e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

忘年会に入鹿

2010年08月26日 | 県内
先日のこと、N県今井町(中世の自治都市)の北側の伊勢街道を

西へと歩いていると、石でできた道標が目に入った。


年に何度も車で通る道ではあるが、歩いてみるといつもと違うものが発見できる。


こんな所に江戸時代の道標が・・・と思ってよく見ると


“蘇我入鹿”という文字が刻まれているではないか!


興味が湧いてきて示す方に歩くと木立の中に“入鹿神社”があった。

勿論、“蘇我入鹿”をお祀りしているとのこと。


今まで、“入鹿”と聞くと、100%悪者のイメージで捉えてしまっていたのでが、よく考えてみると特に悪いところが見つかる訳ではない・・・


伊勢街道の近くに祀られているのだから、


江戸時代、京や大阪からお伊勢さんにお参りした多くの人たちも、


この神社で“入鹿”に手を合わせたに違いない。


何故その日、私が車に乗らずに歩いていたのか?・・・それは忘年会に行くため。


その日の酒は妙な酒・・・


入鹿と鎌足が交互に出てきてどっちが悪者かを言い合いしていた。


「写真;道標、入鹿神社」





























吉野の狩人

2010年08月26日 | グルメ
今朝早く、吉野から“狩人”が猪肉を持って我が家を訪ねてくれた。



先日から我が家はかなりの量の猪肉を彼から貰っている。



(その一部は友人と猪鍋をするという息子のもとへも送った。)



今日はこれから、この周辺に架けた罠を見て回るのだという。



彼は鉄砲でなく罠で猪を捕っているのだ。



お昼頃、彼は一頭の猪を仕留めたと我が家に報告に来てくれた。



私は、軽トラの荷台に積まれた



格闘の末仕留めたという体重約80kgの猪を見せてもらった。



たしか今年の漢字は“命”だったが、



我が家の畑を荒らしたのかもしれない猪を複雑な思いで見送った。



今日の天気は荒れ模様、少しだけ白いものが天から落ちてきたような気がした。



「写真;狩人が仕留めた猪」



親子の証明

2010年08月26日 | 我が家
先日ある方がブログで携帯電話を買いに行った時のことを書いておられた。

今日は私が息子と携帯電話を買いに行った時の思い出話。

昔、息子が高校生になったので携帯電話を買いに行き、

その手続きの途中で“親子”であることを証明するものを求められた。

息子は家人の扶養になっているので保険書を出してもだめ。

その日は日曜日、役所は開いていないので住民票をとれない。

私は運転免許、息子は学生証を出して、

「同じ住所に住んでるんやし、顔や声がよう似てるやんか・・・」と言ってもだめだった。

息子はどうしてもその日に携帯が欲しいと言うし、

私も明日(平日)は仕事で忙しい。

なんやかんやお店の方に粘って交渉し、どうにか購入出来たのだが・・・

私たちが“親子”であることを他人に示すことが難しいということをその日学んだ。

帰りの車中で「こんなによう似てんのになぁ~」と言いながら帰った。

「写真;パリ凱旋門の螺旋階段」


星に願いを

2010年08月26日 | 県内
昨日の午後、家の用事で家人と車で出掛けた。

昨日はクリスマスイブの日、殆ど全てのコンビニの駐車場では“着ぐるみのサンタ”がケーキを売っていた。

その様子を運転しながら眺めていると、あるコンビニの駐車場で“クマ”の着ぐるみを着てケーキを売っている店員を発見した。

私は思わず感動して「このコンビニ、クマがケーキ売ってるで!」と叫んだ。

助手席の家人は「何言うてんの。トナカイやんか!角もあったし・・・クリスマスにクマってあるわけないやろう・・・」と返してきた。

私はクマだと信じ込んでいたので

「何でやねん!クリスマスにサンタやトナカイやったら目立たへんやろう。せやから絶対目立つようにクマやってんて。それにトナカイやったら、もっとスマートやろう・・・」と反論してから・・・

(トナカイも太ったらクマに見えるんかも知れへんなぁ~。俺もこの冬、これ以上太らんようにせなあかんなぁ~)と、心の中で呟いた・・・

その時ラジオから流れていた曲は“星に願いを”だった。

※一昨日、飛鳥・石舞台の近くでクマを目撃したという情報があったようです。

「写真;パリ・マドレーヌ寺院」



クリスマスプレゼント

2010年08月26日 | 我が家
昔、まだ子どもが小さかった頃、子どもへの“クリスマスプレゼント”を

買いに家人と玩具屋に行った。


子どもへのプレゼントを買って、包装をしてもらっている間に

二人で店内をウロウロ。


家人に何気なく“プレゼント何か欲しい?”って聞いてみた。


まさか家人が玩具屋で欲しがるものは無いだろう・・・と思っていた。


私の予想は大きく外れ、家人は“これが欲しい!”と、あるものを指差した。

“私、小さい頃から大きなツリー欲しかってん!”


それがこの写真のクリスマスツリー。


当時はまだ背の高いモノは珍しかった。

去年飾らなかったが、今年は飾ってみた。

「写真;クリスマスツリー、ケーキ」














人生の楽園

2010年08月26日 | 我が家
土曜の午後6時はTV“人生の楽園”を見ることにしている。

毎回、いろんな夫婦が第二の人生を求めていろんな場所で

いろんな生き方をはじめようとしているのが参考になる。

今日の放送は奈良県明日香村、我が家から自転車でも行ける場所。

“古民家夫婦カフェ”を営んでいる様子が映っていた。

ご主人が青森県出身、奥さんは岡山県の出身で共に奈良・飛鳥が好きで

飛鳥寺でのイベントで知り合い、遠距離恋愛の末結婚し、明日香でカフェをはじめたのだという。

私もそろそろ第二の人生の計画を立てねばならない年齢に近づいている。

どこか遠くの海辺に行こうか? 昔憧れた山にしようか?

TV“人生の楽園”では農業をはじめる人が多いのだが・・・

我が家には少しばかりの田んぼも畑も山林もあり・・・

周りの環境は歴史で溢れている・・・

つまり今、すでに“人生の楽園”に住んでいることになるのだろうか?

今日は午後から田んぼを起こす前にしておく作業をし、久々に身体を動かし汗をかいた。

「写真;明日香村」





一陽来復

2010年08月26日 | e411y全般
今日は“冬至”


北半球の日本では太陽の高度が一年で一番低い日。


そして、昼の長さが一番短い日。


しかし、同じ北半球でも地域別に夏至と冬至の昼の時間の差を比べてみると


昨夜のTV“Dr.コトー”のいる北緯26度の沖縄は約3時間、


昔見た「北の国から」の“純”のいた北緯43度の北海道は約6時間以上も短くなるらしい。


さらに北にあるイギリスやフランス、ドイツはもっと昼が短いのだ。


“一陽来復”・・・今日は太陽が生まれ変わる日だそうだ。


調べてみると3つの意味があった。


① 陰がきわまって陽がかえってくること。陰暦11月または冬至の称。


② 冬が去り春が来ること。


③ 悪い事ばかりあったのがようやく回復して好い方に向いてくること。


私は③の意味がいいなぁ~と思った。


「写真;談山神社にある“太陽の塔”」


帰って来たウルトラマン

2010年08月26日 | 我が家
10年ほど前の冬、我が家を解体し建て替えるために“つし(屋根裏)”に上った。


“つし”にあるガラクタを片付け、大掃除をするためだ。


昔使っていた養蚕の道具や、“コクマ”と呼ばれる落ち葉や小枝などの燃料なども沢山残されていた。


何か高価なものが残っているのではないかと宝探しをしたのだが・・・・

ご先祖様は、これといった金目のものは残しておらず、


やっと発見したのが写真のコレ。


昔、私がここで食べたのだろうか?  おやつの空箱だった。


何十年もの時を超え・・・


なつかしの“ウルトラマン”が私の手に帰ってきた。


でも、この空箱も私にとって大切な宝物。


「写真;天井裏で発見したおやつの空箱」


Googleのマップ

2010年08月26日 | e411y全般
今朝はこの冬一番の冷え込みで景色が霜で白かった。


出勤前にドクダミを探してみたのだが、枯れたものしか見つけられず、


ただ霜の美しさに見惚れていた。


頭の中に浮かんできたのは次の歌


心あてに 折らばや折らむ 初霜の おきまどはせる 白菊の花 



寒い朝はケンブリッジのホテル前にあった霜で真っ白になった公園を思い出す。


“Googleのマップ”から見たい場所を地図上で決定し


“航空写真”をクリック、さらに拡大していくと、


懐かしいケンブリッジの大学などの建物までもが鮮明に見えてくる。


見覚えあるキングスカレッジのチャペルから何度も歩いた道をホテルへとマウスで移動させ、自宅に電話した電話ボックスも通過して、あの公園に辿り着いた。


そこでさらに写真を拡大していくと公園で遊ぶ人まで見えてきた。


でもこれは夏の写真のようだ。


私もこの地球上の何処かの場所で写真に写っているのだろうか?


これでロンドンやパリ、ローマも拡大すると楽しいですよ!


本当に凄い技術だなぁ~と感心してしまう。


「写真;ケンブリッジのホテル前の公園」


雨霰

2010年08月26日 | 我が家
昨夕の18時頃、突然パラパラと天から何か降ってきた。



カーテンを開けると、庭の地面があっという間に白くなっていった。



デジカメを取りに二階へ上り慌てて外へ出たときは、雨に変わっていた。



雹(ひょう)と霰(あられ)の違いについて考えながら、



何回かシャッターを切った。



後で調べたら“雹”は直径5mm以上の氷の粒が降る現象、



“霰”は5mm未満の氷粒が降る現象だそうだ。



雨に変わる前に写真撮れれば、もっと綺麗だったのに・・・



でも“霰”や“雹”は初夏のものだと思っていた。



昨夕の天気は“雹か霰のち雨”?



そういえば“感謝感激雨霰”って言葉もあったよなぁ~



「写真;雨霰?」



五月の木

2010年08月26日 | ドイツ
この夏、ドイツ南部で見た木は“クリスマスツリー?”と思ったら“五月の木”だった。



ドイツやオーストリアでは“マイエンバイム”、イギリスでは“メイポール”と呼ばれている。 5月1日のお祭りを祝うために村の衆たちは森へ行き、すくすくと育っている木を切り倒して広場まで運んでくる。次に、葉のついた枝を丸めてリースを作り、木のてっぺんに吊り下げ、さらにリボンを垂らし飾りをつければ、“五月の木”の出来上がり。5月1日、この木の下で楽しく歌ったり踊ったりしながら春の訪れを祝うというのがキリスト教以前からの古い習慣だとか。我が家のクリスマスツリーにも今夜あたり電気を灯そうかなぁ~「写真;五月の木」

昔の沖縄

2010年08月26日 | 自宅から西へ
昨夜のTV“Dr.コトー”を見ながら初めて行った沖縄のことを思い出していた。



もう30年近く前のクリスマスの頃、私は生まれて初めて飛行機に乗って



メロン博士と同級生のT君と共に沖縄へ雑草メロンの調査に行った。



当時の沖縄は、車の右側通行が左側通行に変わってすぐだったので、



たまに逆車線を走行して来る車も見られた。



我々が調査のために民宿で借りた自動車は左ハンドルのカローラだった。



初心者マークで初めて左ハンドルの車を運転する我々は、



ある日突然、通行車線の左右が入れ替わった沖縄の道路を運転した。



(さらに当時私の住む地域には、車線が複数あるような幅の広い道路はなかった。)



まさに命を賭けた調査・ドライブだった。



特に右折が怖かった・・・



「写真;フランスの田園」



12月のカレンダー

2010年08月26日 | イギリス
いよいよe411y土産のカレンダーもこの月で最後。



「ロンドンのカレンダー」は電飾で飾られた“Harrods”



先日のニュースでダイアナ妃が死亡したときに乗っていた乗用車が売りに出されたとのこと。一体、どんな人が購入するのだろうか?



昨日のニュースでは、その王子がチャリティーコンサート開くのだとか。

あの事故は1997年のことだったのか・・・ 



月日の過ぎるのは早いなぁ~ もうすぐ10年が過ぎるのだ。



去年ロンドンを訪れた時、あの巨大デパート“Harrods”の中に



ダイアナ妃の写真が美しい花と共に飾られていた。






さあ、残り一枚になってしまったカレンダー・・・



残り少なくなった“今年という時”を、自分はどう生きようか?



「写真;バッキンガム宮殿と衛兵の交代」




四国遍路の納経帳

2010年08月26日 | 自宅から西へ
四国遍路で納経帳を書いてもらうと、そこに電話帳の切ったのを挿んでくれる場合がある。



あるお寺では黄色い紙やったから、“タウンページ”切ったものやった。



よく見ると、“仙台”という文字が目に入った。



遠いとこの電話帳やなぁ~と思って、さらに読んでみた。



“メヒコ”発見! それは思い出あるお店の名前とちがうやろか?



筑波での研修中、ちょっとリッチな夕食?を食べに、宿泊棟から車に乗って何度か皆で行ったシーフードレストランの名前が“メヒコ”やった。



たしか店内で動物飼うてたなぁ~ 動物は何やったか思い出せへん。



それに・・・フィンガーボウル。 私には珍しかったなぁ~



福島から研修に来てた人は、福島や宮城にもチェーン店あると言ってたけど、



こんな形で巡り合うとは不思議なもんやなぁ・・・



またあの頃のメンバーで、メヒコで蟹食べたいなぁ~



「写真;四国遍路の納経帳」



ラスト サムライ

2010年08月26日 | アジア
昨夜のTVは“功名が辻”と“ラスト サムライ”。

お酒を飲みながらTV観ていたら、

もう・・・頭の中が“侍”と“馬”でいっぱいになってしまった。

共に大きな時代の変り目を扱ったものだ。

今の時代を生きるのも大変だけど、当時を生きるのはもっと大変だったのだろう。

そう言えば“武士道とは・・・・”って自殺した作家もいたよなぁ~

寝る前の最後のTVは“世界遺産”。

昨年訪れた南仏、ローマ時代の水道橋“ポン・デュ・ガール”が映ってた。

懐かしい! でもここでも戦いがあったんだ・・・

時計見たら、明日になってしまってた。

「写真;北京空港で見た侍と馬」