「人は何事によらず、胸の中から忘れ切るといふことが出来ないで、始終それが気にかかるといふやうでは、なかなかたまつたものではない。いはゆる座忘といつて、何事もすべて忘れてしまつて、胸中濶然として一物を留めざる境界に至つて、初めて万事万境に応じて、横縦自在の判断が出るのだ」(勝海舟「氷川清話」より)
周りから始終、やることなすこと批判ばかり浴びせられ孤立無援の状態に至っても勝海舟が、江戸城無血開城を成し遂げ江戸庶民を救ったのも、この心境であったからでしょう。周りのことばかりが気になり右往左往するようでは何事も為し遂げられません。まだまだ修行が足りません。
周りから始終、やることなすこと批判ばかり浴びせられ孤立無援の状態に至っても勝海舟が、江戸城無血開城を成し遂げ江戸庶民を救ったのも、この心境であったからでしょう。周りのことばかりが気になり右往左往するようでは何事も為し遂げられません。まだまだ修行が足りません。