「今日から12月、12月といえばクリスマスケーキ…」今を去ること22年前の今日、自分が所属していた大学の吹奏楽団 第5回定期演奏会でMCがこう語り、「せり」から上がってきた大黒様もといサンタクロースに扮した指揮者の棒で演奏したのがこの曲、ルロイ・アンダーソンの「そりすべり」である。
それ以来、久しく演奏していなかったが、自分の楽隊で16日(土)の依頼演奏にて演奏することになり、練習を重ねている。そして楽譜を眺めてみると…実に奥が深い。たった3分足らずの曲なのに常に音の出し方に気を使わないといけないし、テンポはキープ、和音もシビア。何度もアンダーソンの曲を演奏してきたが、共通している小曲なのに大曲、とでも言うべき構成の妙と基本に忠実な音作りの難しさを毎回感じている。
どうも日本のクラシック愛好家はアンダーソンを軽視しているようだが、奏者の立場からするとチャレンジしがいのある作曲家である。2008年は生誕100年。より多くの方に年末の「そりすべり」だけでなく、多くの作品に触れていただきたいものである。
アンダーソンをよく聞いてみたい、という方はこちらをどうぞ。
それ以来、久しく演奏していなかったが、自分の楽隊で16日(土)の依頼演奏にて演奏することになり、練習を重ねている。そして楽譜を眺めてみると…実に奥が深い。たった3分足らずの曲なのに常に音の出し方に気を使わないといけないし、テンポはキープ、和音もシビア。何度もアンダーソンの曲を演奏してきたが、共通している小曲なのに大曲、とでも言うべき構成の妙と基本に忠実な音作りの難しさを毎回感じている。
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