さて、早々に軽井沢を後にし次に向かう場所は難所の道。
選手交代で私がハンドルを握る。軽井沢から横川までの碓井峠(うすいとうげ)は鉄道の難所でもあり道路もまた難所です。
現在は上信越道で一気に通過できるし、国道18号はバイパスもあり楽?に行けます。
ただしバイパスは急な坂道が延々と続きます。でも私が行くのは旧道で、大好きな道でもあります。
軽井沢-横川間にカーブが180か所あるんです。
そこをシフトレバーとアクセル、ブレーキを使い分けてのドライビング 右に左に、時には180度のUターンのような道。
妻は私の山道の運転に慣れていますが、娘のエルは初めての道で、踏ん張れよ! 私と妻の間に陣取っていつものパターン
踏ん張れ! そう言いながら、時々ぼすっと音が? 妻に落ちた?と聞くと落ちた と答える。耐えきれずシートからエルが落ちる。
この道はそれぞれカーブの部分に番号がついています。私達の目的は?「カーブ34」
ここには何があるか?知ってる方もいるでしょうね。
なんと今や駐車場まで整備されていました。
無料の駐車場があった。
以前は車も止めるスペースが無いところに、立派な駐車場が出来ていた。30台位は止められるでしょうか?
ただし、トイレなし自販機なしの場所なのでご注意ください。
ここからは遊歩道も整備されていた。
旧信越本線の線路跡です。そこに訪れたんです。新設された300mの遊歩道を歩いて行きましょう。
駐車場の横は?
こんな感じです。森の中で、木の香りがあふれています。私たちが求めるのはこんな景色なんです。
遊歩道を進むと、沢がありました。
以前は車を置いて歩くことができなかったので、新たな発見でした。川の流れる音 いいですね。
さらに歩くと見えてきましたよ。
これが目的地の旧信越本線の「第三橋梁(通称めがね橋)」です。以前は写真中央の橋の下に延びる道に車を止めて
見るしかなかったのですが、遊歩道のおかげでこのアングルから撮影出来るようになりました。
これが全景です。トンネルの間にぽっかりと静かにそびえたつレンガ造りの橋。明治25年竣工です。左側が軽井沢方面です。
今は文化遺産として大切に保存されていますが、なんと上を歩くことができるようになっています。
カーブ34にありますが、通行量は多いですから充分に注意してくださいね。
じゃあ、上に登ってみましょう。「アプトの道」と名付けられた階段を上るとすぐ橋の上に出ます。
右のトンネルが軽井沢方向ですが、ここは立ち入り禁止です。ここから、横川駅までは旧線を利用したハイキングロードが整備されました。
横川駅までは4.6Kmですが勾配があるため下って行くここ「めがね橋」からスタートするといいでしょう。
橋の上はどうでしょう?
これが橋の上です。手すりも整備され、歩きやすいように砂利も取り払われました。
橋の上から見た、旧国道18号線で右方向に駐車場があります。先の写真は右下から撮ったもの。
反対側は?
今にも列車が走ってきそうなくらい、そのままに残っている信越本線新線跡。何度もここを通りました。
反対側からのめがね橋の眺め。
時々聞こえる鳥の声とレンガ造りの橋。ゆっくり時が流れます。トンネルに入ってみましょうか。
トンネル内部から見た橋の様子。深い緑に癒されます。
トンネル内部は明かりも整備されているので大丈夫。気温はぐっと下がり、汗が引いて行きます。足尾の時のような強烈な冷気はありません。
所々、漏れ出す水が落ちて来ますからご注意を。このトンネルは250mくらいですが、この先も続きます。
今日はこれまでにしましょう。次回は完結編?横川周辺です。日帰り旅行も近日アップしますね。
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