この連休は読書三昧。貧民のことを歴史から取り上げる塩見鮮一郎氏の新刊本「戦後の貧民」ともうずいぶん前になりますが阿部彩氏の「弱者の居場所あgない社会」を読みました。貧困と居場所について特に考えさせられました。世の中は強いものばかりに目が向いて、政策も一億総活躍社会と名前だけが踊っていますが、弱者切捨ては目に見えています。大きな数字に目が向くということは小さな一人ひとりには目が行き届きません。弱い立場の人々は歴史的にも常に切り捨てられてきました。弱い立場の小さな一人ひとりの生の声を聞き目を向けていくことが人間的に豊かな社会をつくることができるのではないでしょうか。
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