婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

蛍草

2020-01-21 14:55:04 | Weblog


子供の頃『トンボ草』って呼んでいたのが大人になってつゆ草だって知ってふぅ~んって思った。
なぜかトンボの大好物だって思っていたので トンボを捕まえては食べるように強要していた。
小さな子は、残酷だ。(私かな?)
優しさの押し売りが虐待だったから・・
カゴにトンボを入れて たくさんのつゆ草も押し込んで飽きずにながめた。
私にとっては、ずぅっと特別な花です。
今では、庭で見つけると大事にしています。
そんなわけで蛍草の表紙にどうしてつゆ草が書かれているんだろうって興味津々で手に取った。

だんだん小説のほうにのめりこんで つゆ草のことは忘れていた。
夜中に一人で笑ったり 感嘆の声を上げたりだから ワンコはそのたびにビクッとしている。
葉室麟さんって もしかしたら推理小説みたいなのが好きだったのかしら?
ふと そう思う。

蛍草は、つゆ草の別名だった。
えーーどうしてもっと早く気づかないんだろう。
鈍さが悔しい。


  木製パレット屋の婆さんはどうもピントがずれているときがある