昨年暮れより神谷美恵子の「生きがいについて」を読み様々な方からご意見をいただきました。神谷美恵子はハンセン病に深くかかわり、勧められて今「ハンセン病とキリスト教」を読んでいます。人は立場によって見方、考え方が違ってきます。この本を読んで多くのことを考えさせられています。薬害問題に関わる中でも様々な人々が様々な見方、考え方を持っています。その一人ひとりの出会いを大切に活動を続けていきたいと思います。
今日はお茶の水のクリスチャンセンターのがん哲学外来メディカルカフェに参加してきました。がん患者さんの生の声を聞きながら、その人その人の立場、状況に違いがあります。がんという同じ病気であってもそれぞれに受けとめ方は違います。その一人ひとりのがん患者さんの生の声の重さを感じました。
「福沢がこの頃、痩我慢の説といふのを書いて、おれや榎本など、維新の時の進退に就いて攻撃したのを送つて来たよ。ソコで『批評は人の自由、行蔵は我に存す』云々の返事を出して、公表しても差支へない事を言つてやつたまでさ」(勝海舟「氷川清話」より)
福沢諭吉が幕臣であった勝海舟や榎本武揚が明治政府の役職に就いた批判をしたものに対する勝海舟の言葉ですが、自分自身の行いに信念を持つことを教えてくれます。
福沢諭吉が幕臣であった勝海舟や榎本武揚が明治政府の役職に就いた批判をしたものに対する勝海舟の言葉ですが、自分自身の行いに信念を持つことを教えてくれます。
「無為にして閑寂たるといふことは、大いに為すあつて、しかる後にやるべきものか、おれは少し惑ふが、しかし今の人は、なぜこんなに擾々として、自から事を為さうとするものが多いのだらう」(勝海舟「氷川清話」より)
昔も今も事を為そうと声ばかりが大きく実際に行う人は少ないようです。私も行いが足らず反省の日々です。勝海舟に学び閑寂にして事を為すことに心がけましょう。
昔も今も事を為そうと声ばかりが大きく実際に行う人は少ないようです。私も行いが足らず反省の日々です。勝海舟に学び閑寂にして事を為すことに心がけましょう。
今日は北区で活動するボランティア団体の交流会が北区王子の北とぴあのペガサスホールで行われ参加してきました。参加団体は37団体が参加して交流を深めました。私は薬害エイズを考える山の手の会と渋沢栄一記念がん哲学外来の2つの団体紹介で演壇に立ちました。他の団体の参加者からエイズのことやがんのことなど質問を受け交流会に参加しての意義を確認できました。