大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ」が新たに新テーマパークを建設するという。
それも現在地が拡張用地に乏しいため遠隔地に新設するというから驚きである。
というのも消費単価1万円近くのテーマパークは商圏が広いため狭い日本での複数設置はグループ内競合が危惧されるのだ。
現在候補地はTDLのある関東地域、USJのある関西地域を避け九州・沖縄や東北地方を検討しているとのことだが今度は日帰り圏の定住人口も気になる。
ただ今後10年、20年のスパンで考えればモノ消費に比べコト消費が大きく伸びそうだし人の行き来も大きく変わりそうだ。
海外からの観光客だって大幅に増えるはずだ。
というわけで従来からの常識に囚われれば今回の事業計画はとてつもなくリスキーだがパラダイムシフトを考慮すればビジネスチャンスは十分残されているだろう。
それにしてもUSJの事業体に大阪市、大阪府は入っていなかったっけ?
拡張余地がなくてこんな展開になるとは正直予想もしていなかった。