
昔の本を読み返してみました。その本の題名は「血液の物語」。薬害エイズを振り返ろうと本を読み直しやはりこの本に行きつきました。今年は薬害根絶デー20周年もありその始まりは薬害エイズの反省からスタートしています。想えば私が前職の仕事で調べていた時、ある問題の血液製剤に出会いました。いろいろ調べていたのですが人を通じて薬害エイズ被害者に出会ったとき、その問題の実態が鮮明に映し出されました。知識だけではなく実際に当事者に出会うことにより理解が深まりました。この「血液の物語」には血液の歴史が語られています。薬害エイズの原因となった血液製剤の問題やその製剤を作った製薬企業は第2次大戦中に人体実験をした731部隊であることも書かれています。問題の事柄は歴史的に検証することは大切です。薬害エイズが忘れられようとしている今、薬害エイズを学び薬害根絶のために薬害根絶デーを準備していかなければなりません。
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