e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

平家物語・北国下向の事

2010年08月26日 | 我が家
昨日、私は家人と久々に映画を観にでかけた。


迷った末に観た映画は“マリー・アントワネット”。


家人は“ベルバラ”のファンだったようで、


昨年夏の旅行の際も、ベルサイユ宮殿に行くのを楽しみにしていた。


映画の感想は・・・と聞かれても、正直なところ“?”

栄えたものも、やがては滅んでしまうのだ・・・くらいだった。


ふと思ったのが“平家物語”


私は家人の実家にある“平家物語”の額の下で酒を飲むのが好きだ。


この額は、あるお家で“平家物語の”版木が見つかったので、


お願いして摺らせてもらったのだと聞いている。


場面は 上巻 巻七 一、「北国下向の事」


木曽義仲と頼朝が登場しているとのこと。

























はらぺこ あおむし

2010年08月26日 | 趣味の園芸
お好み焼をつくろうと、畑にキャベツを採りに行った。

葉っぱの上に“あおむし”発見”!

暫くの間じっと見つめているうちに、

昔、子どもたちと読んだ絵本“はらぺこ あおむし”を思い出した。

 「おひさまが のぼって あたたかい にちようびの あさです。

  ぽん! と たまごから ちっぽけな あおむしが うまれました。

  あおむしは おなかが ぺっこぺこ。

  あおむしは たべるものを さがしはじめました。」

たしか・・・絵本のページにあおむしの食べた穴があいていたのを

子どもたちはよろこんでいたのだった・・・

あの屈託の無い笑顔が懐かしい・・・


行列の出来る釜飯の店

2010年08月26日 | グルメ
いつ出かけてもこの店の前には行列が出来ていた。



春の時もそうだったし、秋もそう・・・



今日もそうだった。



秋にお昼時を避けて午後3時頃にいったのがこの写真。



お昼時にはこの3倍以上の行列ができていたのだ。



人が並んでいるのを見ると、余計に食べたくなってしまう。



でも、せっかく博物館や美術館に来ているのだから、

並ぶ時間が“もったいない”。



ん~ん~ 悩むところだなぁ~



「写真;奈良国立博物館前にある釜飯の店」



四国遍路とドライヤー

2010年08月26日 | 自宅から西へ
今朝からのニュースは“四国遍路道のゴミ問題”。


世界遺産登録を目指しているが、不法投棄のゴミが絶えないのだとか。


ぼんやりと四国のことを考えていた・・・


四国遍路で納経所と云えば“ドライヤー”。


書いてもらった掛け軸をドライヤーで乾燥させるのが私の役割だ。


遍路を続けて愛媛県に入ると、ドライヤーの無いお寺があった。


私がドライヤーを探していることにお寺の方が気付かれたのだろう・・・


ドライヤーで乾燥させると高温で良くない、


四国遍路、急いて廻らず外の縁台でゆっくり天日に乾かすようにと教えて下さった。


さらに遍路を続けていくと、またドライヤーの無いお寺があった。


あのお寺のように、天日で乾かそうと外に出ようとしたら声をかけられ、


天日に当てると布の色が変わる、屋内で乾かすようにと言われた。


これが理論では一番正しいとは思うのだが、雨の日にはなかなか乾かない。


四国遍路 八十八のお寺がある。


“赤と黒のブルース”の乾かし方もいろいろやなぁ~


「写真;遍路道で買った“手まり”」


久米仙人

2010年08月26日 | 県内

先日の大とんどは“役行者”のお寺で行われたのだが、


“仙人”と聞けば“久米仙人”を連想する。


“久米仙人”は・・・私が憧れる人物。


どこにって聞かれると・・・彼の人間性?


“久米仙人”は、徒然草にも登場するそうだが


彼は久米のお寺に百余年も住んでいたという仙人で、


吉野の龍門ケ岳で修行し神通力を身につけ空を飛べるようになったという。

ある日いつものように雲を集めてそれに乗って逍遥していたところ、


下を見ると吉野川で若い女性が洗濯をしていた。


彼はその太股の白さに目が眩んで神通力を失い


雲から落ちてしまったのだという。


その後仙人はその女性と仲良く暮らしたのだとか・・・


私も雲を集めて空を飛んでみたいものだ。

「写真;久米寺」
























猫の絵

2010年08月26日 | フランス
1月のカレンダーはテオフィル・アレクサンドル・スタンランの『黒猫』。


この絵はキャバレー「ル・シャ・ノワール」の広告のポスターだったそうだ。


購入したのは昨年の夏、パリ・モンマルトルの丘・テルトル広場で。


いや~ぁ 懐かしい~なぁ~


テオフィル・アレクサンドル・スタンランは猫の絵が多く、


“猫の画家”とも呼ばれているそうだ。


彼はロートレックと友人であり、ときに競合相手であった。


スイス生まれの彼は、ゾラの小説を読んで感激し、


妻と一緒にパリに移りモンマルトルで活動を始めたそうだ。


我が家には猫はいないので、スイスの村で見かけた猫の写真を載せておく。


たしか従兄弟の家には“猫が観るビデオ”があったなぁ~


猫がビデオを見ている姿を横から眺めているのが楽しかった。


「写真;スイスの猫」





























手延べ 寒延べ

2010年08月26日 | 麺類
数年前、お酒の席で素麺に詳しい方々と一緒になった。


当然話題は“M素麺は、どう作ったものが美味しいか?”になった。


その方々もプロとして何が美味しいのかについて日々研究しているのだと云う。


「やっぱり素麺は寒延べですよね。」と私が聞くと


「それがな、この間試してみたら○○○○○やってん・・・」と答えた。


「素麺は古物(ひねもの)の方が美味しいって云いますが。」と聞くと


それにも


「それがな、この間試してみたら○○○○○やってん・・・」と答えた。


お互いに頭が?になってしまい・・・


「理屈ではやっぱりそうなんですよね・・・」という結論になり、


「それはここだけの話にしとこぉ~」と云って別れた。


皆さん! このことは絶対ヒ・ミ・ツですよ!


絶対他人に漏らしてはいけません・・・


「写真;M素麺」


今昔竹取物語

2010年08月26日 | 我が家
かぐや姫の話を知っている人なら


竹を切る時、もしかしたら・・・って思ったことがありませんか?


例年、冬の季節に我が家の敷地に隣接する竹薮の片付けをおこなう。


それは“とんど”に使用する竹の切り出しを兼ねた場合が多い。


何年前のことだったか忘れたが、


私が竹を切り、その竹を引きずって川向こうにある農業用倉庫の前まで運び、


親父がその竹の枝を払ってキュウリや豆の支柱にしようといたところ、


私は枝に一枚の紙切れがついているのを発見した。


まさかと思って見てみると・・・なんと“一万円札”ではないか!


竹を切って、かぐや姫が出で来た話なら聞いたことがあるのだが、


何処でどのようにして一万円札が付いたのか?


本当に不思議な話である・・・


そのことがあってから、私は竹を見るとドキドキしてしまうのだ。

「写真;茅原の大とんど」


雑草メロンのお年玉

2010年08月26日 | 趣味の園芸
瓜の師匠から“お年玉”が届いた。


箱を開けると中身はもちろん“雑草メロン”。

http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2006/02/post_7a67.html



部屋に甘い香りがした。


届いた“雑草メロン”にも不思議な縁を感じる。


私が師匠に宛てた年賀状にお年玉(雑草メロン)のお願いを書いた。


師匠は以前に京都で講演をしたそうだが、その講演を聴いていたある女性がいた。


その女性の知り合いが九州のとある遺跡の発掘をしているそうだ。


その遺跡発掘をしている方が、発掘現場近くの竹薮の横で


カラスウリに似た珍しい植物を見かけた。


彼は師匠の講演を聞いた女性と電話で話をする中で珍しい植物を見かけたと話をした。


その女性は彼が見かけた植物が瓜の一種ではないかと感じ、


自分が以前聴いた講演者が瓜の専門家であったことを彼に告げ、


その珍しい植物を鑑定してもらうので自分に送るように云ったのだ。


そしてその女性は師匠にその植物の鑑定を依頼した。


そうして師匠の手元に新鮮な“雑草メロン”が届いたのだ。


その師匠から私は“お年玉”を貰ったという訳である。


「写真;師匠からのお年玉」


お綱祭り

2010年08月26日 | 県内
この日曜日から大相撲が始まった。


親父はTVの前で、ず~っと酒を飲みながら


何やらブツブツ言いながら応援している。


昔はよく「間近で本物観て見たい・・・」と言っていたので、


「今度の大阪場所、チケット買って観に行こか?」って誘ってみたのだが、

「テレビの方がよう見えるし、ゆっくりしてられる・・・」と断る。


親父も歳をとったなぁ~と思いながら、


親孝行が遅くなってしまい、


大相撲観戦が実現出来ないことに自分の不甲斐なさを感じ・・・


私も横に座ってTV観戦しながら酒を飲んでいた。




去年の3月、私は大阪・平野の東関部屋を見学し、ちゃんこをよばれサインも貰った。


その後、府立体育館へ移動し大相撲を初めて観戦したのだ。懐かしい・・・


お~い相撲レスラー! 元気にしてるか?


でも、最近の大相撲・・・あまり楽しくない・・・


それならこの(写真の)相撲の方が楽しそうじゃないか・・・


「写真;お綱祭り」


金魚

2010年08月26日 | 
大和郡山の特産と云えば“金魚”。



少し昔、私も夏の縁日の金魚すくいですくった金魚を水槽に入れて飼ったことがある。



夜になるとただぼんやりと金魚の泳ぐ姿を見ていたときもあった。



癒し効果抜群やったなぁ~



金魚の養殖池に大雨が降ると、金魚は池から溢れ出て用水路を泳ぐこともある。



金魚すくい大会に出場した友人もいる。



私を含むメンバーで“キンギョ”といえば、焼酎のお湯割りの方法。



“大葉”と“鷹の爪(唐辛子)”を入れてお湯割りをする。



大葉の緑色に鷹の爪の赤色が美しく・・・

今日は成人の日、お酒が飲めるようになった若者に「乾杯!」



皆さん一度試してみてはどうでしょうか。



起き上がり小法師

2010年08月26日 | 自宅から東へ
皆さんは年末に大掃除をされましたか?

私も普段しない分、張り切って大掃除のお手伝い。

(結果として、家の中のエントロピーを増大させただけかもしれませんが・・・)

そんな年末、TVを見ていると“起き上がり小法師”が登場。

なにやら胸にバッジを付けた方々がニヤニヤしている様子。

そう、 “起き上がり小法師が起き上がらなかった事件”のシーン。

私、その“起き上がり小法師”に見覚えが・・・

筑波での研修中、会津若松を旅したときに買ったのと同じモノ?

それからは、家の中を“起き上がり小法師”探しの開始。

やっと見つけた場所は子どものおもちゃ箱の隅だった。

私もやってみたら“起き上がり小法師”は・・・起き上がらない。

「そんな殺生な・・・ そんなはずないやろう。やっと苦労して見つけてんで・・・」と呟いた。

「写真;起き上がらない起き上がり小法師(右側)」


乾杯のグラス

2010年08月26日 | ドイツ
器でビールの味が変わるのでしょうか?



この写真、何処か変?



グラスの中身がありません。



何故無いのか? それは飲んでしまったから・・・

何故写真を撮ったのか? 



それは昨年の夏、ヨーロッパ到着の記念に飲んだから・・・

でも、到着が嬉しくて 飲んでしまってから写真撮るのを思い出した。

今夜は息子を送って神戸へ

阪神高速を魚崎ICで下りるとそこは“灘”

あたり一面が酒造会社・・・その看板見ながらのドライブ・・・

もう我慢出来ない!

今夜はこれからブログが一年続いたことに・・・“乾杯!”

「写真;ドイツ・フランクフルトで乾杯したグラス」




長者どん

2010年08月26日 | 我が家
お正月、家人の実家に伺うと



“長者どん”と呼ばれているものが座敷の卓の上に置かれている。



一月一日に恵方を向いて正座し、この写真の“長者どん”を持って



「長~者どん」と言いながら3度頭上に翳すのだそうだ。



“あけましておめでとうございます。



  今年も良い年でありますように”と・・・



「写真;“長者どん”」




ゆずりは

2010年08月26日 | 趣味の園芸
正月に家人の実家を訪ねると“しめ縄”に目がいく。


それは我が家のしめ縄には無いものが2つあるからだ。


一つ目は“手作り”であること。


二つ目は“ゆずりは”という植物の葉を使っていること。


当然のことながら地域により風習が異なる。


“ゆずりは”の葉は、新芽が出ると古葉は下向いてしまうが落ちずに、翌年孫葉が出てから落ちる。それで家庭の世代交替もこの木のようにできますようにとの願いが込められているという。


家人の父親にこの木をどうしているのかと聞くと、


最近は山へ行っても“ゆずりは”の木がないので他所で貰っていたのだが、苗木をあげるという人がいたので貰って畑に植えてあると言っていた。


その木に種子が出来れば私にくれるという約束をした。


「写真;しめ縄・ゆずりは」