宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

能力

2006-08-02 23:35:31 | 悩み
 今日は修善寺に修理機を届け、御殿場で新規のお客様との商談、というハードスケジュールだった。しかしながら、2時間をかけ、機械が圃場までの道を通ることができるかをお客様と一緒に検証しながら見事商談成立!しかも、先月来場頂いた展示会の時に見積もりを出した機械から2グレード上の機械での成約、となったので非常に嬉しい限りである。

 そんな中、昼前から何度かこのブログのレギュラー(!?)パニ親方から携帯に着信していたが、月曜日に営業所の事務員さんに悪態を突いたことに激怒している私は放置することにした。

 実は今日成約頂いた機械と同ランクの物をパニ親方は商談し続けているのだが、実に昨年秋から3度の展示会いずれでも成約に至っていない。それも仕切価格を安くしている展示用の機械を3度とも同じ方に商談しているのに、である。(余談だが、3度目は勝手に仕切率を下げて失敗している。あんた何様!!)

 どんなに偉そうにしても、所詮パニ親方は私の年間売上げの1/60しか寄与していないし、他メーカーを含めても昨年はトラクターを1台、田植機を2台しか売ることができなかった人間である。1/60というと、ミニカーのトミカを思い出す。車1台に対するトミカ1台。それが実際の能力とは。人間、社会人生活の最後になって一人にされ、実力を晒されることの惨めさを改めて感じた一日だった。

 つくづくこういう人間にならぬよう、心がけたいものである。

 明日は名古屋の本社で部の会議。そして、20日付での退職に関しての手続きの一日となる。暑く、長い一日だろう。