グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

とりあえず将棋の棋譜作成はAIにお任せしよう

2019年06月21日 | 政治・経済・社会問題
将棋連盟とリコーが将棋棋譜の作成システムを共同開発、近く本格導入を目指すとのことだ。
将棋の棋譜作成は地味な仕事で従来担当していた奨励会会員も大学等の進学率向上で人手不足になっていたというからこれはまさに「渡りに船」だ。
今回のシステムは盤上の動きを天井のカメラで撮影、映像記録をもとに棋譜を作成するというものだがこれだけなら何もAIなどに頼らなくとも自動作成などできそうなものだが問題は対局棋士が前のめりになってカメラを遮ってしまうことがあることだ。
そこからがAIの出番だ。
遮ってしまってからの指し手をAIが解析し棋譜を作成する、これがAIの真骨頂である。
ただ棋譜はプロ棋士の公式対戦記録だからAIが棋譜を作成するといっても最終的に棋士相互の確認行為が必要になる。
何かゴルフ競技のホールアウト後のアテストみたいだねぇ…。(笑)
昨今「AIがどの程度ヒトが行ってきた業務を代替するか」が大きな関心事となっている。
上記の例のように単純化される業務は間違いなくAIにとって代わられるだろう。
ただ世の中にはコンピュータ類やAIなどでは容易に置換できない創造的な仕事や対人業務が多数ある。
AIに任せられる仕事と人間に委ねなければならない仕事をいかに分別・整理しコストパフォーマンスの最大化を実現するか、これがあらゆる競争社会で問われることになろう。

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