でもそうなの?
囲炉裏端で行儀が悪いとか消化に悪いっていわないよね?
もしや山の神様に対しての縁起かつぎかしら?
山の神様って女ですごく嫉妬深いっていうけれどホントかしら?
結局、わからないまま数日過ぎている。
最近、昼間 誰も見てないだろうって少し残ったご飯にみそ汁をかけて食べている。
喉の通りはいいし 食べ終わるのは早いし 洗いやすいし
ご満悦です。
時々、お母さんごめんなさいって思うんだけれどね。
本日のみそ汁
かつ節出汁、豆腐、油揚げ、しめじ、高菜
ご飯は、牛のしぐれ煮
木製パレット屋の婆さんは気にしない気にしないって行儀が悪い