「何か問題がありましたか?」ゆっくりと落ち着いた声で尋ねてくださいました。「死の時を私達が決めてしまった そんな気持ちになったのですね」これが、私の踏み絵でした。こんな厳しい現実があるけれど本当に医師になる心構えがあなたにはあるのか・・問いかけられていました。このことが、死の周辺医療に携わろうと考え始めたきっかけでもありました。
数年前この時、お世話になった救急部の教授とある終末期医療 . . . 本文を読む
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