宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

行きつけ

2007-09-15 23:48:59 | ブログ
今日の午後は実家近くの子育て支援センターでの依頼演奏。自分の息子と同年代の子どもたちがたくさんいる中での演奏だったが、楽しんでもらえたようで何よりだった。

 そして、夜。ある市内の書店に向かった。ネットの地域情報でその書店が閉店するとの情報があったので、自分の目で確かめるためだったのだが…。

 情報は真実だった。それも今日限り。大学を出て今日まで、20年間ずっと世話になってきて、元職時代は自主事業の前売り券を一番売ってもらった書店だっただけに、つらいものがあった。そして、社会人になってから最も情報を得た場所であることは間違い無い。

 最後の一冊をレジに持っていくと、顔なじみの店長さんに挨拶され、もう言葉が無かった。昨今、雑誌の旧廃刊のニュースが多いが、自分が読んでいた雑誌も廃刊になったものがいくつかある。と、いうことは店への貢献度も…。そして、近くに中学、高校、専門学校、大学があるというのに…。今の10代は「本」を読まないのだろうか?

 寂しいが事実は事実として受け入れるしか無い。感謝の気持ちで店をでるのが精一杯だった。


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