しもちゃんのブログ(おやじブログ)

仕事に家族、趣味や料理など様々なテーマを
軽くさらりと時には愚痴るおじさんのブログです。

山へ行こう 横川編 Ⅰ

2011-06-30 23:20:28 | 旅路

さて、前回はトンネルの散策をしましたが、ここで元に戻って山を下って行きます。

横川駅まで徒歩で往復したら、普通は160分ほどかかります。しかし、膝の悪い我が家は、往復はできません。

めがね橋までのアクセスは、自家用車かタクシーです。横川駅からトロッコ列車が途中まで行きますから、そこか

ら徒歩で行くのも健脚家ならめがね橋まで行くのがいいでしょう。

さあ、車で下って行くと「碓氷湖」が右手に見えてきます。

1周1Kmちょっとのダム湖です。赤い橋が特徴で、1周回れる遊歩道があります。

横川駅-めがね橋間の唯一トイレのある場所です。元々、廃線跡の遊歩道でしかも山間を通っているのですから

トイレはありませんので、ここを利用しましょう。静かで落ち着いた雰囲気の場所です。

ここには第二トンネルがあります。旧国道18号線の下になるので通り過ぎてしまいそうですが、ここによると見るこ

とができます。アプトの道も旧道も合流します。

これも、明治時代に作られたトンネルです。向って右側は碓氷湖です。

ここ、碓氷湖の主「坂本ダム」碓氷湖側の外観です。ここは砂防ダムを発展させたもので、発電設備などはなく一定の

流れを作っているのと、土砂の流出を防いでいます。

もちろん、ダムの上は歩いて渡れます。 そばにはこんな記念碑がありました。

おなじみの「紅葉」 あ~きのゆうひ~に♪ と、知らない方はいないかもしれない歌。

どうやら、この沿線でできたようです。

信越本線「熊野ノ平駅」付近が舞台になったと書かれていますが、旧信越本線の駅で旧新線は変電所があるだけです。

しかし、上下線共に3個のトンネルがありまた当時のホームの一部も残っています。

現在、駐車場が整備中で立ち入ることはできませんが、1度は訪れてみてください。こんなところに鉄道を引いた先人の苦労

がわかります。

ここから、横川駅までは少しです。(車でのお話)

途中、温泉や旧宿場町、変電所跡(文化遺産に認定されている)などを通って「横川駅」に到着します。

軽井沢から車でノンストップで行くと約20分ほど。

20数年前の姿とは違ってきれいになっていました。

JR東日本 信越本線の終着駅です。新幹線が出来る前は、そこそこ駅前の散策をする方もいましたが、20年以上前は?

ほとんど通過するだけで、乗客はわずか。

私が訪れた時は、お話好きの駅員さんがいて気軽に声をかけてくれました。

まだ、「峠の釜めし」がこの駅だけで売られていた時でした・・・

今日はここまで。次回は完結編です(そう言っておきながら、完結したことが無い…)

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山へ行こう 碓井峠編

2011-06-22 22:35:49 | 旅路

さて、早々に軽井沢を後にし次に向かう場所は難所の道。

選手交代で私がハンドルを握る。軽井沢から横川までの碓井峠(うすいとうげ)は鉄道の難所でもあり道路もまた難所です。

現在は上信越道で一気に通過できるし、国道18号はバイパスもあり楽?に行けます。

ただしバイパスは急な坂道が延々と続きます。でも私が行くのは旧道で、大好きな道でもあります。

軽井沢-横川間にカーブが180か所あるんです。

そこをシフトレバーとアクセル、ブレーキを使い分けてのドライビング 右に左に、時には180度のUターンのような道。

妻は私の山道の運転に慣れていますが、娘のエルは初めての道で、踏ん張れよ! 私と妻の間に陣取っていつものパターン

踏ん張れ! そう言いながら、時々ぼすっと音が? 妻に落ちた?と聞くと落ちた と答える。耐えきれずシートからエルが落ちる。

この道はそれぞれカーブの部分に番号がついています。私達の目的は?「カーブ34」

ここには何があるか?知ってる方もいるでしょうね。

なんと今や駐車場まで整備されていました。

   無料の駐車場があった。

以前は車も止めるスペースが無いところに、立派な駐車場が出来ていた。30台位は止められるでしょうか?

ただし、トイレなし自販機なしの場所なのでご注意ください。

ここからは遊歩道も整備されていた。

旧信越本線の線路跡です。そこに訪れたんです。新設された300mの遊歩道を歩いて行きましょう。

駐車場の横は?

こんな感じです。森の中で、木の香りがあふれています。私たちが求めるのはこんな景色なんです。

遊歩道を進むと、沢がありました。

以前は車を置いて歩くことができなかったので、新たな発見でした。川の流れる音 いいですね。

さらに歩くと見えてきましたよ。

これが目的地の旧信越本線の「第三橋梁(通称めがね橋)」です。以前は写真中央の橋の下に延びる道に車を止めて

見るしかなかったのですが、遊歩道のおかげでこのアングルから撮影出来るようになりました。

これが全景です。トンネルの間にぽっかりと静かにそびえたつレンガ造りの橋。明治25年竣工です。左側が軽井沢方面です。

今は文化遺産として大切に保存されていますが、なんと上を歩くことができるようになっています。

カーブ34にありますが、通行量は多いですから充分に注意してくださいね。

じゃあ、上に登ってみましょう。「アプトの道」と名付けられた階段を上るとすぐ橋の上に出ます。

右のトンネルが軽井沢方向ですが、ここは立ち入り禁止です。ここから、横川駅までは旧線を利用したハイキングロードが整備されました。

横川駅までは4.6Kmですが勾配があるため下って行くここ「めがね橋」からスタートするといいでしょう。

橋の上はどうでしょう?

これが橋の上です。手すりも整備され、歩きやすいように砂利も取り払われました。

橋の上から見た、旧国道18号線で右方向に駐車場があります。先の写真は右下から撮ったもの。

反対側は?

今にも列車が走ってきそうなくらい、そのままに残っている信越本線新線跡。何度もここを通りました。

反対側からのめがね橋の眺め。

時々聞こえる鳥の声とレンガ造りの橋。ゆっくり時が流れます。トンネルに入ってみましょうか。

トンネル内部から見た橋の様子。深い緑に癒されます。

トンネル内部は明かりも整備されているので大丈夫。気温はぐっと下がり、汗が引いて行きます。足尾の時のような強烈な冷気はありません。

所々、漏れ出す水が落ちて来ますからご注意を。このトンネルは250mくらいですが、この先も続きます。

今日はこれまでにしましょう。次回は完結編?横川周辺です。日帰り旅行も近日アップしますね。

 

アメブロでは「ありがとう カップ麺」などと、またわけのわからないことやっております。

しもちゃん♪のブログ 

http://ameblo.jp/ec4851501/  こちらで、展開していますので、興味がある方はどうぞ。

 


山に行こう! 軽井沢編

2011-06-17 20:31:27 | 旅路

義姉の死 その後の色々なこと、残された息子達の世話、保険金の受け取りのために後見人の手続き…

5月からずっとめまぐるしく過ごしている我が家。

頭が一杯で、息抜きがしたい。ちょっとでも、自分たちの時間が欲しい。

そんなことを妻と話しながら、山に行きたい 自然に出た目的。

我が家の山に行くとは、登山ではない。景色を見る、林の中を歩く そう、森林浴が目的です。

川の流れる音 せせらぎもいいですけど、水の量が多い川 林の中、森の中を流れる川の音。

そして、時折聞こえる鳥の声。風に吹かれて、ざわめく木の囁き。これがいいんです。

でも?千葉にはいい場所がない。山はあれど、丘が大きくなったようなものしかない。

ふと 私は記憶がよみがえる。群馬県と長野県をまたぐ碓氷峠。20年以上前に訪れたけど、それからは行ってない。

妙義山、浅間山など千葉にはないダイナミックな景色。そして、旧道を走ると明治時代に建設された信越線の廃線跡が

見え隠れする碓氷峠が浮かぶ。

妻に話すと二つ返事で、行って見たい…  今や巨大ショッピングモールか、渋谷か原宿のようになった軽井沢。

おしゃれなショッピングは必要ない、洒落たレストランも関係ない。自然な姿が我々はすきなんです。

今回は車で、親子三人(当然エルも一緒)で関越道から上信越道に入りどうしても寄りたい横川SAへ。

なんで? ここにはあるものがある… と、杏さんの以前のブログを思い出し立ち寄ったのです。リニューアルオープンした

SAへ行くと… ない そう、そのあるものは上り線にあったのだ。それは? まあ、次回立ち寄った時にお話しましょう。

横川SA下り線のスタンプです。

気を取り直し、いざ軽井沢の街へ。碓井軽井沢ICから出たので、自然に軽井沢の町に出るのです。

途中、ゆうちょ銀行でお金をおろすため軽井沢駅前の郵便局に立ち寄ると?

おしゃれな建物の郵便局でした。ここでは軽井沢駅の様子を見に行ったのですが、新幹線開業で激変した駅。

20数年前に訪れた時は、静かな別荘地の駅 そんなイメージでしたが…

そんな新しい駅には全く興味はなく(スタンプは押してきましたけど)、周りを見ると旧軽井沢駅が移転保存されていました。

旧軽井沢駅を移築し、観光案内所と博物館を兼ねた建物に変わっていました。この建物が軽井沢の玄関だった。

内部は、フリースペースの案内所と有料の展示室に分かれています。フリーの部分はトイレも使用できます。

殺風景ですが、椅子もトイレもあり各種割引券なども置いてあります。ここは無料で自由に入れます。

大人¥200の入場券を買って、中に入ってみましょう。

上の写真奥が1階の展示場ですが、この部分は軽井沢-横川間

の鉄道の歴史や「草軽電鉄」の歴史などを展示する鉄ちゃんスペースです。興味のない方は100%、興味ないスペースで

すので、ご注意を。

さて、もうひとつの有料展示は?ここは一見の価値ありの場所ですが、2階になります。

軽井沢駅は、皇室の方々や外国人の要人など数多く訪れる場所でもありますから貴賓室があるのです。

列車が到着するまでのいわゆる待合室。そこに入ることができるんです。

座っているのは奥様で…

皇后さまと同じ名前ですが、皇后さまは足は組んで座りませんよね。

使える物はそのまま使い、忠実に再現したそうです。ソファーもそのままで、こうして自由に座ることができます。

座り心地は、並のソファーと違いふかふかでした。

 

でも、山は? そう言わず、後編で紹介しますから。

ここは駅だけではなく、ホームも当時の様子で保存されていました。これは嬉しかった。

保存されているホームは無料です。ここで、記念写真を1枚。

廃止前に走っていた機関車と、旧線を走っていた機関車が新幹線開業前のホームを残したところに展示してました。

我を忘れておおはしゃぎ  懐かしいな… 嬉しいな…

駅前には30分無料の駐車場があり、中軽井沢方面に行くと1時間無料の駐車場があります。駅前探検の方にはお勧めです。

今日は、ここまで。軽井沢は、旧軽の奥に行ったところが私は好きです。

人も少なく、自然が一杯で景色もいい でも、今回は20数年ぶりの訪問で下見のようなものですから、軽井沢はこれでおしまい。

車で、横川から行くとバイパスは急な上り坂が延々と続き、旧道はくねくねとカーブの連続です。

バスは横川から軽井沢を結ぶ便は1日、数本しかありませんのでご注意を。

 

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プチ旅行は、ぷっつり旅行

2011-04-15 23:05:46 | 旅路

13日、予定通り一人で出かける、プチ旅行に行って来ましたよ。

私のプチ旅行は?行先 その時の気分しだい。

今回もあてのない旅、でも遠くはなく近くでぶらりと気ままな日帰り旅。

目的地はありません、自分のお気に入りの車両が来たら、それに乗って終点まで行く。

遠くまで行く列車なら、途中で降りて駅前散策…

 

の、予定が!!

朝の千葉駅 発車案内を見ると8:47発 君津行きがお目当ての車両だ!

どんどん、旧国鉄の車両が消えていく千葉県の列車

これは乗るしかない、片道1時間で、ちょうどいい距離。

何に乗ったかって?まあ、ここでは詳しくは語りませんが113系と言う電車です。

特に今回乗ったのは、東海道線で見られたオレンジとグリーンの塗装の車両。

この電車に乗りました。

カメラとデジタルレコーダーを持って  走っている音を取るのもまた、私の趣味にひとつ。

時刻通りに列車は発車する。車内はそこそこ人も乗り、座ることはできないが、1時間は立つのは平気。

順調に列車は走り、春の日差しを浴びて進んでいく。しか~し、五井(ごい)駅を過ぎたら「電車が止まります、立っている方は

吊皮などにつかまってください」と、車内アナウンス。ん~、非常ブレーキ(急ブレーキ)じゃないから大丈夫かな…。

な~んて、思っていたら先の駅で人身事故が発生して止まったと案内が。はぁ~  出だしからこれじゃ…

でも、行き先が無い旅だし、日帰りで予約もないし、「まっ いいか」こんなもんです。

次のアナウンスでは「この列車は、次の姉ヶ崎(あねがさき)駅止まりになり、折り返し千葉行きになります」なんだって?

君津までは11駅、姉ヶ崎は5個目 ふぅ~ 「現在、げが人を救出しております」 生きてる?

それだけでも救いだ。しばらくして列車は駅に到着し、しばらく停車しますの案内が。時間通りだと9:04着ですが9:27頃に姉ヶ

先駅に到着。まあ、いいんじゃない。のんびり車内で待ちましょう、発車予定は10:12頃だと言ってるから、駅の写真や車両でも

撮って、いつもの缶コーヒー飲みながら誰もいない車内で一人の時間を過ごします。

何度か、次の千葉行きは〇時〇分頃発車しますと放送されていたけど、どうせ混んでるし、このまま行きましょ。

停車してから約1時間ほどしてようやく発車です。10:25頃でしょうか。

先に走った列車が、乗客を拾っていくので私の乗った列車はガラガラ。8両で20人も乗っていませんでした。

あえなく、千葉に戻りさあ、お次はどうしよう? もう、お昼になるな…

もうひとつ、今回は目的がありまして 駅弁を食べること それも、以前「何でもないこと」で紹介した「とんかつ弁当」を食べるのも

楽しみだったんです。 まずは人気のお弁当をGetすることから。 ありました  お昼時に駅弁なかったら話になりませんけどね。

さて、あとは食べる場所ですが、これもやはり列車に揺られて景色を見ながら食べたい~!

通勤電車じゃ駄目だし、4人で座るいわゆる「ボックスシート」がベスト 何だけど、ううううっ

しばらくないじゃん 1時間以上待つか、でもおなかもすいたし  ホームのベンチでいただきましょう。おひさまにあたりながら。

これが、以前紹介した「とんかつ弁当」ですが正しくは「トンかつ弁当」でした、すみません。 でも、こうして見ると駅弁でしょ!

¥480で駅弁はなかなかないですよ!!私の膝の上ですみません。さて、包装紙を取りましょ。

ね、「万葉軒」と文字は入ってるけど、こうしてみるとスーパーのお弁当でしょ。

昆布の佃煮、各切りのタケノコの煮物としば漬が入っています。さあ、いただきま~す。

とんかつの大きさは、普通にお惣菜で売られている物と変わりません。ソースがすでにかけてあるので、まずはこのままいっただきま~す。

サクサクじゃないけど、軽いソースの味がしみ込んでいい感じ。お肉は?薄いです。2mmあるかな?でも、このくらいが食べやすいかな。

御飯は、もち米が入っているのでもっちりしていて、さめても大丈夫。これは、駅弁の常識です。

でも、最近のはもち米は入っていないのも多いので、懐かしい味。タケノコの各煮?は割とやわらかく、でも歯ごたえもあっておいしいですが、

上側のはしば漬の、下側は佃煮の味もしみ込んで複雑… まさに「びみょ~なる味」でした。

ボリュームは?御飯が少なめで、ソースをどぼどぼかけると、御飯、おかわり~! になりそうです。

ちょっと雰囲気は物足りませんが、ごちそうさま。1度、外に出てぶらぶらと。 って、言っても普段から千葉駅周辺は周っているから、特にない

けど食後のお散歩さ。いつも、夜ばかり歩いているから明るい時もいいものです。

のんびり散策と休憩をしながら、千葉駅に戻ります。お次の列車は?

13:14発の「成東(なるとう)行」 片道約45分の旅。これもまた、旧国鉄の車両です。

今度は車内も空いていて、座席を確保。窓が開けられるので、いいんです。

快晴のお天気で、絶好の旅日和。今回は晴れ男の勝ち!春の風を浴びながらの旅はいいものです。

トンネルだってあります。ビルの谷間に高架線… そんな都会の景色は忘れましょう。

雑木林も抜けて行きます。こんな風景を見ながらの旅は車では味わえません。

だって、ハンドル握ったらわき見はできないし、奥様の運転じゃなおさらだもん。

景色も立派な、旅の小道具。

45分の旅もあっという間に終わります。後は、また戻るだけ。 そんなもん?

そんなもんです。私の旅は。長距離もいいけど、身近に気軽に美味しい景色が頂けるのも千葉県だから。

乗って、揺られて、景色を見て それで、満足な私なんですから。

 

今度は24日の日曜日に、また行きます。どっちへ?

中央線で甲府方面へ行っちゃおうかな・・・ 宇都宮から烏山線もいいな…