笑顔の江川

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勝海舟の会の歴史探訪の下見

2025-02-24 19:52:32 | 日記
今日は春に行われる勝海舟の会の歴史探訪の下見に一日中かけて確認して回ってきました。勝海舟ゆかりの地の候補地を選びながら実際に現地へ行き確認すると同時に探訪コースを回り時間配分や夕方の懇親会場選びまで都内をぐるぐると回ってきました。候補地での関係者の聞き取りや車移動での駐車場確保などの重要な要素で下見の大切さをあらためて感じました。勝海舟の足跡を追いかけて歴史探訪の参加者に勝海舟気分を味わってもらうために準備を進めています。
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貧舟の歴史人間学ー江原素六との出会いー人生における歴史上の人物との出会い

2025-02-23 15:11:51 | 日記
もう何年前になりますか、ちょうどコロナ渦が始まろうとしていた時期でした。勝海舟の会の方からお誘いを受けて沼津の明治史料館に行くことになりました。あの当時は遠距離は控える傾向にありましたので少しは躊躇しましたが歴史好きの私にとっては行ってみたいところでありました。沼津の明治史料館は明治初期に徳川家が駿河藩として移封になった時に駿河藩士のために建てた沼津兵学校跡地に立っています。この沼津兵学校の創設に関わったのが江原素六でした。それまで江原素六のことをあまり知らなかった私は史料館を鑑賞する中で江原素六と関わった人物として矢島楫子の名前を見つけました。矢島楫子は私の尊敬する明治の女性活動家でキリスト教運動や女子教育の分野で活躍した人物です。ここで江原素六と矢島楫子の接点を見つけ江原素六に大変興味を持つようになりました。歴史上の人物の出会いは、また現代における歴史上の人物との出会いでもあり人生の出会いとなって大きな意味を持ってくるものと感じています。
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寺子屋江川塾ー今回のテーマは松平定信ー性格が人生を左右する?

2025-02-22 20:28:50 | 日記
今日は寺子屋江川塾38回目、テーマは松平定信。江戸の三大改革の一つ寛政の改革を実行した老中首座ですが、老中の在籍期間は6年という短い期間でした。天明の大飢饉で全国に一揆が広がり幕府のおひざ元の江戸でも打ちこわしが発生して老中田沼意次が失脚、一時政治の空白がおきますが、白河藩主として一揆をおこさない仁政を行った松平定信が30歳の若さで老中首座となり貧困対策など寛政の改革を実行しました。しかし、倹約を徹底しその実直すぎる性格が周りから厳しすぎると依願退職に追い込まれました。実に36歳の時で72歳まで生きた生涯で半分のところでした。その後は白河楽翁と呼ばれ学問や趣味の世界で生きました。人生は分からないもので性格が左右したのではという分かち合いの時間でした。
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貧舟の歴史人間学ー愛する日本史

2025-02-20 22:45:47 | 日記
残念ながら戦争、紛争、災害、貧困、社会問題といつの時代も起きています。これを解決するのは人間愛でしかない!
日本も一見平和のように見えますが、今も様々な社会問題が起きています。人はどおして問題を起こすのでしょうか。歴史は人が創るから繰り返すーでは問題だけ起きているのではなく解決もしてきました。解決する糸口は人間愛でしかないでしょう。
日本の歴史をみても紛争から解決の糸口は人間愛です。対立したもの、敵対したものをつながり直すーそれは人間愛です。そんな愛する日本史を探ってみようと思います。
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貧舟の歴史人間学ーいつの時代もストレスに悩まされるー歴史の中のストレス解消法

2025-02-19 17:09:47 | 日記
いつの時代も人というものはストレスで悩まされます。相対する人と人との軋轢ー対立する人と人の間に入って物事を進めるときなどは大変なストレスを感じ身体が蝕められます。
幕末から明治にかけて生きた勝海舟は正にその人と人との軋轢の中に生きた人物でしょう。しかし勝海舟と言う人物はこのストレスをうまく利用した人物のようです。幕末には長州征伐で対立する幕府と長州の間を幕府側の使者として取り持って和解交渉して和解は成立したものの上司から敵である長州とつるんでいると疑われ左遷されてしまいます。ストレスを感じるというかたまったもんではありません。正にストレスが溜まる状態。しかし勝海舟はここからが人と違います。悩むどころか暇が出来たと喜んで大坂から江戸に帰り好きな読書に専念するのです。ストレス解消法のキーボードは好きなこと楽しいことに転換すること。
同じ時期、大坂城には長州征伐の問題で14代将軍の徳川家茂がおりました。この方は歴代将軍の中でも純粋無垢の癖のある勝海舟でも惚れ込んだ人物でした。このころの幕府は朝廷と上手くいかず徳川家茂も幕府と朝廷の中の軋轢に悩んでいました。まじめな人物だけに当然ストレスは大変なものだったでしょう。残念ながら21歳の若さで亡くなってしまいますが過度のストレスが原因ではないでしょうか。こんな時に大坂城にいた徳川家茂の心を和らげたのが勝海舟です。悩んでいる若き将軍を海に誘い出し軍艦に載せて大坂湾を巡行しました。勝海舟が上手いのは軍艦に乗って上機嫌になった徳川家茂に神戸海軍操練所の計画の許可をこの時にもらったのです。徳川家茂のストレスもこの時に少しは解消したようです。
歴史の中のストレス解消法を考えながら悩める今を生きてみてはいかがでしょうか。
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