足尾鉱毒事件の解決に奔走した田中正造が勝海舟に支援を求めに会いに行ったとき勝海舟は「百年後の総理」と揮毫して田中正造に渡します。苦しんでいる被害民のために奔走する田中正造こそ総理大臣に値するという意味でしょう。田中正造は国会議員の立場で足尾鉱毒事件の問題解決にあたりましたが、国会議員では難しいと感じると議員を辞職して天皇に直訴します。最後は無一文になって被害民の地に入り政府に体を張って訴え亡くなっていきます。まず田中正造のような政治家になりたいと言う人は現代にはいないかもしれません。それだけ現代に田中正造のような政治家が必要なのかもしれません。
goo blog お知らせ
プロフィール
最新コメント
- サムライグローバル/小さくても受け皿を用意して続けるー吉田松陰記念北千住がん哲学外来カフェ
- アシェラッド/ボロボロの人生の中で歴史を楽しむ
- 舶匝/どうも人間がシステムに誘導されているようだ
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 舶匝/空っぽの器ーメディカルカフェの意味を考える
- 前世占い師エティース/HPVワクチン被害者の生の声を聞いて
- もののはじめのiina/三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)の明治の生き方
- 舶匝(@online_checker)/昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点
- 舶匝(@online_checker)/新しい生活様式は歴史と哲学から
- 舶匝(@online_checker)/歴史から見る危機の脱出ー松平定信・上杉鷹山