昨日の日経紙1面の記事は第一生命の割安保険参入だった。
9月末までに損保ジャパンから生保子会社を買収、低価格帯の商品を本体以外のルートで販売することにより外資系などの新興勢力に対抗する。
新会社は(給付対象を絞ることにより)保険料を2〜3割安くし顧客管理システムも身軽なものにするというのだが最近も全国紙で某大手生保の手厚い対面対応を強調した全ページ広告を目にしたばかりなのでちょっと場違いな感じもする。
それだけ今回の決断は苦渋に満ちたものだったろう。
そういえば一昔前、生保業界はこぞって(子会社方式で)損保業界に進出、損保業界は逆に生保業界に打って出た。
その結果が今日のような状況を生んでしまった。
保険業界の整理再編はまだまだ続くハズだ。