宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

秋の休日(その2)

2006-11-05 23:45:44 | 日記・エッセイ・コラム
Mh40
 今週は世間的には3連休ということだったが3日は出勤日(製造業に祝日はほとんど無い…)ただし息子は幼稚園の「遠足」、4日は近所であった古巣の蔵出し(何だそれは?)に行くつもりだったが、同行予定の知人に急用が入ったため、恒例の(!?)土手散歩をし、ちょびっと専門書を読んで「復習」し、夜は楽隊の練習、ということでまたまた安近短コースを辿った。

 実は、今週末は某リニア試乗と某GT戦ご招待に応募し、ラッキーだったら便乗コースを狙っていたのだが、世の中はそんなに甘くはない。と、いうことで今日も安近短で楽しませて頂いた。

 午前中は市の消防フェスティバル。9日から秋の火災予防週間ということで、その広報を兼ねたものだが、かつての消防団員時代は大事なイベントだった。なぜなら…日本で2つしか無いと言われる消防ラッパ隊(信号ラッパですね)によるドリル奏法があり、ラッパ隊員として3年間務めたためで、今年は久々に奏法を見ることができた。

 もっとも、息子の興味はレスキュー隊員の体験コーナーや、消防車の試乗であり、たまたまコーナーを担当していた高校時代の同級生に指導(爆)頂いて無事にロープブリッジ渡過をクリアしたのだが…ポンプ車に試乗した後、調子に乗って2度目にトライしたのにはびっくり!「採用してやるよ」という友人の冗談に思わず笑ってしまった。

 消防車の試乗はポンプ車と梯子車。梯子車は最大40mを20mまで伸ばしたバスケット(梯子先端のカゴ)に試乗できるのだが、高所恐怖症かつ今となっては製造メーカーの人間ということで、興味深そうな息子をポンプ車の方へ並ばせた。

 ポンプ車は市内の消防団に所属する何台かが動いているのだが、ふと見るとかつての所属分団の車両もあり、順番をわざわざ待って古巣(!?)の車両に乗せてもらうことになった。車両は退団後に更新され、新型になってはいたが現役にOBであることを告げると、サービスで(!?)ちょこっとサイレンまで鳴らしてくれ、息子は大喜び。2度目のロープブリッジを終え、会場横を走り抜ける500系新幹線を見て会場を後にし、午後は途中甥っ子を拾って隣接の森町で祭見物。またスイッチが入りそうな気分で休日は過ぎていくのであった。