次回の寺子屋江川塾では三人の明治のジャーナリストを取り上げます。その三人とは福地源一郎・陸羯南・徳富蘇峰です。私も名前だけは知っていましたが、ほとんど知りませんでした。寺子屋江川塾では参加者から次回に取り上げる歴史上の人物の希望を聴きながら進めていくのですが、今回取り上げる人物の本は本人が書いたものが2冊だけで新しく本屋で買い求めたものがほとんどです。しかし読み始めて見るとこれが面白いです。三人とも明治の反骨精神を持ちながらも、それぞれ明治政府との関わり方が違います。権力に闘い続けた陸羯南、権力と調整しながら近代日本史を描いた徳富蘇峰、明治政府の御用記者にもなり言論活動を開花させた福地源一郎と様々です。なぜそのように様々なのかーその人物の生涯を見なければ分かりません。ー歴史上の人物の生涯を見ながら現代の生き方を考えるーそれが寺子屋江川塾です。
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