e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

鯨に会いたい!

2010年08月29日 | 道路・鉄道・船
2009年5月25日(土)、息子を神戸まで送ったあと、私は和歌山へと走った。



14日に和歌山県田辺の湾に現れた「マッコウクジラ」をどうしても見たかったのだ。



最初はニュースで報道されていた「鯨」のことが、神戸で新型インフルエンザの感染確認、続いて大阪でも・・・というなかで、この「鯨」のことは話題にならなくなってしまった。



私はこの間仕事から帰宅すると、神戸から避難して家に戻って来ている息子に、「和歌山の鯨どうなった?」と聞いていた。



神戸からは海を見ながら走りたいという気持ちで、阪神高速湾岸線を関空方面へ。



それから阪和道に合流。



和歌山市をぬけ海南市へ入ったら、また「海南―有田間6km、渋滞40分」の表示。



でも、今日はどうしても諦めるわけにはいかない!

鯨を見たい!



結局「どこが渋滞の先頭やったのか?」分からないままに有田を抜け、高速道路の終点まで走った。



田辺の町でコンビニに寄って鯨の場所を聞く。



店員さんは二人ともマスク姿。



ここでもマスク着用なんや~



教えて貰った場所へ行くと、「鯨」は確かにいた!



背中には多数の傷・・・ 背中の皮膚は乾燥している様子・・・



「息はあるんやろか?」と心配しながら見守っていたら、突然潮を吹いたのには驚いた!



集まった人たちは、約1分おきに「鯨」が吹く潮を携帯で写真に撮ろうと、そのタイミングを狙ってばかり。



体長約16m、体重約50tという大きな体を動かすことなく、じっとしている「鯨」を岸壁からじっと見守った。



彼はこの後どうなっていくんやろか?



“ものの哀れ”を感じた1日やった・・・



「写真;和歌山・田辺のマッコウクジラ」



ランプロファイヤー岩脈

2010年08月29日 | 自宅から西へ
もう少しだけ四国・香川のこと。

かめびし屋の北側、赤い欄干の橋の上で家人が来るのを待った。

一体家人はどこで何をしてたんやろか?未だに謎である。

家人と合流してから、引田の町を駐車した場所へとぶらぶら歩いて戻った。

その道中で、「次はどこ行く?」という会話に。

私はすぐに「天然記念物のランプロファイヤー岩 脈!」と言った。

「それ何よ?」という声はあるが、「そんなトコいらん!もう1軒うどん屋へ!」という声はも う無かった。

車に乗って岬巡り、少し道に迷ったけどそれなりに到着。

小さな港の外れに車が多く停まっているのに驚いた。

そんなにこの天然記念物は有名なんやろか?

車を停めたところから4~5分ほど浜沿いの道を歩いた。

会話は親父(私)の地学好き。

この前、桜の頃に弁当を買って「中央構造線・月出露頭」を観に行ったことを家人が次男に説明していた。

浜には潮干狩りをする人たち。

海の向こうには源平の合戦があった屋島が見えた。

到着後,「ランプロファイヤー岩脈」を目の前にして、

白と黒のストライプの岩脈を眺め自然の造形美に感嘆する 私。

その岩脈によじ登る長男。

磯で魚や生き物を探す次男。

拳大の石を持って、岩に付いた牡蠣を叩く家人・・・

私は旅の土産にと,磯に転がっていた黒色の煌班岩を1つ持って帰ることにした。

またここでもそれぞれ四者四様やなぁ~

※ランプロファイヤー岩脈
白色の花崗岩の烈隙に黒色の煌班岩が侵入した世界でも珍しい岩脈。
日本では この四国の海岸から広島県の因島等で表面に露出しているのが見られる。 

「写真;ランプロファイヤー岩脈」



チュウシャクシギ

2010年08月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
「かめびし」のうどん店でうどんを食べ、その後、道を渡って「かめびし屋」でソイ・ジェラートも食べた。



身体が醤油ともろみの味に満足し・・・



店を出ると赤い欄干の橋が見えた。



その橋の向こうに八幡様の鳥居が見える。



神社の方向に歩いて橋の上に立ち、あたりを眺めると、潮が引いているのか海との境あたりで人 が動いているのが見えた。



もしかして・・・私の大好きな潮干狩り ?



次男は、橋の下を覗き込み「大きな魚がいてる!」と興奮気味。



釣り好きな彼のことやから、「竿を持って来ていたら釣れるのに・・・」と残念がているのやろう。



私は、河原にいる鳥が気になってしかたない。



あの嘴が長くて下に曲がっているのはチュウシャクシギ?



海の無い奈良で生活しているので、チュウシャクシギを見るのは何年ぶりやろか・・・



春の渡りの途中なんやろなぁ~



これから遙か北へ、シベリアあたりまで飛んで行くんやろかなぁ~



海辺ってええなぁ~ 釣りは出来るし,潮干狩りも・・・



それにバードウォッチングも出来る。



ところで一緒に店を出た長男は?



振り向いたら橋の上にいる白い犬と遊んでいた。



同じ家族やのに「三者三様やなぁ~」って思って気がついた。



「いったい家人はどこへ行ったんやろうか?」



“三者三様”と違ごて“四者四様”、“四人四色”やった。

「写真;チュウシャクシギ」



愛鳥週間にメジロの親子

2010年08月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
清々しい新緑の季節の日曜日,鳥の声で目が覚めた。


着替えて朝食までにメダカ風呂へ餌やりに。


今朝は何やら様子が変?


メダカ風呂の周囲を,何羽かの緑色の小鳥(メジロ)が囀りながら飛び回っているではないか。


冬場,餌を求めて我が家の榊の古木にメジロの群れが来ているという様子ではなかった。


最初に見たメジロは嘴に小さな青虫を咥えていた。


どうして咥えたままで食べないの?


よく見ると,私のすぐそばの草叢に雛鳥が2羽 。


巣立ちの日に出くわしたのか?


私は部屋にカメラを取りに戻り,巣立ち記念撮影を激写。


確か今は「愛鳥週間」。


先日,私が所属していた大学の「野鳥の会」が,知らない間に活動を休止し廃部になっていたという記事を書いた。


この季節,学生の頃はK大学の芦生演習林によく合宿に行っていたものだ。


アカショウビンを観た時の感動は,今でも忘れない。


以前このブログに載せたが,フェリーで小倉港から対馬に渡ったこともあった。


そこで出会ったのが,高野伸二さんとイワミセキレイ,ヤマショウビンやった。

久々に昔々の野鳥の会の活動を思い出した朝やった。


そして・・・今日は「母の日」。


母鳥の子を思う姿に涙しそうな朝でもあった。


「写真;メジロの親子」

讃岐うどん遍路2009③

2010年08月29日 | 麺類
本日3軒目の「谷川製麺所」でうどんを食べたらもう満腹。


道端にうどん屋が見えても、誰も食べようとは言わなくなった。


いよいよ目指すは、私が訪れたかった「引田町並み散策」!


家人の発案でずいぶん西の方まで来てしまったけど、これは幸いや! 


引田の町まで車で1時間ほどかかるらしい。


1時間あったら、お腹少しは空くやろか?


町並みしっかり散策したら、お腹が空くかもしれへ んなぁ~


「引田へ行ったら何食べる?」


「郵便局のカフェで和三盆のケーキ!」


「ハマチのヅケ丼!」


「かめびしのもろみうどん!」


「かめびし行ったら醤油のソイ・ジェ ラートも!」


「全部食べるのは、ちょっと無理かもしれへんなぁ~」


結果?

五月人形並ぶ引田の町をゆ~っくり散策し、


私は和三盆のケーキをパスしてコーヒーのみ。


ハマチのヅケ丼はお土産に。


もろみうどんは、もろみを混ぜるとすごい色になって味が強烈やった。


その後、もろみの味が口に残ってしまい・・・


ソイ・ジェラートの味が全く分からなかったのです。


もろみうどんをパスしてうどんセットを食べた長男は、


ソイ・ジェラートのもろみ味に挑戦し、


「しもた・・・」って言ってた。


「写真;かめびしや」

讃岐うどん遍路2009②

2010年08月29日 | 麺類
偶然入ったうどん店「根っこ」を出て、家人が行きたいと言った「谷川製麺所」を探した。


ガイドブックには、迷いやすいという記号が付いているお店。


途中で道端にいたお婆ちゃんに息子が道を聞いたけど、


「この道を行ってあそこで左に曲がって、そのまましばらく行くと青い屋根が見えて来る。」という説明やった。


具体的な目印は不明?


その聞いた道を進んで行くと、遠く山裾に青い屋根の建物が複数見えて来た。


「谷川製麺所はどれやろか?GWの名店やからきっと人の列が出来ているんやろう。」と言いながら進んでいった。


道に沿って小川が流れ、遠くに見える青い屋根の建物へと小川を渡る橋を探していたとき、


「あれと違うの?写真によう似てる!」と息子が叫んだ。


小川を渡ってすぐのところに青い屋 根の建物 があったのだ。


時計を見ると10時30分、開店30分前だが建物に人の列は見られない。


車を小川横の広場に停め、私が店の様子を覗きに行くことになった。


店と言っても暖簾はない。


入ってすぐのところに、麺を入れる木箱が積み上げられていて、「谷川」と焼き印が入っている。


ここが「谷川製麺所」に間違いない!


店の奥で3人の女性がうどんを食べているのが見えた。


それでは開店時刻は??? GW長蛇の列は???


車に戻って家人と息子に、見たことを告げた。


家人は既に満腹の様子だが・・・


肩透かしというか・・・呆気ないというか・・・


私たちが入ろうとしたら、店内から先の客が出て来た。


「遠くから来たのですが、もう入っていいですか?」という挨拶をして入店し、


製麺作業がよく見えるテーブルに、私たち家族が座ることが出来た。


最初、職人気質で口数少なく思えた店主も、だし汁を掬う時、お玉を鍋底まで浸けゆっくり掬い上げてくると具が沢山入るってアドバイスをしてくれた。


食べ終わる頃には、店のことをいろいろ語ってくれた。


「写真;谷川製麺所」


讃岐うどん遍路2009①

2010年08月29日 | 麺類
四国・香川県に入って,高速道路を引田町並み散策のため引田ICで下りる予定やった。


もうすぐ引田ICというところで、突然家人が、


「せっかくさぬきうどんを食べ に来たんやから、名前の知ってる有名なうどん屋さんに行ってみたい!」と言い出し、旅行雑誌のページを繰り出した。


私は、「なんで今頃・・・」と思いながらも、家族サービスを最優先し、


「それで、どこへ行きたいの?」と聞いてみた。


家人の返事は、「谷川米穀店!」。


ナビに電話番号を入力し、店の近くの場所までの距離と所用時間を呼び出した。


表示された距離と時間は、すごく遠くて時間の掛かるトコやった。


「それ地図で一体どのへんなんよ?」と聞いている間に、引田IC通過してしまい・・・


家人は「ごめん・・・スッゴイ山の方で、高速からも遠いトコやった。無理みたい。」と言う。


「えぇ~ それやったら違う店ないの?もう引田IC過ぎてしもたで~。次のSAで車停めて、ゆっ くり作戦考えよか?」と答え、津田の松原SAに車を入れた。

たしかこのSAには、この連休中TVによく映っていた美味しいセルフのうどんコーナーがあるはず!


今回のさぬきうどん遍路1軒目は、「あなぶき家」というSAの店になった。


SAで家人の目指す店が「谷川米穀店」から名前のよく似た「谷川製麺所」に変更ということで落ち着いたので、高速をさらに西へ、高松中央ICで下りたんやけど・・・


「谷川製麺所の開店が11時やったら、まだまだ時間あるよなぁ~」って言いながら走っていたら、真新しいうどん店が目に入った。


「根っこ」という店で、店内に誰も客はいないが暖簾はかかっていた。


ここに入って休憩(うどんを食べる)することにした。


「家人は、本に載っていない店に寄って!」って言ってたんやけど・・・


帰路の車中で「どこの店のうどんが一番美味かったん?」って聞いたら、「根っこのん」って答えてた。


それを聞いてホッと安心した。


「写真;津田の松原SA;あなぶき家」

明石海峡大橋

2010年08月29日 | 道路・鉄道・船
5連休最後の日,

息子を神戸に送るついでに少々足を延ばして四国へ。


どうしても高速乗り放題1000円を利用したかったのです!


四国遍路を終えてから久々に橋を渡りました。


今回の目的は,「さぬきうどん巡礼」と

「引田の町並み散策」,「ランプロファイヤ岩脈観察」。


早朝から出かけ,うどん屋を5軒はしごし,

最後は明石で明石焼きまで食べたので,少々疲れてしまいました。


道路は思った以上に渋滞もなくスムーズでした。

今日の総走行距離は560km。

詳しいことは明日に・・・

「写真;明石海峡大橋」

和歌山ラーメン・楠本屋の“ネギそば”

2010年08月29日 | 麺類
昨夜,早起きをしたのに魚釣りが空振りで,やや疲れて帰宅し家人とぼんやり見たTVは,日曜映画劇場『象の背中』。



役所公司演じる主人公が末期の肺がんで,人生の最後をどのように家族や知人たちと向かえていくのかがテーマやった。



昨日は久々に親子4人で出かけた。



長男が私の長年乗る愛車を運転,前回釣竿が折れたので途中で釣竿を1本購入。



朝・昼食用にとコンビニで弁当を購入し目的地へ。



結局,目的地には到着できなかったけど,あまり魚のいない岩壁で4人が1日のんびりと釣り糸を垂れることができた。



今春就職をした長男,今秋学生を続けるための試験を受けようとしている次男,お互い50になってしまった家人と私・・・



水面に浮かぶ浮きを見つめながら1日を過ごした。



クーラーボックスに入れて持参した缶ビール8本は,私と長男で全て空にした。



せっかく和歌山に来たのだからと,帰りに寄った「和歌山ラーメン」。



4人カウンターに並んで美味しく頂いた。



日焼けで赤くなった顔や腕のヒリヒリが唯一の自分への土産。



親父への土産は,釣った小魚の天麩羅。



こんな幸せな私の1日・・・



こんな人生もいつかは終わりが来るのだと思いながらのTVやった。



「写真;和歌山ラーメン;楠本屋の“ネギそば”」




○○大学野鳥の会の部室

2010年08月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
先日このブログに,大学のサークルから同窓会の案内が来たことを書いた。



私はその手紙をよく読まずに,さっと目を通しただけで,また封筒に戻してしまったのだ。



同窓会を企画してくれたのは先輩で,大阪南港で探鳥会,その後場所を変えて懇親会。



日時を見て,その日は他の予定が入っているので出席は無理だとすぐに判断したのだった。



数日前,またその先輩から案内が届いた。



私は不思議に思って文面をしっかりと読んだ。



そして私はその内容に驚いた・・・



私が青春時代活動した○○大学野鳥の会は,何年 か前に活動を休止し,去年の夏に廃部になっていたのだ。

どうして部員がいなくなったからだろうか?

「野鳥の会」という活動が,今の若者には興味がない存在になっていた?



今では廃部に向かったその経過すら分からないという。



その先輩は,偶然その事実を知り,部室の明け渡し・整理を手伝ったのだという。



部室にはダンボール3箱分のアルバムと未整理の写真が残されていたという。



それは約30年間の記録と考えられるそう だ。



写真に写っていたのは,時代の異なる二十歳前後の若者たちばかり・・・



その写真のいくつかを,先輩はネットに載せてくれていた。



それを見てみると,二十歳の頃の自分が何枚かに写っているではないか!



なんとも言えない懐かしさと寂しさで,その写真をクリックし続けた。



「写真;○○大学野鳥の会の部室」


こんぴらうどん富士

2010年08月29日 | 麺類
今日は先日からの初夏のような陽気とうって変わって冬に戻った感じ。



とにかく寒い,風がきつい,おまけに雨まで降り出した。



今日は奈良盆地の東側の峠を越え,ボランティアで宇陀市榛原へ。



こんなに寒くては,昼食の弁当を食べる気がしない。



知人に「なんか温ったかいモン食べたいよなぁ~ !」と声をかけると,



彼もすぐに「こんな日は,特にそうですよねぇ~」って,返事を返してきた。



お互い同じ店をイメージしてのこと。



そのお店とは「こんぴらうどん富士」。



何故か榛原へ来ると無性に立ち寄りたくなってしまう,うどん店なのだ。



店のカウンターに並んで彼とうどんを食べながら,



話題は高速代1000円で,奈良から四国・讃岐までうどんを食べに行けるかどうかやった。



「写真;榛原の町並み」

農業日誌

2010年08月29日 | 趣味の園芸
私はこの春より「農業日誌」を書き始めた。



土・日曜日は,親父がしていたことと自分が手伝ったこと。



平日は帰宅後,親父との会話の中で聞いた内容を出来るだけ具体的にメモをしている。



母が倒れて1年,親父の「老い」の進行が加速しているように思えてならない。



私には我が家の農業を引き継ぐ時期が,近いように感じてならない。

昨日のブログのつづき。



天気予報が当たり,昨夜から降り出した雨は,今朝になっても止まず。



昼前,雨が小休止した間に「睡蓮風呂」へメダカの餌やり行った。



すると,昨夜からの雨量がかなり多かったからだろうか,

睡蓮の葉が水没,一枚も水面には出ていなかった。

予定していた苗代の準備は,雨が上がるのを待って午後から。



親父と家人と長男と私の流れ作業。



土の入った苗床のパッドを籾蒔きする機械に置くのが長男の係。

親父はハンドルレバーを回して手動で機械を動かす。

家人は,蒔かれた籾のバラつきを手で補う係。

私は,機械から出てきたパッドを倉庫の床に降ろす係。

蒔き終えたパッドを苗代に置こうとしていたら再び雨が降り出し,

春雨に濡れることになった。

又兵衛桜

2010年08月29日 | 県内
今日の雨は、おそらく桜の「花散らし」の雨になるだろう。



先日,国道166号を通って「中央構造線;月出露頭」に行こうとしたとき、大宇陀の「又兵衛桜」の近くは車と人でかなり混雑していた。



この「又兵衛桜」は、2000年のNHK大河ドラマ「葵・徳川三代」のオープニング画面で使われ 一躍有名になった桜だ。



「又兵衛桜」は、大坂夏の陣で活躍した後藤又兵衛にちなんで名づけられたそうだ。



幼くして父を失った彼は、戦国随一の智将・黒田如水の庇護のもとに育った。やがて如水の子・長政を凌ぐ大器として朝鮮の役、関ヶ原の合戦で活躍。筑前大隈城一万六千石の城主になるも、長政との確執の果てに、又兵衛は浪々の身となった。だが、豊臣秀頼に招かれて大坂の陣に参戦、縦横無尽の働きぶりを示して、華々しく散ったという。しかし一説には,又兵衛は戦いに破れここ大宇陀の地で僧侶になり,この場所は後藤家の屋敷跡だという。



この「又兵衛桜」の樹齢は300年と言われている。



今年の桜もこの雨で終わりなんやろかなぁ~



「写真;又兵衛桜」

合い鍵

2010年08月29日 | 道路・鉄道・船
少し前のこと、年代物の私の車の“合い鍵”が必要になった。


引き出しなどを探したが、見つからず。


何か間違うて捨ててしもたんやろうか?


それともどこかに大事にしもうて、分からんようになったんやろか?


まぁ~探しても無いんやから、“合い鍵”作らん なあかん!


今使っている鍵、これしか残ってないのやから、落としたらホンマニ大変や!


慌てて近所にあるスーパーオート○○○○ に行った。


「合い鍵 作りたいんやけど。」

「いろいろありますが、どれに・・・」


「一番安いやつ。」


「少々お待ちください。」


待つこと数分で“合い鍵”が出来上がった。


さっそく駐車場にある愛車のもとへ。


運転席のドアに“合い鍵”を差し込み回すが、ドアは開かない。


今までの鍵でドアを開け、今作った“合い鍵”でドアを閉めようとしたら、今度は閉まった。


助手席側のドアを試すと、今度は“合い鍵”で開けることはできるが、閉まらない。


エンジンはかかるが一番まわしたセルのところから、ONの位置に自然には戻らなかった。


「役に立たん合鍵やなぁ~」とぼやきながら店内に戻り,訳を話して再度作ってもらったけど,結果は一緒やった。


再び戻って訳を言うと,店員さんが車のとこまで出てきてくれた。


その現象を見て,また“合い鍵”を作ってくれたけど,今度の方がさらにアカンかった

「写真;阪神高速神戸道への分岐」

モモヤの饅頭

2010年08月29日 | グルメ
「桃栗3年、柿8年」と云いますが・・・


昨夜,家人が私に見せたいものがあるからと仏間に呼んだ。


何やろか?と思って行ってみると,お供えしてある戴き物の箱。


どうやら和菓子のようだ。


「まぁ~開けてみいよ~!」と家人が云うので,蓋を開けてみた。


箱の中には大きな饅頭が2個。


1つは色・形ですぐに柿やと分かった。


もう1つの茶色いのは???


顔を近づけ繁々観察。


やっと分かった! これ桃やんか!


せやけどこの饅頭,大きいにも程がある!


私の手の平くらいの大きさやあるやんか!


「こんなん,どこの店で作ってるん?」と聞くと,


「(大阪)布施のモモヤ知らんの? お母さん好きやったやんか!」と云われてしまった。


気になって「モモヤ」を知らべてみて分かったこと。


この饅頭の消費期限「柿3日間,桃5日間」やった。


急いで食べんとあかんやんか!


「写真;モモヤの饅頭」